やっぱり俺が残るべきだった。

俺が残ってアッシュを行かせるべきだった。


「死なないって……あとを追ってくるって……」



約束したじゃん



一人にしないで。
置いてかないで。


俺はあなたと一緒いたいのに……
まだ逢ったばっかりだったのに……
俺アッシュのこと何にも知らないのに……



「…アッシュ……アッシュ…」


どんなに呼んでもあなたは答えてくれない。
どんなに触れても動いてくれない。

「……冷たい…」


俺もあなたのところに行きたい。
あなたとずっと、ずっと一緒にいたい。


あなたに逢いたい




暖かい光が俺達を包む。
とてもとても暖かい。



「暖かい…」




「そうだな」


「…え…」


逢いたいて、どうしてもあなたに逢いたいて……
どうしても、どうしても……


「…アッシュ…本当にアッシュ?」

「俺以外誰がいんだよ」

「………」

「逢いたかったぜ。ルーク」


ここがどこでも構わない、天国でも地獄でも、俺はあなたと一緒にいられるならどこでもいい。
俺の全てはあなただから。
俺はあなたしかいらないから。


俺はあなたが好きだから。




ー俺も逢いたかったー




END




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