梵
銀時、銀時。
もしわっちが花魁の身を捨てて。
何処か遠くにつれていって欲しいと請うたなら、その時は共でありんすか?
そんな夢を視たことを、わっちが朝になった時にはとうに覚えていない。
マヤカシ?本望?
そんなことを考えもせず、出来る筈もなく。
今日もきらびやかな着物に袖を通し、化粧をして座敷へ上がるのです。
2010/05/11
[ 13/23 ]
[
*prev
] [
next#
]
[
mokuji
]
[
しおりを挟む
]
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -