異次元 | ナノ


異次元 
【すんどめ:VS司馬昭】
 




「あぁーんっ……それ……だめぇぇぇ……っ!」

激しすぎる快感に、名無しは反射的に腰を引こうとするが、それすら叶わず。完全に腰の力が抜けてしまって下半身に全然力が入らない。

むしろ更なる刺激を求め、もっと触ってください≠ニ言わんばかりに自ら胸と腰を突き出してしまう始末だ。

「あぁん……、はぁ……っ、ご主人様ぁ……」
「あー、すげえエロくて可愛い。自分から腰押し付けちゃって、恥ずかしがるフリして肉食系だな?」

男はうっとりと目を細めて呟き、名無しの胸に顔を埋める。そして、片方の乳首を口に含んで強めに吸い上げた。

「んっ!や……っ、ごじゅじん、さま……。それ……気持ちいい……っ」
「知ってるよ。だからやってる」

満足げに笑い、司馬昭が濡れた舌を名無しの乳首に絡めて舐め回す。その間ももう片方の手は名無しの秘部を愛撫し続けている。

「やぁ……、あっ、あっ……。だめ、だめぇぇ……」

乳首を舐め回され、指先で最も敏感な部分を弄られる。同時に二箇所を攻め立てられて、頭の中が真っ白になるくらいの快感に襲われた。あまりの気持ち良さに、名無しは意識を失いそうになる。

「あぁ──んっ……。イっちゃう……もう……イッちゃいます……!」
「だーめ。まだ早い。お楽しみはこれからなんだし」

胸への愛撫を一旦止めて、名無しの両足を大きく開かせた。

もう少しでイキそうだったところで寸止めされてしまって切なげに涙を零す名無しに構うこともなく、彼女の紐パンのリボンをするりと解く。

「あっ……、ダメです……外しちゃ……!」
「さぁて、下着の内側はどうなってんのかな?楽しみだわ」

司馬昭は楽しげに呟き、名無しのショーツをずらして中心部を外の世界に曝け出す。一気に全部脱がせるのではなく、あえて片側の結び目は残して愛液で汚れた紐パンを彼女の腰にひっかけたままにしておくのが彼のこだわりだ。

「ははっ。もうグチョグチョで割れ目から糸引いてんじゃん。名無し、お前淫乱すぎ」
「や、やめてくださ……っ。そんなぁ……見ないで……」

名無しが耳まで真っ赤に染めて懇願しても、司馬昭は気にも留めずに彼女の両足をさらに大きく割り開いて中心部をまじまじと見つめる。

「すごいな、もう入れて欲しくてたまらないってカンジ?入口がヒクついて、中から汁が溢れてきてる」
「や、やだ……。見ちゃいや……!」

羞恥心に震える彼女の言葉を聞き流し、指先で彼女の小陰唇をくぱっと左右に広げた。中からは透明な粘液が溢れ出てきて、さらにその奥にある赤く充血した粘膜が顔を覗かせる。

「絶景ってやつだな……。じっくり拝ませて貰うとするか」

司馬昭はその部分を凝視しながら顔を近づけていった。名無しが慌てて手を伸ばして隠そうと試みるも、それよりも早く男の手が彼女の手首を掴む。

「こら。邪魔するなって」

名無しのか弱い抵抗を物ともせず、股間に顔を埋めて彼女の秘所に舌を伸ばした。たっぷりと唾液を含ませてから、ねっとりした動きで敏感な突起を舐め回す。

「ひゃうっ!だめっ、だめぇ……!」

敏感な部分を熱い舌で直接舐め取られ、名無しはビクビクと体を痙攣させて喘ぐ。司馬昭はそんな彼女の痴態を心ゆくまで満喫し、執拗に舌先で愛撫を続けた。

「あっ、あっ……あぁぁぁ……!」

神経が集中した性感帯への強い刺激に、名無しの目から大粒の涙が溢れる。司馬昭が舌を往復させる度に、じゅわっと熱い液体が溢れ出してきて止まらない。

「やんっ……、そこ……そんなにされたら……」
「ん?イキそう?」

彼は名無しの反応を見てニヤリと笑い、今度は舌全体を使って大きく舐め上げた。ぷっくりと膨れ上がった肉芽を唇で挟み込み、ちゅうっと強く吸い上げる。

「あ……!あああ……そんなぁぁ……っ」

目が眩むような快感に名無しは悲鳴じみた嬌声を上げた。司馬昭は舌先にぐっと力を入れ、その小さな肉芽を飴玉のようにれろれろと転がし始める。

「あぁん……いやいや……っ。そこ、溶けちゃうぅ……!」

涙を流しながら腰をくねらせて男の舌から逃れようと試みるが、男が許すはずはない。がっちりと腰を掴んで固定した上で、舌の動きに緩急をつけつつ容赦なく攻め立てる。

「あっあっ、だめ……イク……イク……あぁぁぁ……っ、イッちゃう……!」

腰を浮かせて達しそうになると、その瞬間を狙いすましたかのようにピタリと愛撫が止まる。またしても寸前で愛撫を止められてしまい、名無しは悲痛な涙を流す。司馬昭はそんな彼女の反応を楽しむかのように何度も同じ行為を繰り返した。

