そう、すべてはあの人のためだった。
あの人のためにこの旅は始まったのだ。
けど、あの人はもういない。あの人は死んでしまった。
誰のせいでもない。呪いの仕業だった。真っ赤な花が全身の広がって死んだのだ。
旅の目的だったあの人はもういない。
ならばあの人が愛していたきれいな世界を取り戻そう。
あの真っ赤な王様が作る真っ赤な世界じゃなく、あなたが愛していた綺麗な国を。
「もし、来てくれるなら、5年後。もう一回私と旅をしてくれる?」
みんなが来てくれるかはわからない。でも一人でもやる。
たとえ、この身があなたの嫌いな赤で染まろうとも私は。
「あぁ!!クソッ!もう少し常識をしれよてめぇら!!」
「師匠を殺す。それだけのために今まで修行してきた。やらなきゃいけねぇ」
23歳/180cm 俺/テメェ あんた
好きなもの 食べ物全般 強い奴 剣術
嫌いなもの 師匠 弱い奴 ゴーストタイプ(特にブルンゲル)
賞金稼ぎ。昔は火竜の里という村で暮らしていたが「災厄」のせいでラーマ以外皆死ぬ。ラーマのみが里の宝であったメガストーンが体内に入り、ある剣豪に助けられる。命の恩人である剣豪の弟子だが、色々な勘違いから師匠を殺すために剣の腕を磨いている最中。
シェーリンのことを同じ剣士として憧れていたことをつけ込まれ無理やりパーティイン。
馬鹿で熱血、大食い。しかし、過去が過去だからかいろいろと冷めているところもある。周りの連中が変な人すぎて苦労人。おばけが苦手なことからからかわれよくパシリにさせられる。
関係
シェンソン♂ニンフィア
「俺にでも奇跡が起こったんだ。きっとエリーナにも。」
「バカっていう方がバカなんだよバーカ!マカロンよこせや!!」
約305歳/164cm 俺/お前
好きなもの マカロン 仲間
嫌いなもの 軍(特に科学者)
五年後も一向に姿は変わっていないが、死んだと思っていた弟に再開出来たことにより、少し丸くなったと思われる。それと同時に、多少大人になった(しかし、やはり子供)。あんなに憎んでいた世界も少しだけ好きになる。
すべての不幸の始まりであると思われる軍を倒したい。5年間の間はずっとエリーナのそばにいた。変わりつつあったエリーナを支えたい。
関係
シェムロン♂アブソル(
全身図)
「俺は自分の好きなようにやるって決めたんだ」
「俺様に指図すんなクズ。」
25歳/180cm 俺/テメェ クズ
好きなもの 自分 絵
嫌いなもの 実力もないくせに威張る奴
元軍人。あまりにひどい軍の体制に愛想を尽かした。現在は繊細なタッチが魅力的なアーティストとして活動中そこそこの人気がある。
メガネを外し、イメチェンをする。だが性格はさらに磨きのかかった最低下衆クズでチートである。5年間はずっと絵を描き続けていた。ラーマをパシリに使う人@
関係
シェーリン
「今までの私の物語も、これなら納得できる」
「ラーマ、荷物もちになってよ」
23歳/165cm 私/貴方
好きなもの ティラミス コーヒー アクセサリー
嫌いなもの 兄
5年後の彼女は知らないものが少ないほど知れた賞金稼ぎ。5年間なにをしていたかは不明だが、帰ってきた目的の一つは「兄を殺すため」。
年を取っても変わらなかった幼い顔を惑わすため、髪をあげる。それ以外に関しては身長ものび、今では立派な女性だが、相変わらず言葉には毒がある。ラーマをパシリに使っている人A
関係
オンディーナ オンバーン♂
「あぁ…あの子とまた喋れるでしょうか…」
「血は鉄くさいのであまり好きじゃないんです…わ…笑わないでください…!」
不明/185cm 私/貴方
好きなもの 本 「あのこ」青いバラ ニンニク
嫌いなもの 血 トマト
骨董屋の店主だった吸血鬼。ある女の子を探したい。ということで共に旅をしている。吸血鬼ではあるがニンニクが好物でしかも、あまり血を飲むことを好まない珍しい吸血鬼。しかし、飲まないともちろん死んでしまうので時々隠れて飲んでいる。
おとなしい性格。恋愛には超奥手ですぐ弱気になる。お前は女子かってよくラーマにいわれている。
リリアンヌ ブロスター♀
「お腹…すいた……」
「…………おいしそう」
容姿年齢10歳/132cm 私/あなた
好きなもの お肉(なんのとは言わない)
嫌いなもの
死体を食べるカニバリズムの幼女。かくしてはいるが正体は喰人鬼の女王。本当の力は眠りについている。力を取り戻した時は14位の少女の姿。なぜパーティインしたかはわからない。飢えで倒れていた彼女を助けたエリーナに懐いたと思われる。
性格に関しては今の所普通の幼女。ぽつぽつと単語で話す。しかし、好きな人には「おいしそう…」というので危ない。食事は死体の肉しか食わないため彼女の本当の姿を知っているオンディーナがこっそり持ってきてくれている。ラーマを無自覚にパシる人B。シェーリンとは仲がいい。
エリーナ
22歳/167cm 私/貴方
「最近思うの。私はやっぱり、あの人たちの血が流れてるんだなぁって」
「皆、準備はいい?」
火月が死んで髪をきる。自分と新しいメンバーたちの目的のために旅をつづけている。人々を救っているうちに「聖女」と呼ばれるようになったが、本人はあまり好きじゃない。
変わらず天然だが、優しさが控えめになり、容赦しないようになった。変わっていく自分をおそれている。