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あとがき


こちらは、週刊少年ジャンプに4月頃掲載された前世ネタを読み、どうしても我慢出来なくなって書いてしまったものです。
今回最新コミックス(70巻)に該当部分が収録されたことで、サイトに載せてもいいかな…と判断させて頂きました。

当時は…コミックスに収録される頃には見当違い甚だしい話になるかもなぁなんて思っていたのですが…

ま、まさか転生者であること以外一切触れることなく現在に至っているとは…想像しておりませんでした…
 
私が勝手に設定しました、「ハムラの娘・摩利支=ヒナタ」への補足説明。
「摩利支」とは「摩利支天(マリシテン)」のことなのですが、実は「天」をつけてしまうと仏教限定の意味合いが強くなってしまうのでわざとはずしました。
「摩利支天」は、陽炎とか幻とか、目に見えぬものを神格化した神さまで、暁の女神「ウシャス」を原型にしているという説があるそうです。

*インド神話の神様というのは、インドの土着の神様(ヒンズー教など)が仏教にとりいれられ、中国に渡った際に漢字表記が与えられ(意味によるものと、音写によるものとがある)、日本に渡ってきた際には日本神話の神様と結び付き…といったように、起源を遡ると際限ない神様がたくさんたくさんいらっしゃいます。

アスラ、インドラにあわせて、漢字表記を持っていて、起源がインドにある神様で、出来れば女神で…という条件から選びました。

ナルトとサスケは前世からの因縁のあった関係だった、という設定が明らかになったわけですが、そこへヒナタを絡めたいと思ったのは、カグヤが白眼で日向を思わせる容姿だったことと、「うちはの源流は日向」設定の回収があるか?!と期待したことの両方からでした。
今のところその辺りは全く触れられてもいないわけですが…(泣)

「ナルトとサスケがそうだったように、サクラも前世からの因縁があった!」という設定を望む声もあるようですが、私としては、サクラは前世とはなんの関係もない新しい縁の子で、それがゆえに2人の兄弟の長きにわたる確執に終止符を打つ存在となる…!ほうが、ごっつい燃えるな!!!と思いまして。
今回そういう役割の子なのだと書かせてもらいました。
サスケ(=インドラ)はサクラ(=愛してくれる女性の出現)によってやっと、そして初めて救われる…
素敵じゃないですか?!

この作品の行く末と原作の先行きが気になりつつ…
上記のような事情でうまれた作品であることをここに書かせて頂きます。
ご了承くだされば幸いです。

2014年夏 ちゃくら。




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