「ひぃっ……やだぁぁ……。イキたいのに……、もう、許してぇ……」
「ダメだ。言っただろ?俺はご主人様で、お前は俺に仕えるメイドだって。主人より先にイクはしたないメイドがいるかよ。罰として、あと30分はこのままな」
「そ、そんなぁ……お……お願いです、ご主人様ぁ……」
「だ・め。ほらほら名無し、ちゃんと我慢して俺を楽しませろよ」

司馬昭はそう言ってからかうが、名無しにしてみればたまったものでは無い。快楽と切なさが入り混じった、なんとも言えない複雑な表情を浮かべて司馬昭を見つめる。

「そんな物欲しそうな顔されてもなあ。俺としては別にこのままでもいいんだけど、どうすっかな……?」

ああ楽しい。あの名無しが俺の言いつけ通りの恰好で、涙と唾液と愛液に塗れたぐちゃぐちゃの顔で、必死に快楽に耐えようと頑張って、それでもやっぱり我慢し切れなくて全身全霊で俺を求めている。

心底愉快な気分で、司馬昭は名無しの痴態を見下ろす。

ま、普通の男ならとっくにチンコを突っ込んでんだろ。俺だって、いつもの俺ならそうかもな?

しかしここは俺の夢の世界だ。俺の望みがそっくりそのまま形成される。

せっかく名無しが自分から俺に抱かれる為に一生懸命メイドの格好をしているんだから、それをじっくりと堪能したいという願いが強いせいか、現実世界と比較すると幾分性欲のコントロールが効きやすいようだ。

おそらく何度だって勃起も可能で射精も可能。何度ヤッても疲れ知らず、抜かずの5発や10発だってイケると思う。だって夢なんだから。天国かよ!?

だったら、今日の俺はとことんスケベで意地悪なご主人様モードでいく。最後までこのままで突っ走るつもりだ。

「ご主人様ぁ……、もう……、無理です……。お願いですから……」
「だから、ダメだって。イキたいなら自分で弄って勝手にイケば。名無しの無様なイキ顔をじっくり見ていてやるから」
「そんな……」

名無しが涙声で抗議しても、ご主人様は聞く耳を持たない。その間も名無しを苛む作業は緩めず、彼女の秘部に舌を這わせて快楽の海へと引きずり込む。

「どうしても我慢できないって言うんなら、俺の許しを得るために可愛くおねだりでもしてみろよ。気持ち良すぎてもう無理です。ご主人様の大きくて太くて逞しいおちんちんを、私の淫乱なメス穴にずっぽりハメて、子宮の奥まで激しく突いて、いっぱい種付けしてください≠チてさ」

下品な言葉をわざと選んで名無しの羞恥心を煽ってみれば、案の定、彼女は可哀想なくらいに瞳に涙を溜めて恥じらいの表情を見せ、男の征服欲と支配欲を例えようもないほどに満足させる。

「そんでもって、俺が許可したら自分から俺に跨って腰を振りまくって、何度も中出しをねだるんだ。ちゃんと俺の目を見たままで。俺が満足して中に出してやってもいいと思えるくらい、頑張って俺を誘惑してみたらいいんじゃない?」
「や…、だぁぁ……。そんなの……できな……」
「言っとくけど、これは命令。俺がやれって言ったらやるしかねえの。名無しがイヤだっつっても絶対にやらせる。ご主人様の命令は絶対だからな」
「わ、私……」

名無しはまた一筋涙を流して訴えるが、司馬昭は全然許してくれない。彼は舌なめずりをしながら、彼女に淫らな要求を続ける。

「俺のメイドなんだから主人を悦ばせるのも仕事のうちだろ?それがイヤなら早く俺をその気にさせるんだな」
「うぅ……ひどい……。ご主人様のいじわる……っ」
「はいはい、その通り。ご主人様は意地悪ですよー」

司馬昭が適当な返事をすると、名無しは涙を一杯溜めた瞳で彼を見上げた。それなのに男はいつも通りの男前で、かつ涼しい顔で流すだけ。


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