異次元 | ナノ


異次元 
【茨の檻】
 




→続きです。

例:三成「ほう…意外だったな。あのような女など貴様の好物ではないと思っていたのだが、いつの間に好みを変えたのだ。他人の物を欲しがる厄介な性格だとしても、さすがに同じ職場で余計な面倒事を起こす真似をする程愚かな人間ではなかろうに、どうやら俺の見込み違いだったようだ。随分盗人魂猛々しいではないか。よほど女に飢えているのか?」
半兵衛「いやん!三成さんったら、俺の事メチャクチャ褒めすぎ〜!だってさあ、どう考えても名無しさんには陰険なツンデレもどきの誰かさんよりも、爽やか好青年な俺の方が絶対似合うって思ったんだもん。エッチの相性も抜群だし〜、名無しさんももう俺から離れられないカラダになっちゃったし〜、きっと三成さんだと物足りないんじゃないかなあ?(ニコッ)」

みたいな感じで、「こいつは敵に回すと厄介な相手だからなあ…」と内心相手の力を認めつつ、バチバチ言い合いしている場面を想像するとめちゃくちゃ萌えるのです。

私の語彙力が足りなさすぎて上手く言葉で表現できないのがもどかしいのですが、うーん…私の拙すぎるこのご説明でお分かり頂けますでしょうか…。そんな訳で、姜維と法正がバチッとしているお話を書いてみたのですが、とっても楽しかったです!

あと、冒頭の金持ち豪族の元へ交渉しに行く法正も然り、趙雲&馬超&法正の入浴シーンもそうなのですが、<夢主が一緒にいない時の無双キャラ>の姿をあれこれ考えるのが大好きだという事を今更ながらに気付きました。

夢小説ということでキャラ×夢主の直接的な絡みや会話のやりとり等を想像するのも勿論好きですが、夢主が見ていない、近くにいないからこそ○○なことが出来る、本性を出す…みたいなのを想像するのも楽しい、萌えるなあと思いました。

ブラックな面ばかりではなく、もっとピュアな方面ですと、夢主と離れている時に夢主の為に○○する無双キャラ、みたいなのも上記の妄想に該当しますよね。司馬懿短編夢『Bitter love』で、夢主の知らないところで彼女の好物を買ってきてあげる司馬懿というのを書いた記憶がありますが、そんな感じです。

「そんな事をしてくれていたなんて…!」とその事実を夢主が知ってもいいですし、逆に永遠に知らないままでもどちらでもいいです。

知って感動するパターンも王道的で好きですし、知らないまま終えるというのもそのモダモダ感や、「そっか、知らないままなんだ…」と切なくなったりしんみりしたりして、そういう系統の作品を拝見しますと胸が締め付けられて長い間その余韻に浸っていたりします。創作の世界に限定するなら、ハッピーエンドもビターエンドもバッドエンドも全部含めてまるっと大好きです!

今回姜維→夢主の部分で姜維が法正に告げた内容は、姜維夢『HEAVEN』の内容にリンクしています。傷付いて帰ってきた時にいつも同じ態度で温かく迎えてくれる云々、みたいな部分です。

そして馬超の「戦闘の後は女を抱きたくなるので一人将棋をして云々」の下りは馬超夢『カナリア』だったような気がします。そういえば前にそういうお話を書いたなあ〜と思い出して入れてみました。

法正に限らず、他の無双キャラの夢小説も思いついた事だけをバーッと書く、萌える部分だけを書く、こういう会話していると萌えるな〜!と思った場面をまとめただけのネタ帳的な物が沢山PCに入っております。

1ページにも満たない物が多く、オチも何も決まっていなかったりしてそのままだといつまで経っても永遠に完成する気配が見えないただのメモでしかないのですが、それぞれを合体させたら夢になるのでは?と思って組み合わせてみるという方法に最近挑戦しておりまして、今回もそれでやってみました。

姜維×法正のバチバチ、趙雲や馬超の入浴シーンや馬兄貴の「プロの女性を買う理由」みたいなものも「書いてみたい物リスト」や「すでに書いたメモ」の中にありましたので、じゃあ姜維×法正は今回の夢に入れてみよう、お風呂にはせっかくだから法正も一緒に入って貰おう!と思って書いてみたらこんな風になりました。やっぱり無双キャラの夢的妄想は楽しいです!

