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「じゃ、いちごパフェ」

「それは主食でない、デザートじゃ」

「だって俺の食いてーの。食べたい」

「ミートソースが確か冷蔵庫に…」

「月詠さーん、俺の意見は無視?」

「銀時、洗濯機を回しておくんなし」

「…へーい」

それぞれがベッドから離れ、目的地へ向かう。


「シリアルに、いちごは…あ、あった」


どうせ作るなら、飼い猫が喜びそうな程に凄いものを作ろうか。

そしてご飯を食べ、洗濯を干したらまた沢山構ってあげよう。


「(あ、そうか)」


妙に納得してしまう理由が判った。

そう、今日は日曜日。

一日中一緒に居られる日だから。





2010/7/11

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