三國/創作:V | ナノ


三國/創作:V 
【悪魔の花嫁U】
 




三つ、四つ、五つ…と、曹丕の持ってきた丸い巨峰の粒は全て名無しの内部に収められた。

名無しの入り口からは彼女の体液とも巨峰の果汁とも判断がつかない透明な液体が溢れ、太股を伝ってトロトロと滴り落ちている。

いくら異物を受け入れやすいように調教を施されているとはいえ、大粒の濡れた巨峰を次々と飲み込んでいく名無しの秘部の淫らさに、曹丕は思わず目を見張っていた。

とりあえずはこんなものかと思って5粒程度にしておいたのだが、この調子ならあと何粒か飲み込めるのかもしれない。

「あんっ…なに?曹丕……。ぐちゅぐちゅしたのが…入ってる……」

正体不明の異物が体内で蠢いている感覚に、名無しが辛そうな表情で身を捩る。

皮を剥いた中身だけを挿入されているせいで、ちょっとでも動くと中で何かが潰れるような、何とも不思議な感触がするのだ。

「巨峰の粒の皮を剥いて、中身を入れた」
「えっ…えぇっ…。き、巨峰……!?」

何でもない事のようにしれっと言い放つ曹丕の台詞を聞いて、名無しはこの時初めて己の体内に何が入っているのかを理解した。

曹丕の行動があまりに突拍子なくて、予想もしなかった事をされ、名無しは驚きを通り越して唖然としてしまう。

「下腹部に力を入れておけ。気を抜くと中身が外に出てくるぞ」
「あぁぁ…そんなぁ……」

情け知らずな曹丕の声に、名無しは悲鳴のような声を上げてベッドの上で身悶える。

そんな事を言われてしまったら、余計に中に入っている物に意識が集中してしまう。

曹丕の言葉通り、ちょっとでも気を抜いたら今にも入り口から巨峰がヌルリと出てきそうなのである。

もし出してしまったら、また次のお仕置きをされてしまうに違いない。

名無しは恥ずかしくて恥ずかしくて、このまま消えてなくなりたいと感じながらも、男の言い付けを守ろうと一生懸命努力した。

そんな名無しの心を知ってか知らずか、曹丕は名無しの秘部に人差し指を挿入すると、巨峰の粒をさらに奥深くへグイグイと押し込んだ。

「あぁぁ───っ」
「ほら…ここだ。この部分に力を入れて、入り口を締めるんだ」

曹丕は『ここ』と言いながら、巨峰の粒が入ったままの名無しの内壁をグチャグチャと掻き回す。

どんなに締めろと言われても、内部で動き回る柔らかい異物と曹丕の指先に翻弄されて、下半身に力を込める事が出来ない。

「あぁぁぁ…もう…だめぇぇ……」

名無しは熱い吐息混じりにそう喘ぐと、大きく背中を反らせ、ビクビクッと腰を震わせる。

「あぁぁぁ…死んじゃうっ……」

外に出ようとする巨峰の粒と、それを強引に押し戻そうとする曹丕の指先。

巨峰の粒自体にはかなりの弾力があるが、皮を剥かれた粒は適度な弾力と柔らかさを同時に併せ持っていた。

普通にしている分には内部でゴロゴロと蠢いているだけなのだが、圧力を加えるとギュウッと粒が潰れ、果汁が染みだしてくる。

名無しの内部は自らの体液、巨峰の果肉、曹丕の指先、そして巨峰の果汁で一杯一杯になっていて、もうどうしていいのか分からない状態だった。

名無しの理性は、完全にどこかに吹っ飛んでしまっていた。

「あぁぁぁ──っ、イッちゃう───……っ」

名無しはついにビクンッと腰をしならせて、絶頂に達してしまった。

言葉に出来ない程の艶めかしい喘ぎ声を上げながら、四つん這いの格好のままで淫らに腰を振り、曹丕の見ている前で果てていく。

名無しは柔らかい物やら堅い物やら色々な物で内部を犯されてしまい、我慢出来ずにイッてしまったのだ。

絶頂を極めると同時に曹丕の指をキューッと締め付ける内壁の感触で、曹丕は名無しがイッてしまった事を察していた。

曹丕の指を離さない位、強く幾重にも締め付けているのだ。

曹丕はそんな名無しが食べてしまいたい程に可愛くて仕方なかったが、あえて厳しく名無しの行為を叱咤した。

「まさかとは思うが…もうイッたのか?名無し」
「あぁ─ん…曹丕…ごめんなさい…だってぇぇ…」
「誰もイッていいとは言ってない。もっと言えば…喘いでいいとも言ってないし、感じていいとも許してないぞ。名無し?」
「あ─ん…曹丕…。そ…そんなぁぁ……ひっく……」

冷たい曹丕の言い方に、名無しはとうとう泣きだしてしまう。

名無しの可愛い泣き顔を見て、曹丕の口元が微かに緩む。

(次は……どうしてやろうか)

曹丕は名無しを思い通りに泣かせてひとまず満足すると、この辺で名無しの体内から巨峰の果肉を取り出して、解放してやろうと思っていた。

このまま名無しを浴室に連れ込んで体を洗うついでに、名無しの膣内に指を突っ込んで、中身を全部掻き出してやろう。

この行為が一段落ついてから、適当に次の責め苦を考えてやればいい。

曹丕がそんな事を思いながら脳内で思考を巡らせていると、名無しがおずおずといった仕草で軽く上体を起こす。

曹丕に対して向き合う形に姿勢を反転させると、ゆっくりと両腕を伸ばし、甘えるようにして曹丕の首に腕を絡めた。

「曹丕…もういや…許して…もう…本当に死んじゃう……」

名無しは曹丕の瞳の中でチラチラと揺れる黒い炎を見て、まだ何かされてしまうのではないかと思い、切なさと恥じらいが入り混じった瞳で曹丕を見上げていた。

だが曹丕は当然の事ながら、やる気満々である。

「だめだと言っているだろう。お前は私の物なのだ。私を喜ばせる為ならどんな事でもするのがお前の役目だろう?名無し……」
「う…ぇっ…。で…出来ます…出来ますけど…でも…こんなのもう……本当におかしくなっちゃう……」
「お前がおかしくなろうと、私の知った事じゃない」
「あぁ─んっ…曹丕…許して……」

名無しは今にも溶けてしまいそうな眼差しで曹丕を見上げ、甘い声で喘いでいる。

名無しのこんなにも可愛くて色っぽい姿を見せ付けられてしまったら、普通の男は黙っていられないだろう。

初めて抱いた時とは別人のように淫靡で悩ましく、そして破廉恥な名無しを見て、曹丕は感無量の思いで胸が一杯だった。


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