そして、これも最近気付いた事なのですが、私は二次創作に関しては結構自サイトの閲覧者様から頂く温かい感想コメントや嬉しい萌え語りに影響されるタイプのようです(照)

今までにも「〜な部分に萌えました!」と言って頂けた萌えツボの共感、「○○って、こういう時に●●とか言いそうですよね!」みたいな萌え語りやキャラ考察を拝見する度にどんどん自分の中でも無双萌えや創作に関するモチベーションが増加して「ああ〜、分かります!じゃあこんなのはどうだろう!?」と新しい夢小説を書く際の参考にさせて頂く事も沢山あったのですが、法正もそうです。

「法正はねっとりした感じ」「夢主が嫌がってもB地区ばかり責めそう」というコメントを頂いて、自分の中でも「ああ〜分かります!」と首がもげそうなくらいにコクコクと頷きまくり、「つまりこういう事でしょうか!?」と鼻息荒く挑戦してみたのですが、何だか違う気がします。違う…、違うのです!

「法正はねっとり」。素晴らしいパワーワードです。それなのに、閲覧者様から頂いたこの有難いお言葉を表現するには、私のような者では力不足だという事です。脳内で『違う、そうじゃない』の曲のサビが100回くらいリフレインしています。法正殿はもっと!もっとねちっこい事をなさいます!フリーザ様のように、情事の最中は後2回くらい変身するはずなのに…ッッ!!

私の妄想力と文章力が貧困すぎるせいで、「本番前にそこそこ焦らす法正」くらいしか書けませんでした。もうちょっとあそこをこうすれば良かったのでしょうか。それともあの辺をこうしてみたら…。しょんぼり。

法正×夢主の裏的妄想の場合、法正→夢主への態度はどんな感じだろうかとかなり悩みましたが、法正殿は普段は敬語、相手によってタメ口を使い分けるという設定が原作にありましたので、情事の最中もそんな感じにしてみました。いつもは敬語のキャラが何かのきっかけで普通の口調、もしくは口が悪い部分を見せてくれるというのは凄く好きです。萌えます!

基本的な部分はまずドSかなあと思いましたが、法正の場合、曹丕&司馬懿や三成とはまた違った部分があるような気がします。曹丕&司馬懿=純ドS、三成=ドS&ツンデレだとしますと、法正=ドS&ブラック&セクシー&俺様の全ての要素が合体しているようなイメージです。4:2:2:2くらいの割合でしょうか。それともドSがもう少し高めで5:1:2:1くらい?よく分かりません。

逆に夢主→法正的な妄想の場合は「夢主が法正に対して敬語」という感じになっておりますが、よく考えてみますとこの「夢主→無双キャラの場合:敬語」というパターンは自サイトの夢小説の中で法正と半兵衛くらいしかいないかもしれません。

曹操様や孫権様や信長様のような主君とか、短編夢『プロローグ』のように無双キャラとまだ出会って間もない関係の場合は敬語でも、夢小説の直接的なお相手で、ある程度親しくなっているという設定の中ではこの二人だけのような気がします(私の記憶が曖昧なだけで、他にも書いていましたら申し訳ありません)。

個人的には「無双キャラ×敬語女子」という組み合わせはかなり萌えツボのはずなのですが…なんででしょう。夢小説の中で、書き手の場合も読み手の場合も、この「原作キャラに対する夢主の口調が丁寧語か、少し砕けた感じか、それとももっと馴れ馴れしい感じか(幼馴染系のような)」というのは結構重要な要素ではないかと思うのですが、自分でも上手く説明できません。法正と半兵衛だけ何が違うのか??うーむ。

一応、サイトUP前に一通り目を通しているつもりではありますが、徹夜明けの妙なテンションのままに書いた夢小説や後書きですのでおかしなことになっていたら誠に申し訳ありません。裏夢は徹夜明けのこの妙なテンションでないとなかなか書けない、サイトにUP出来ないのです。いやお恥ずかしい!大変お手数ですが、いつも通り誤字脱字等発見されましたらご一報頂けますと助かります…!

いつも自サイトの夢小説を読んで下さったり、暖かい拍手やコメントを送って下さる方、有難うございます。自分にとって心底癒しと励みのオアシスです!毎回恒例の拙い夢小説ですが、ドSスキー&法正スキー&趙雲・姜維・馬超スキーの方に捧げます。本当に有り難う御座いました〜!!(*^_^*)


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