異次元 | ナノ


異次元 
【吸血王】
 




後書き

うわー!ついに推しの夢小説を完成させる&サイトにUPさせて頂ける日が来てめちゃくちゃ嬉しいです!!

……などという前振りからスタートしつつ、そもそも自サイトに作品を展示している無双キャラは全て推し≠ナすので「何を今更?」「この節操なしが」と思われる気がします。

その上、今までサイトに作品を一度もUPしたことのないキャラだとしても、私の想像力と文章力&画力が貧困なせいで単純に二次創作が書けていないだけ、もしくはこっそり書いているけどサイトにUPしていないだけ、原作をプレイしている最中にキャーキャーと叫びまくっている等々…の推しキャラは大勢います故、三国・戦国合わせて『推しの大渋滞』が発生しております。

過去作品だけでもすでに両手の指でも足りないくらいに推しで溢れかえっている状態だと言いますのに、新作が出るごとに新キャラ参戦の流れとなって余計に新たな推しが増殖するという始末。書いても書いても一向に追いつかない、もっと描きたいのに全然時間も余裕も足りない!!という無限ループに陥っております。

まさに萌えの溺死状態。「もっと書かせろ…!うぐっ!!」という言葉を最後に萌えの海にブクブクと沈んでいくわけですが、それでも何とか息継ぎをして無双キャラの夢小説や絵をサイトに追加する瞬間はサイト運営者として本当に嬉しくて、やったー!と一人で小躍りしてしまいます。

さらに、自サイトの作品をご覧になった心優しい閲覧者様が送って下さった「〇〇(キャラ名・作品名)が好きです」「萌えました!」等の温かくも有難い感想コメントを拝読することによって「同じ作品&無双キャラスキーの方にそんな風に思って頂けて感激!よーし、もっと書くぞ!」という萌え+創作活動のループも発生するわけなのですが、原作プレイ中も無双キャラに関するコメントを拝見していて頭が禿げ上がるほどに同意し、「♪会いたくて会いたくて震える♪」ではなく「書きたくて書きたくて震える」になったのがこの賈充です!

彼が初登場したのは無双7ですが、初めて公式HPで彼の画像を拝見した時の私の第一印象は「キャッスルヴァニアの人!?」でした。言わずと知れた名作ゴシックアクションゲーム・『悪魔城ドラキュラ』シリーズの作品でして、この名前で展開されているゲームやアニメもあるのですが、『悪魔城ドラキュラ』という大本のタイトルが日本国内向けのタイトルで、そもそも欧米で発売されているタイトル自体が「Castlevania」なのだそうです。そうだったのかー!

日本という漫画&アニメ大国・萌えの大地で発売されているだけありまして、キャッスルヴァニアシリーズはそれはもうお美しい金髪やら銀髪やらの吸血鬼の美麗で耽美なイラストがソフトのジャケットに描かれているのですが、無双7で登場した賈充のビジュアルデザインは私の中で完全にキャッスルヴァニアの住人でした。

目元の黒いアイシャドウ、青白い肌、青い目(ですよね??)、黒基調の服にあのしっとりとしたしゃべり方。あの色気。どう見ても吸血鬼ですありがとうございます。と、いつものように私の歪んだ視界と萌えセンサーを通した結果そのようにしか見えなくなってしまいました。例の病気です。

ほんでもって、あの声!!です。彼は無双7と無双8で大分声の印象が変わっているキャラでして、8の時には「えっ!?本当に同じ声優さんなの!?」と大変ビックリした記憶があります。7の方が非常にしっとりした静かな大人の男性の色気、みたいな話し方だったのと比較しますと、8の方はもう少し声が大きめで語気も強く、はっきりした話し方に感じます。どちらも大好きな賈充さんであることには変わりませんが、7の話し方があまりにもエロ過ぎて校閲(?)が入ったのでしょうか。

こういったサイト上でお話させて頂く時には、陸の孤島状態のちっぽけなサイトとはいえ他の方の目に触れる可能性を考えてなるべく言葉使いにも気を付けよう、なるべく落ち着いた口調で文章を書くことを心掛けなければ!と思っておりますが、一言でお話させて頂くとすれば、無双7で賈充さんのボイスを聴いた時の感想は

「えっっっっろ」

でした。私の拙い語彙力でこれ以上何と表現して良いのか分かりません。彼の声と台詞の内容を聴いた瞬間、「キャッスルヴァニアの人!?」という第一印象から「ネオロマの人!?」という第二印象に素早く移行しました。だって!あの声ですよー!?

