危険人物につき


※会話文多め


「さーのーさーん」

「こら、はる、」

「やめて!引き剥がさないで!あたしと左之さんとの愛の絆を!」

「はいはいわーったから離れてくれねぇか?」

「いや」

「はぁ、はる。やだって言ったってなぁ、」

「や」

「…そうやって煽るんならもう知らねえぞ?」

「え?」

「意味、わかんねえ訳じゃねーだろ」

「ちょ、ちょ、まっ、てさのさん、ひゃ、」

「誘ったのはそっちだぜ?」

「、っん!」


壁と左之さんに挟まれたあたしは逃げ道もなく、両手を掴まれて左之さんに口内を犯された。


「…ま、こうなるって分かったら煽らねえこったな」




赤色の彼を誘惑せよ
(無防備にも程があるぜ?はるちゃんよォ)









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