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第4回BLove小説・漫画コンテスト応募作品募集中!
テーマ「推しとの恋」
- ナノ -


ショコラより愛を込めて!


結局。あの後それぞれが本命に送るべく買いに行ったのはマカロン。


サクラからサスケへは、ジャン・ポール・エヴァン。

「これ…全部チョコレートなのか?」
「うううん♪コーヒー風味のもあるんだよ?」
「…カリカリしてる」
「それ、砕いたカカオがまぶしてあるんだって!」

パッケージの焦げ茶色にブルーのラインも、サスケのイメージにぴったりだ。



いのからサイへは、ラ・デュレ。

「…毒々しい色だね」
「そう?カラフルだけどどこかシックで美しくない?」
「この色…薔薇の…?すごい薫りだ…」
「そこに気づくなんて!さすがサイくん♪」

唐草文様も美しいパッケージは、今回はいのが選んだけど、近々2人で行ってみるつもりだ。



ヒナタからナルトへは、ピエール・エルメ

「うわ!すご!美味しそう!んでもってキレイな色だな♪」
「き、気に入ってくれた…?」
「もっちろん!うまーい♪色んな味あるし楽しー!ありがとな!ヒナタ!」
「よ、よかった…こちらこそ…ありがとう…ナルトくん」

お菓子らしいバラエティに富んだ色と味に、ナルトはすっかりご機嫌のようだ。


彼氏用に、と用意していたショコラは…

「こっそり食べるか…自分たち用に!」

なんて言いあっていたのに。

結局は、

「ね、これ、どう?食べてみない?」

と、それぞれ彼氏と一緒に楽しんだのでありました…




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