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異次元 
【魂喰いvol.2】
 




→続きです。

しかし、他に特定の相手がいる事自体は気にならなくても、さすがに自分よりもさらに上の身分&権力を持っている相手(曹丕なんか王子様ですし)の女に手を出すのはさすがに処罰ものだろう、事が発覚したら死罪ではなかろうかという問題点がありますので、今のところ曹丕&司馬懿と司馬兄弟が直接かち合うという事態は想定しておりません。

夢小説=創作の世界という事で、どうしてもこの流れで続きを考えるとするならば一向にばれないか(曹丕&司馬懿の勘の鋭さからしてそればまずないと思われますが)、それを知った曹丕様が「やっぱりな」と笑い、司馬懿がげんなりして終わり…というご都合主義の展開にしても良さそうではあるのですが、司馬昭風にお話しますと、そもそも続編を考えるのがめんど…、いえ、難しい!!

余談ですが、無双7エンパでプレイヤーが敵を引き連れて戻った時の司馬昭の台詞「わざわざ敵をご招待とは……。面倒……いえ、素晴らしい!」が凄く好きです。めちゃんこ笑いました。

無双6猛将伝の告白台詞「俺の本気を見せるのはあなただけです。ところで、今晩部屋にお邪魔しても?」も好きです。このノリの良さ、この肉食男子っぷりがいかにも司馬昭っぽくていいなあと思います。そんな訳で、今回夢小説内で夢主を真正面から口説くシーンとか、自分なりにイメージした「俺の本気を見せるのはお前だけ」な所を頑張って書いてみたつもりなのですが、うーん…。

司馬師&司馬昭夢という事でなるべく両者を同等に扱おうと思ってはいたのですが、書いていて思った事としましては、司馬昭の方が兄の司馬師に比べてキャラクター的にストレートな印象を受けますので、夢主に対してあれこれ言わせやすい・思った事を即行動させやすい・兄の気持ちを代弁させやすいような気がしました。

司馬師は父親である司馬懿に似てクールな印象が強い男性ですので、あまり正直に自分の気持ちを話さないと言いますか、完全に司馬師視点の夢小説でないと彼の心情を全て会話の中に盛り込むのは難しく感じました。勿論、それをサクッとこなして素晴らしい司馬師夢を書かれている方もいらっしゃると思いますが、自分の場合はどうも難しいです。弟と同じくらいに兄の司馬師も大好きなのに…!

それなので、全体を通してみますと司馬昭の方が台詞が多くなってしまいました。特に賈充との会話シーンではそれが顕著です。私の足りない頭ではどれだけひねっても

「自らの思いを賈充や司馬昭に赤裸々に語る司馬師の図」

というのが全く思いつかず、「…。」だったり、おもむろにポツリ、ポツリと呟く司馬師しか書けませんでした。どうも私の中には司馬師様にはいつもクールな男性でいて欲しい、色恋沙汰であたふたしているイメージが脳内で沸きにくいというポワ〜ンとした何かがあるようです。

ですが、無双6猛将伝の告白台詞で「その微笑みを他の誰にも向けないでほしい。失礼……愚かな男の独占欲です」というのがあり、司馬師様にもそれなりの「独占欲」があるという事を知りましたので、気に入った女性に対してはこうなる=夢主は私の物だ、みたいな流れにしてみた次第です。邪魔な相手がいれば奪う、というのは身分の高い男性におけるお約束のような印象です。

そういえば、よくよく考えてみましたら、「きちんと交際してもいい」「夢主と交際している事を公言してもいい」と言い切っているのは自サイトの夢小説の中では司馬兄弟が初めてかもしれません。

夢小説内で「彼女になって」「周りに言ってやりたい」「何なら知られても構わない」という無双キャラはいたかもしれない気がしますが、そう思っているだけと実際に実行に移すのでは雲泥の差があるのではないかと思いますし、「今から父上に言いに行ってもいいけど」みたいなのは多分彼らくらいではないかと…あれ?違ったかな?他にもいましたっけ??(記憶力の欠如)

そう考えますと、

「きちんと交際した上で、周りにも公表して構わないし、何なら子供が出来ても一向に構わないし、むしろ結婚してもいい」

…とまで言ってくれる(?)司馬師と司馬昭は一見めちゃくちゃ責任感のある(??)誠実な男性(???)のようにも思えなくもないのですが、やっている事が恐ろしいんですよねえ……。ヒー!!

