『あれ、土方さんと総ちゃんじゃないでふか』

「口のモン飲んでから喋れ」

『…どうしたんですか?いきなり』


万事屋でのんびりしてたら真選組のお方達が尋ねてきた。

ベビーフェイスの腹黒総ちゃんとは結構仲良しさんだったりする。最近でもよく一緒に遊ぶし。


「桂のヤローがここら辺に逃げやがったから此処に来てるかと思ったんですけどねィ」

『ああ、桂さんか。此処には来てないよーん』

「らしいですよ、土方さん」

「そうか。じゃあ他当たるぞ、総悟」

「今日は他に仕事があるんで土方さん一人で行って下せェ」

「他の仕事だぁ?そんなん俺は聞いてねーぞー」


言い合いを始めた二人をとりあえず落ち着けて、お茶をだした。


「旦那ァ、こいつとは上手くやってるんですかィ?」

「まあまあだな」

「なら俺にもまだチャンスはありやすね」

「悪いけどそれはねーよ、総一郎くん。」

「総悟でさァ。どうせ毎日愛してるーとか言い合ってちちくりあってんだろィ」

「やめなさい。うちのはるはまだそういうこと知らないの。それに俺はそんな気持ち悪いこと言いません

「気持ち悪い言うなや。仮にも彼女が隣に居るんだぞ」

『仮言うなや。あたしはそんな事言われなくたって銀ちゃんのことならなんでも知ってるもーん』


そう言うと、総ちゃんがあたしの腕を引いて自分の隣に座らせた。


「まぁそういう事だ。いい加減諦めなさい、総一郎くん」


そう言いながらあたしの腕を引いて自分の隣に戻した。

人間バドミントンでもするつもりなのか。



俺の女に触るなよ。

「十分気持ち悪い事言ってますぜィ」
『ゲロ吐きそう』
「オイコラ。銀さん今かなり吐き気我慢して言ったんだけど。」
「ご愁傷様だな、糖尿野郎」
「黙れよマヨラー」




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