斎藤一の場合



『どっひゃー!』

我が天使一きゅんの寝顔ビューティフルすぎる!

いや違う違う早く布団に入らなきゃ。一くんは誰よりも起きるの早いんだから。


静かな寝息をたてて寝る一くんはまだ起きる気配がない。よし。あたしも少し寝よう。

そう思って眠ったら仮眠どころか寝過ごした。つまりは反応を見過ごした。


「はる、起きろ」

『んー…あと、ちょっ…と』

「…何故此処に居るのだ」

『…ん………ハッ!』


この時のあたしの脳味噌はマジでピーマンだったと思う。何も入ってない、空っぽ。


『一くんおはよ』

「ああ、おはよう。」

『びっくりした?』

「それは、まぁ…」

『やっふい!それが目的だったのだよ!特に意味はない!』

「…そうか…。だが、その、男の布団は、危険だと思うが。」

『大丈夫だよ!一くん信じてるから!』


そう言うと一くんは照れたのかそっぽを向いて、着替えるから出ててくれるかって言った。



◎結果
可愛すぎて萌えハゲちゃった。

(…はる、鼻血が出ているのだが…)
(ふぎゃ!)
(大丈夫か?)

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