原田左之助の場合



…見てらんない!やばいぞこれはやばいぞ。なんて破廉恥なんだ左之様!


だめだめ触っちゃいけませんよ。落ち着けあたし。鼻血なんか出てない。これはケチャップだ。

よし。おやすみなさい。


朝5時左之さんの布団にて就寝。一分後起床。左之さん気付くの早いです。

いや、今回はあたしがくるのが遅かったのかな。左之さん結構早起きだし。

しばらくの間は狸寝入りで左之さんの反応楽しんでましたよ。


でもねあろうことか左之さんがあたしに乗っかってきた。これは、もう逃げ道ないよね。


『お、おはようございます』

「はよ。早速だが質問いいか?」

『何なりと!』

「此処は誰の部屋だ?」

『原田左之助様の部屋です。』


少し落ち込み気味のあたしを見て左之さんはため息をついた。


「別に怒ってる訳じゃねーんだぜ?ただ、少しは意識して欲しーんだよ」

『…はい』

「…はる、顔上げろ」


言われるがまま顔を上げたらおデコにキスされた。思考停止再びピーマン状態。


あたし絶対おデコ洗わない。


そして左之さんはあたしからおりた。しぬかと思った。鼻血大量でしぬかと思ったよまじで。


『左之さん恐ろしい』

「お前も十分怖ぇーよ。夜這いならぬ朝這いか?」

『ちがいますドッキリ左之たんです。』

「阿呆っぽいな。」

『失礼!』


あたしが叫ぶと左之さんは優しく笑ってあたしの腕を引っ張った。


「ほらはる、行くぞ。」


そう言って手を伸ばす左之さんの手を取って広間へ行った。



(左之さんあたしのおデコきっと妊娠したね。)
(…俺を何だと思ってんだ)
(歩く18禁!)


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