三國/創作:V 【悪魔の花嫁U】 「は…ぁっ…。んんっ…」 ピチャピチャッと淫らな水音を立てて、裸の名無しが泣きながら自分の物を舐め上げる姿は、曹丕の征服欲を大いに満足させた。 「いいぞ…名無し…もっと奥まで飲み込め…」 曹丕は想像以上に淫らで破廉恥で、そして巧みな舌使いをする名無しのフェラに感心し、さっきよりも深く名無しの口内に自分自身を押し込む。 「名無し…とてもいい……」 「はぁぁ…。ん…むっ…」 とろん。 しっとりと低く、どことなく甘さを含んだ曹丕の声が耳に届き、名無しは情欲に染まりきった瞳で曹丕への奉仕を続けていた。 あんなに嫌だと思った事なのに、曹丕の魅惑的な声で『いい』と言われると、名無しはたまらない喜びを感じてしまう。 曹丕に誉めて貰える事が、涙が出る程に嬉しくて仕方ないのだ。 「随分と…素直で可愛い態度を取るようになった。言ってみろ名無し。初めて私の物を舐めさせて貰えた感想はどうだ?」 曹丕はふふっと笑いながら聞くと、名無しの頭を掴んで己の分身から一旦引き離す。 フェラからようやく解放して貰えた名無しは完全に腰が抜けていて、今にも足元から崩れ落ちてしまいそうだった。 「…つ、つらいです。もう……」 唾液で濡れた名無しの真っ赤な唇が、たとえようもない程の艶めかしさで曹丕の視界に飛び込んでくる。 そう言うのが精一杯、とでも言いたげなその声は弱々しくて甘ったるくて、かえって曹丕の欲望をそそった。 「つらい…?そうじゃないだろう。もっと素直に言えばいいではないか。フェラ出来るのが嬉しくて堪らなくて、それだけで自分まで感じてしまうの間違いだろう?」 震えている名無しの頭を掴み、曹丕が再び分身を名無しの口中に挿入し、ゆっくりと腰を前後に動かした。 「んん…うぅっ…」 曹丕が腰を突き入れる度にぐちゃぐちゃと淫らな音がして、それを聞いている名無しは恥ずかしさで耳まで真っ赤になっていく。 「んっ…んん───っ」 何も覆い隠す物もない名無しの秘部を、曹丕が不意に足の指先で乱暴に弄ぶ。 「んぐっ…んんん……」 「気持ちいいのか?足でこんな風にされても感じるのか、お前は」 足の指で名無しの敏感な部分をグリグリと押し潰すようにして、曹丕が口端を歪めて名無しに問う。 口技をさせられながら曹丕の足で弄られている内に名無しの中からはトロリとした液体が溢れ出て、曹丕の足の指が名無しの体液で濡れていく。 そんな名無しのいやらしくて淫らな痴態を見て、曹丕の胸中に熱い思いと共に抑え難い位の快感と情欲が広がっていった。 「あぁぁ…もうだめ…。お願い曹丕…許して……」 「名無し……」 「もう…だめ…。大きくて…苦しいですぅ……」 涙ぐむ名無しが曹丕の物をしゃぶる度に、チュパチュパッという淫靡な音がする。 曹丕に与えられる快感に悶え苦しみながら、両手で男の分身を大切そうに包み込んでその先端に舌を這わせる名無しの新鮮で強烈な姿は、曹丕の欲望を激しく刺激した。 なんて妖艶な声を上げて、可愛らしく喘ぐのか。 ポロポロと涙を流しながら口一杯曹丕の物をくわえ込む様がとても健気で破廉恥に見えて、またたまらない。 その媚態に一瞬見惚れつつも、曹丕は今すぐにでも名無し体を貫きたい気持ちを抑え、腰のリズムを早くして名無しに口技を続行させる。 曹丕は体内に湧き上がる思いを払拭するかのように一層激しく腰を揺らし、名無しの口内に熱く堅い塊を何度も打ち突けていく。 そして最後に名無しの髪を掴み、一番深い部分に太い分身を挿入すると、曹丕はそのまま絶頂に達した。 「……っ。名無し……」 熱っぽく擦れた声で囁く曹丕の分身が、名無しの口中で激しく脈打つ。 喉の奥に熱い体液がバシバシと叩きつけられる感触に名無しは苦悶の表情を浮かべたが、それでも懸命に我慢して、曹丕の体液を己の口で全て受け止めた。 「ちゃんと最後まで飲み込め。そう…残さず…いい子だな」 曹丕は自分が放った体液を一滴残らず全部名無しに飲み込ませてから、ようやく満足して彼女の口から分身を引き抜いた。 ズルッ…と引き出された男の物と名無しの唇を透明な唾液の糸が繋ぎ、それを見た曹丕の瞳がさらなる欲望の色に彩られていく。 「……今日のお前は規則を破り、私を失望させた。これから仕置きをするぞ。いいな?」 名無しの顎を掴んでグイッと自分の顔の方に上向かせると、曹丕は凛々しい顔で名無しに言った。 名無しは目の前に座す男の精悍さと神々しい程の美しさにドキンッと胸の鼓動を高鳴らせ、涙を流して大きく頷いた。 その姿は、まるで薔薇色の鎖で拘束されて、精神と肉体の自由を奪われた本当の奴隷のようである。 曹丕はそんな名無しの髪に指を絡ませながら、うっとりと熱を帯びた愛しげな眼差しで名無しを見下ろしていた。 「素直でいい。では…お前の主人の命令だ。今から一人でベッドに上がり、四つん這いになれ。……犬のように」 「えっ……」 曹丕の少し冷たい口調と破廉恥な言葉の内容に、名無しの喉が無意識にゴクンッと鳴る。 犬のように四つん這いになれと言う曹丕の言葉を脳裏で反芻させる度、込み上げる羞恥心で名無しは耳までカーッと赤くなってしまう。 でも、素直に言うことを聞かなければ曹丕を怒らせてしまうかもしれない。 「出来るだろう?名無し。私の名無しは素直で従順で、私の為なら何でも出来るのだ。そうであろう……?」 「あぁぁ…。はい…曹丕……。曹丕の為なら……」 しっとりと甘い声で囁かれ、妖しい輝きを秘めた眼差しで正面から覗き込むようにして見つめられ、名無しは壊れた人形のようにコクコクと頷く。 もはや下半身に殆ど力が入らない状態になっている名無しは、なんとか曹丕のベッドまで辿り着く。 よろめきながらもベッドの上に上がると、名無しはためらいつつも曹丕に言われた通りの格好をした。 「これで…いいの?」 名無しは恥ずかしいのか、シーツに顔を埋めるようにして曹丕に聞く。 [TOP] ×
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