（順不同／少しずつ増えていく）
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「小説家になろう」で公開されているリンクフリーの作品を紹介しています。
▼ NL系
長編 // 短編
蒲公英と冬狼（完結済み）
→続編：花の傍で微睡むは
作者：雨宮うり
「王の暗殺を阻止したい。協力を願えるだろうか？」
子供の頃、命を救ってくれた将軍にそう請われ、少女は頷いた。危険な囮役を引き受けた少女が望むのは、憧れ、恩人と慕う人への恩返し。
key word：残酷な描写あり、西洋風異世界、年の差、切ない、シリアス、ほのぼの、溺愛、三人称
一言レビュー
しんしんと降り積もるような情景描写に引き込まれる。それぞれのキャラクター達の内面の掘り下げも見事で、読みながら一緒に泣いたり笑ったり怒ったり。擦れてしまった目に少女のひた向きな眼差しは眩しく感じることもあるけれど、読了後はやさしい気持ちになれる。文字数が多く読み応え抜群。
転生不幸〜異世界孤児は成り上がる〜（完結済み）
作者：日生
現代日本でエリート研究員の道を爆走していた私が、なんの因果か異世界転生！
しかも転生先の生活水準が低過ぎるんですが！？ ―――勝ち組の人生を送っていた主人公（♀）が異世界で貧乏スタート、成り上がり（せめて中流階級）を目指す話。
key word：残酷な描写あり、異世界FT、転生、成り上がり、シリアス、ほのぼの、コメディ、家族愛、一人称
一言レビュー
書籍化もされている本作。web版できっちり完結しているので安心して読めます。どん底からスタートした主人公は、とあるきっかけで生きる指針を定めると脇目も振らず邁進していく。高い壁にぶつかる度に知識を使って乗り越えたり、時には叩き割ったりしながらも立ち止まることはない。恋愛要素はあるが家族愛や友情がメイン。姉妹の関係性が愛おしくて美しい。文章は読みやすくさくさく進むのでストレスフリーで読める。
塔の上の悪役令嬢（完結済み）
作者：相川イナホ
断罪され投獄されていた悪役令嬢は一人寂しく最後をむかえた。
彼女が亡くなってからの話。
key word：残酷な描写あり、断罪endのその後、異世界転生、悲劇、悲恋、霊、群像劇、一人称、三人称
一言レビュー
昨今流行りの悪役令嬢ものの中で、この作品は一線を画している。決して明るいとは言えない。涙ながらに読み進め、しかし不思議と胸があたたかくなり読了感は爽やか。特にエピローグは秀逸。真実とは何か、正しさとは何か。考えさせられるお話です。
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