藤堂平助の場合


…むぎゅ。


平助の部屋に入った途端に平助の可愛さに萌えたので抱き着いた。そしたら寝ぼけた平助も抱き返してくれた。可愛いなコノヤロー。

平助は起きるのかなり遅いから暇だなー。って思ったあたしは平助の頬を抓ったりつついたり睫毛でみつあみ出来るか挑戦してみたりして時間を潰した。

勿論みつあみは出来ませんでした。


…にしてもこのちび、よく寝るなぁ…。そろそろ誰かが起こしに来そうなんだけど。総ちゃんに見つかったらやばいんだよね。僕意外にやっちゃダメっていわれちゃったから。軽く、叩いてみるか。

『おーい平助ー』

「………ぅー…二日酔い…ぉぇ」

『こらこら下品な声出さないの』

「……!?」


気付くの遅いなこの子。


『おっはー』

「いやいや、なんでお前居るんだよ」

『いいじゃんいいじゃん』

「よくねーよ」


そんな顔真っ赤にされて言われてもこ怖いっていうか可愛らしいぞ。本当に平助は犬だよねー。とか思って平助の頭撫でたら子ども扱いすんなって怒られた。


でも振り払わないところあたりが好き。


「お前いつもこんなことしてんのか?」

『暇人ですから』

「…今日巡察一緒に行くからもうこんなことすんなよ?」

『やっふーい!平助だいすきいいいい!』

「…ひ、広間行くぞ!」

『はーい』


平助ってば照れ屋さんまじ可愛い。



◎結果
可愛くて優しくてそして可愛い。

(平助寝言言ってたよ!)
(は!?)
(冗談だよ)



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