一番のおともだちはわたしの筈なのになぜわたしと話している時より目が輝いているの頬が淡く染まっているの楽しそうに身振り手振りするのわたしには決して見せない笑顔を浮かべるの柔らかく微笑むのだれかの頭をくしゃくしゃと撫でるの手を繋いでいるの楽しそうにじゃれついているの甘えているの照れたように頭をかくの。わたしをにらみつけるの
(きみは喋るのが苦手で喧しいわたしの話を聞くのが好きだからと自分から滅多に喋ることも口を挟むこともなくいつも黙って微笑んでいたじゃないかスキンシップは苦手と言っていたじゃないいつも無表情で笑顔といえば雰囲気が柔らかくなる程度でしかなかったじゃないかそれなのに今きみはわたしじゃないだれかに一生懸命話しかけては眩しい笑顔を見せて抱き上げているの)
 無表情で飄々として虫が嫌いで不器用で誤解されやすいけれどほんとうは優しくて本心を隠すのが苦手だった、一番のおともだちはわたしの元から離れていってしまうの


友情でも、恋愛でも、同性への憧れでも、腐った目線でもどうぞお好きな解釈を。
素直さが足りなくて誤解してすれ違った結果。ヤンデレっぽくなったけどイメージは思春期の少女。
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