賈充?使ったことない、親密度を上げたこともない、全然知らない!という閲覧者様に是非無双のギャラリーモードから見られる彼のボイス集を聴いて頂きたい…!!と思う気持ちを止められないほどの衝撃でした。彼、本当に一般向けのアクションゲームに登場するキャラなのでしょうか?本当は完全に乙女ゲーム向け、それも18禁向けに登場するキャラですよね?出る作品を完全に間違えていらっしゃいますよね!?特に7の「親愛:女2」と「親愛:女3」。ドエロいです!!(混乱)

無双8の賈充さんもそれはそれでめちゃんこ素敵なのですが、耳的には7賈充さんの破壊力が非常に強いです(個人的主観)。特にイヤホンを付けて「親愛:女」向けの各種台詞を聴くと耳が死にます(いい意味で)。イヤホンを装着する事により賈充が耳元で直接しゃべっているかのような錯覚に陥るわけですが、「耳が幸せすぎる」というのが最初の感想でした。まさに晋のお色気担当、歩く18禁です。けしからん……実にけしからん!

彼の参戦により、「数多くの素敵無双男性キャラの中からあえて各陣営でたった一人のお色気担当を選出するとしたら誰なのか!?」という難しい問題に着手したところ、

≪あえて一人だけ選ぶとしたらな歩く18禁リスト≫
呉:凌統 蜀:法正 魏:郭嘉 晋:賈充

の布陣が出来上がりました。個人的にはこれ以上ないくらいに鉄壁の布陣なのでは!?と思っておりますが、いつも通り私の個人的な萌えと偏見に基づいて作成された内容ですので異論はどしどし募集しております。

そんなこんなで、「公式が与えてくださった彼のこんな素敵要素を思いっきり二次創作内に混入しなければ!!」という迷惑極まりない謎の使命感が湧いたことにより、夢小説内で夢主→賈充の描写をする際に声に触れる要素が多めになりました。きっと世の多くの女性プレイヤーを虜にしたであろう賈充のセクシーボイスということで、間違いなく夢主にもその効果は抜群であろう。彼女がヒト科のメスである限り!と思いまして……。

賈充の夢小説に挑戦するにあたり、まず夢主との関係性をどうするのか?賈充→夢主の矢印(興味)が発生したきっかけは?と考えてみましたら、賈充という男性を考える上で原作での司馬昭と賈充の関係を抜きにしては語れないかと思いましたので、それをベースに色々と妄想を膨らませてみました。

賈充=司馬昭の才能を魏や天下を収める器に至らしめること、その邪魔になると判断した相手には司馬昭が殺すのを躊躇った相手であっても容赦なく排除するという二点を己の行動原理とする男性だと思いましたので、司馬昭関連で夢主に興味を持たせるというのが一番話として書きやすく、妄想しやすく感じました。

興味の方向性は必ずしもいい物とは限らず、「邪魔な女」みたいな悪い意味での興味も有り得ると思いますが、「最初は嫌いだったけど一緒に過ごす時間が増えていくうちに〜」「何らかのきっかけを経て〜」みたいな流れは乙女ゲームや少女漫画でもあるあるなお約束展開かと思いますので、そんな感じでイメージしてみました。便利ですよね。

乙女ゲームでも親密度の低いクールキャラを相手にする時は「うざい」「鬱陶しい」「俺に近づくな」的な塩対応が多いのですが、乙女ゲームをプレイする度に「これだけ冷たくされているのに、それでもめげずに何度も話しかけるヒロインは凄いな」と心の底から唸ります。少女漫画のヒロインもそうですが、素晴らしいポジティブシンキングかつ鉄のメンタルの持ち主ではないかと思うのです。

→続きます


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