三國/創作:V | ナノ


三國/創作:V 
【Under WorldX《後編》】
 




後書き

サイト開設当初に凌統・陸遜・甘寧のそれぞれがお相手の夢小説で前編(本編)→後編(個別キャラ)のお話を書いた記憶がありますが、丸ごと一本の夢小説を分割してUPさせて頂いたのは今回が初めてのような気がします。

最初は普通に一つのお話としてUPするつもりだったのですが、無双キャラのあれこれとか自分の書きたい物&妄想話をどんどん詰め込んでいくうちに当初の予定とは大きく異なってかなり長いお話になってしまいましたので、これは読みにくいよなあ…と思い前編・後編に分けてUPした次第です。

完全に個人的なお話になるのですが、私自身の中ではある意味一つの記念と言いますか、以前からやってみたい!と憧れていた事がありまして、それが『もし可能なら、いつかは文庫本くらいのお話を書いてみたい!』というものです。

私はオフ活動をしたことがないオフ素人(というのでしょうか?)ですので、製本に関する諸事情にはお恥ずかしながら詳しくはないのですが、ネットで調べてみましたところ、

≪一般的な文庫本の場合、1冊あたりの文字数は、10〜12万字程度が目安となります≫

とありました。ということは、それくらいの文字数のお話が書けたとしたら、それをきちんとした本の形にまとめますと市販の文庫小説と同じくらいのボリュームになり、オリジナルの文庫本を作成できる(!!)らしいです。ひぇぇぇ…!素晴らしい!!

そして、今回の珠稀夢『UWX』はword作成でざっと13万文字くらいでしたので、「何っ!?これはもしかして人生初の文庫本とやらが作成できるのでは…!?」と一人で興奮しておりました。やったー!

自サイトにUPしているものはどれも素人が趣味程度に書き溜めた物ばかりですので、世の中に数えきれないほど存在する素敵絵描き様や素敵字書き様のお宝同人誌に比べてみれば印刷・書籍といった形でお外に出すのは恥ずかしく、こうしてひっそりとネットの片隅にある個人サイトに収納しているのですが、創作活動が好きな人間としてはやっぱりほんのりとした憧れを抱きます。いいなあ、素敵だなあ…という気持ちです。

色々と検索してみますと、きちんとした印刷屋さんにお願いしてカバー付きの素敵な文庫を一冊作られた方や、自分で用紙を購入&印刷して製本された方もいらっしゃったりで、色々な方法があるんだなあと思いました。

今回のお話は幸い文字数的には条件をクリアしていますので、世界に一つだけの自分の本、というのを人生の記念としていつか作ってみたいな…などと考えつつ、もし作れたらめちゃんこ嬉しいと同時に無性に照れ臭い&恥ずかしくなってしまうかもしれぬ!ええい!はよう正気を取り戻せ!!という謎の侍が私の脳内に生まれてしまい、結局何もしておりません。

ですが、とりあえず自分の中にあった一つの大きな目標を達成できたので、嬉しいなあと思います。無双キャラの夢小説ではないのが残念でなりませんが、多分、創作キャラのお話だからこそ色々と好き勝手することができた&書きたいことを遠慮なく詰め込むことができたのではないかと思います。

逆に、今回の珠稀夢を無双キャラ相手の夢小説を書く時の練習台として、もっと無双キャラの夢を沢山書きたい!書けるようになりたい!としみじみ思いました。いつかは無双キャラで同じくらいの夢小説を書けたらいいなと思います。(一体いつになるのか)

とはいえ、こんなものは私の単なる自己満足の世界でありまして、文字数が多い=いい小説、面白い作品という訳ではありませんし、短めのお話でもめっっっっちゃくちゃ萌えるお話を書いて下さる夢神様も沢山いらっしゃいます。お話の長さに関わらず、素敵な作品を書いて下さる方には心底憧れです!

という訳で、私の「やったぞー!」というテンションとは裏腹に、自サイトに遊びに来て下さり、珠稀夢に御目通し下さった方は、最初の注意書きや前編・後編に分けたページ数をご覧になった辺りで「なげーよ」「読む気が失せた」とうんざりしたお気持ちになり、あまりの有様にショックを受けられて河童に尻子玉を抜き取られてしまった方がいらっしゃるのではないかと思います。とんだ人災です。だ…大丈夫でしょうか!?

それと、今回は無双キャラ(創作キャラもですが)がいつも以上に下品だった気がするのですが、大丈夫でしょうか。いつものことながら、本当に申し訳ありません。お詫びの印として私も尻子玉を抜かれて参りますので、平にご容赦ください。

無双キャラ×エロ本談義というのは、以前から書いてみたいなあ〜なんて思っておりました。過去にアレネタートーク等でも下ネタ系のお話を書いておりましたが、自分の好きな原作キャラ同士が世間の若者と同じようなノリでああでもないこうでもないと盛り上がっている場面を妄想するのが楽しいです。ゆる〜い会話でもいいのですが、できれば本気の討論会みたいな熱い(?)トークを展開してくれると非常に萌えます。

お話の中に出てきた男性向けエロの人気ジャンルやランキング等はネットでそれ系のサイトを調べてみて、実際の販売数や投票数を参考にさせて頂きました。ですが、こういった物は集計元や読者層、その時の年度によっても結構様変わりすると思いますので、最初の注意書きの方にも書かせて頂いたように単なるフィクションとして流し読みして頂けましたら幸いです!