事前の注意書き&説明事項の部分でもお話しましたが、今回の夢小説内における「危険日」「安全日」というのは、いわゆるエロ漫画やAVの中にしか存在しない架空の存在として扱っております。

現実では女性の排卵日は2〜3日ズレる事はザラですし、女性の体はデリケートですので、ストレスや体調不良、または疲労やダイエットなどによる体重減少、環境の変化などでも体のリズムが崩れて排卵日には幅があります。

女性の体は機械ではなく、いつ排卵しているか分からないと考える以上、体内に入った精子も大体3日ほど、長いと一週間(!!)も生きている訳ですから、慎重に考えるなら100%確実な「安全日」「危険日」など存在しないと考えるのが筋なのですが、エロ漫画やAVによく登場する

「今日は安全日だから、何回中出ししても大丈夫よ♪ウフフ(ハート)」
「何っ!?今日は危険日だと?なら思いっきり種付して絶対に孕ませてやる!ぐへへへ…!!(じゅるり)」

…のようなものだと思って頂けますと有り難いです(汗)

リアルに照らし合わせれば自サイトの夢主はとっくの昔に妊娠していてもおかしくない状態だと思いますので、華麗にスルーして頂くか、「小説内には出てこないが、夢主は多分ピルを飲んでいるのだろう」みたいに脳内変換してやって下さい。(しかし、そうなりますと、司馬師&司馬昭は永遠に彼らの目標を達成できなくなる訳ですが)

そして!今回初めて書いてみた賈充様ですが、めちゃんこ難しかったです。それでも、とっても楽しかったです!

無双シリーズに初めて彼が登場した時には彼のビジュアルに完全にノックアウトされてしまいました。もうもう、第一印象は完全なる吸血鬼、ゴシックホラーな印象です。「悪魔城ドラキュラ」に出てくるボスキャラクターみたいなその麗しい容姿が非常にツボです!

今回、西洋では蛇=悪魔の化身とされている事から司馬兄弟=蛇に見立てて文章を書いておりましたが、どちらかと言えば無双キャラの中で一番蛇というイメージが似合うのは賈充ではないかと思っております。

蛇は西洋では悪魔でも、日本では神の使い的なイメージもありますよね。私は実は蛇は大好きな生き物の部類に入りまして、時間やお金、環境が許せばむしろ蛇は我が家にお迎えしたいくらいです。

基本蛇はどれも美しいと思いますが、一番美しいのはやはり白い蛇だと思います。真っ白な体に赤い瞳、赤い舌の蛇はそれこそ神の化身や神の使いに相応しい神秘性と美しさを兼ね備えている存在だと思っているのですが、賈充のあの青白いと感じるくらいの白い肌に、唇からチラリと覗く赤い舌は、自分にとってまさに蛇を連想させます。

衣装もめちゃくちゃカッコいいですし、文句なしの美形ですし、「この賈公閭に任せておけばいい」と言い切る自信、空中乱舞時の「抵抗してみせろ」、特殊技の「思い知れ」といい、見事なまでのS属性キャラです、多大な萌えに悶えまくりの状態です。コーエー様ありがとうございます、ありがとうございます…!!

好きすぎていつも戦場にご一緒しているのですが、如何せん、好きな無双キャラが多すぎて出陣するときには大変困ります。自サイトで夢小説を書いているキャラは全員参戦させたいのは勿論のこと、それ以外にも好きキャラは山ほどいるので「ええい!枠が足りぬではないか!!」となりながらモダモダしています。女子キャラも連れていくと本当に枠が足りません。嬉しい悲鳴ですよね!

『魂喰い』に関しては大好きな司馬師&司馬昭の妄想を一度に出来るし、二人一緒に出せるし、一緒に書けて楽しい&嬉しい!という気持ちで挑戦している作品なのですが、司馬師×夢主や司馬昭×夢主といったソロでの黒夢&裏夢もいつか時間があったら書けたらいいなあ…と思っております。

『魂喰い』以外では、今のところ司馬師×夢主や司馬昭×夢主の単独夢は短編やSS=健全夢だけなんですよね。裏要素の一切無い夢小説も大好物なのですが、今読み返してみますと、短編&SSでの司馬師や司馬昭とのやり取りがあまりに清らかなので気絶しそうになりました。

彼らの健全夢と『魂喰い』シリーズを両方読んで下さったという神様のような閲覧者様には、あまりのキャラの違いに「誰…!?」と思われているかと思いますが、大変申し訳ございません、彼らに限った事ではなく、自サイトの夢小説は全部そうなのです(泣)相変わらずキャラ崩壊しまくりのどうしようもないサイトですが、このようなイラストや夢小説にお目通し下さるお心の広い閲覧者様には感謝感激の嵐です!

何年経っても拙いばかりの文章ですが、ようやく新しい物が書けた記念にサイトにUPさせて頂きます。司馬師&司馬昭スキーの閲覧者様、自サイトの夢小説を今でも見に来て下さる閲覧者様、最後まで読んで下さって本当に有難うございました〜!!(*´ω`*)


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