土方歳三の場合
朝3時、いや、深夜と言うべきだろうか。土方さんの布団に潜りこんでみる。
余程疲れて居るのか、それとも殺気を感じられないからか、全く起きる気配がない。
それを良いことに、布団にゆっくりゆっくり入っていった。
『よし』
潜入成功。
何故、あたしがこんな事をしようかと思ったかっていったらなんとなく、ですな。取り敢えず、前田はる幸せです。
そしてあたしもうとうとしてきた。瞼さんがおりてきた。そこであたしの意識はShattodaun。土方さんより早く起きないといけないので取り敢えずは仮眠としよう。
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――――――――…
朝4時ちょっと過ぎに目が覚めた。そろそろ土方さんも起きるんじゃないかな、と思いうきうきしてた。
その数分後、土方さんが動き出した。そしてあたしも寝たフリを始めた。
「……ん…」
な、なんて可愛いんだ!普段の鬼副長からは予想も出来ない!
「……はる…か?」
『…』
寝たフリ寝たフリ。狸寝入りだよはるちゃん、落ち着けー。
「…」
土方さん硬直。また動かなくなった。目が開けられないのが悔しいぜ!
「おい、起きろ」
『…』
「はる」
『…土方さんおはよー』
「挨拶の前にお前は何故ここに居るか説明しろ」
『寝起きドッキリ』
「…阿呆か」
そう言うと土方さんは着替えるから出て行け、とあたしをつまみ出した。
◎結果
可愛い土方さんが見れました。
(天使…!)
(うるせーぞはる)
(痛!デコピンはないよ鬼!)
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