陸遜をあの場に混ぜるのはどうかと思う気持ちもあったのですが、確か無双4の時点での陸遜は17才だったはずですので、現在は無双8まで発売されております故、あれから月日が流れて時間経過的にもう18才を過ぎているだろう、という希望的観測にしてみました。

とはいえ、日本でも鎌倉幕府3代将軍源実朝公の時代は12歳で元服(成人)だったそうですので、三国時代も同じように現代とは成人年齢の基準が異なっていたかもしれません…ということに…(こういう部分だけ都合よく歴史背景を取り込んで、他の部分を都合よく無視しております)

そして、今回の夢小説で無双キャラのお話を沢山書いていて、改めて「やっぱり周瑜が好きだ!凌統が好きだ!甘寧と陸遜が大好きだー!!」と実感しました。無双キャラの登場する部分は書いていてとっても楽しいです。ゲーム機を起動させて実際に彼らを操作したり、ムービーを眺めているだけでも萌えまくります。涙がでそうなくらいにカッコいい…!

≪凌統:使用武器≫
両節棍(『4』『6』『8』)、戟(『5無印』)、三節棍(『5Special』〜『MULTIRAID2』、『7』)

のように無双キャラによっては作品タイトルで使用武器が異なっていたりしますので、戦闘シーンはどうしようかと悩んだのですが、個人的に一番思い入れのある武器を使用して頂きました。甘寧もそうですが、作品ごとで髪型も結構変わっていたりしますので、夢小説内での描写をいつもどうするか非常に悩みます。

個人的に衝撃が大きかったのは馬超でして、無双4の時にはきっちり兜を被っていて、兜から馬の尻尾のようにふわっと流れている銀色の毛飾りがめちゃくちゃ印象的だった為、私の中で勝手に「馬超=銀髪説」だと思っていたところ、無双5で突然兜を脱いで髪の毛が見えたことにより発売前情報の公式HPを拝見した時点で目玉が飛び出そうになりました。な〜にぃぃ〜!?やっちまったなぁぁ〜!!(某芸人様)

あれは一体どういうことでしょう。銀髪!?いえ、多分光の感じと色味からして金髪…ですよね!?無双キャラに関してはコーエー様が原作者様であり、公式で設定されているものが全てであり正義だと十分承知の上なのですが、あの馬兄貴を見た瞬間まるでドラゴンボールのチチさんみたいな台詞が口から飛び出ました。お…、オラの悟飯ちゃんが、不良になっちまっただー!!(違う)

二次創作サイトを運営されている管理人様で、このように作品によって同じキャラでも外見等がガラッと変わってしまった場合、皆様どのようにされていらっしゃるのでしょうか。一枚絵の場合は全く問題ないのではないかと感じつつ、漫画や小説ですとタイミングによっては過去作も全て含めて該当部分をALL書き直しという事態もありそうですよね。うーむ。

ちなみに同じ髪色・髪型の変化でも、甘寧に関しては全く動揺しませんでした。むしろ、金髪になった彼を見て「おお…、甘兄貴が本来のお姿(謎)を取り戻されている…!」のように、根拠のない感動を受けました。私の中では甘寧はイケメンヤンキー枠ですので、茶髪でも金髪でも短髪でもロン毛でも何でもバッチ恋です。

あれほど立派な入れ墨を背負ってもまるで最初から皮膚の一部のように様になっている&馴染んでいるのは甘寧だからこそだと思いますし、身に着けている装飾品も武器も衣装デザインも全てカッコいいです。甘寧なら刈り上げヘアもカッコいいと思いますし、なんならハートやキューピーちゃんの入れ墨でもカッコいいボタンを連打しまくる勢いです。はぁぁぁ…、久しぶりに書けて良かった!

『UWX』前編の最初に設置した注意事項でもお話させて頂きましたが、今回から乙女ゲームのルート分岐みたいな感じで甘寧夢『DEAD END』の甘寧×夢主要素とは完全に切り離したお話として考えております。

他無双キャラの夢小説ですと凌統と陸遜、司馬兄弟、曹丕と司馬懿、三成と清正、三成・長政・幸村や半兵衛など複数キャラとの関連を持たせた上で書いているお話もありますが、甘寧と珠稀に関しては切り離した方が夢小説的なお話がイメージしやすく、こちらの方がいいかなという個人的な事情でそのようにさせて頂きました。この辺の違いというのは、上手く言語化しにくいです。自分でも謎です。

凌統はとにかく書いていて本当に楽しいです!今でも大好きなのは変わりません。彼の口調も大好きなのでなるべくそれっぽい感じになっているといいなあと思うのですが、言葉のチョイスが難しいです。

語尾に「〜ね」「〜かい」がつきつつも、毎回つく訳ではなく、「〜しちまう」「〜だぜ」みたいに男っぽい語尾になることもありますし、「うっとおしいんだよ!!」のように激しい口調になることもありますし、例の特徴的な「〜っての」「〜つの」という語尾もありますので、毎回「凌統ならこういう時どんな風に返事してくれるんだろう?」と悩みます。

→続きます


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