相変わらずぐーたらな銀ちゃんの膝の上に座りながら二人してのんびり。


『寒いねー』

「こっちはあちーよ。誰かさんが体重かけて乗っかってくるせいであちーよ。」

『ここに乗せたの銀ちゃんでしょー』

「寒かったの。予想外にはるが重かったの」

『失礼な!これでも痩せた方なんだぞ!』

「え、お前それ以上痩せて骸骨にでもなりたいの?」

『どっちだよおい。』


痩せてるとかデブとか言ってくる矛盾な彼氏さん。

シカトして銀ちゃんの膝の上で銀ちゃんの手相見てたら片手でジャンプ読んでる銀ちゃんに読みにくいから離しなさいって怒られた。


『ジャンプジャンプって、たまにはあたしも構ってよ』

「構ってあげてるでしょー、ほらほら」


そう言いながら定春のおもちゃを適当にゆらゆら揺らす銀ちゃんの手にデコピンしてやった。


『構ってよー』

「ちょっと待ってなさい。銀さんは今忙しいの。多忙なの!」

『ぶーぶー』


グッジョブを逆さまにしてブーイングして見せたら頭叩かれた。


嫌なら他をあたろうね

『…やだよーあたし銀ちゃんしか見れない目に変化を遂げてしまったから。』

「そりゃ大変だ。ダメガネにでも眼科紹介してもらいなさい」

『やーだーやーだーあたーしはー銀ちゃんーしかーみーれまーせんー』

「何の歌だよ。」



まあ元より俺以外見せねぇけど

『あ、桂さん!今日もカッコイイ!』
「普通に見えてんじゃねーか」




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