異次元 | ナノ


異次元 
【魂喰いvol.2】
 




後書き

まずは今回の夢小説をお読みになって下さった閲覧者様、本当に有難うございました!

夏侯覇夢『ご奉仕致します』をUPしてから、一体何年ぶりの更新になりますでしょうか。

このように長い間、ずっと更新のなかったサイトに未だに通ってきて下さる方がどれだけいらっしゃるというのか分からないですし、夢小説をUPしても果たして見て下さる方が存在するのかどうかも分からないと思うのですが、例えお一人だけであってもこんなサイトのイラストや文章を楽しみにして下さっている方がいらっしゃる可能性があるのであれば…!と思い、恥を忍んでUPさせて頂いた次第です。

それなので、後書きをあれこれ書かせて頂く前に、読んで下さった方に一番にお礼を申し上げたいという気持ちで一杯です。言葉に出来ないくらいに嬉しいです。重ね重ね、本当に本当に有難うございます!

しかし、それにしても内容がなあ…と、内心ドキドキしている所です。

久々UPという事でまずはリハビリ的に短編とか、SSとかにした方が…それでも久々に書いた物をお見せするなんてめちゃんこ恥ずかしいに決まっているのに!と自分でも分かっているにも関わらず、何故裏夢をというばかりか、よりによって司馬兄弟の3P夢(またか)を第一バッターに持ってくるとは、己自身理解できません。何故???

しかしながら、久しぶりに私のPCにある小説フォルダを覗いてみますと、やたらと司馬兄弟や曹丕&司馬懿のドSコンビの夢の割合が多いのです。次が三成だったような…。

書きたい!と思った部分しか書いておらず、全て全然話の繋がっていない書きかけの物ばかりですが、どうやら当時の自分の中では彼らに対する萌えが滾りまくっていたようで、ほうほう!とじっくり眺めているうちに色々な感情が湧き上がってきました。

自分の場合、萌えの波には一定の周期がありまして、○○の夢を書きたい!→やっぱり●●も!→ぬおおお、△△への萌えが止まらない…!というようにループしていくのが常なのですが、この時は脳内で司馬兄弟祭りが開催されていたようです。

そんな訳で、とりあえず他に比べて書き進めてあった彼らの夢小説に的を絞って、時間を見つけながら少しずつ続きを書いておりました。

亀の歩みのようなそのスピードに、完成するまでに果たしてどれだけかかるのか全く予想がつかずでしたが、なんとかこの度サイトにUPさせて頂くことが出来て嬉しいです。やっぱり大好きな無双キャラの夢小説を書くのはとっても楽しいです!

久々の裏夢という事で過去夢と少し変えてみた事は、「Hが終わった後でも夢主が意識を失わずに無双キャラと会話が出来ている」です(震)

今までは気力・体力が有り余っている若い無双キャラ達によってごっそりとHPを削り取られ、グッタリした夢主が毎回意識を失う(しかしキャラによってはその後も全く手加減する気配がない)というパターンでしたが、今回はその後も「もうちょっとだけ続くんじゃ!」な状態にしてみた次第です。

事後なのにまだ2ページも話が続く、というパターンは初めてでしたので自分の中でもなんだか新鮮な気持ちになりつつ書いておりましたが、なんの事はない、夢主にしてみれば気絶しようが寝落ちしようが意識があろうが、結局「ひいい…!」となって終わる、といういつもの恒例行事でした(照)こち亀の部長さんもお怒りです。両津ー!何も変わっておらんではないか!バッカモーン!!

個人的な好みなのですが、漫画や小説、映画を見たり、ゲームをプレイする場合、最後にゾッとする終わり方が結構好きです。

これで全てが解決してハッピーエンド!うふふふ!と思っていたら、最後に犯人らしき謎の影や意味深な笑みを浮かべる口元だけが映っていたり、助かった!と思っていたら実はそうではなかったり、味方だと思っていたあの人が実はとんでもなくヤバイ人だったりして、「ひぇっ…!」となりながら冷や汗をかきつつページを閉じる。そっと電源を消す。

ギャグや切ないすれ違い、片思いとかのモダモダも大好物ですので、そういった物も細々と書き溜めておりますが、何の目標?もなく書き進めていきますと、気が付けば相変わらず先述したような結末の夢を量産してしまいます。むむむ…!

黒夢メインサイトという事で、似たような感じの物ばかり置いてありますが、人によって好みの分かれる作品だとは思いますので、読んで下さる懐の広い閲覧者様には心底感謝の気持ちで一杯です。

素人が趣味程度に書いている物ばかりです故、自分の脳内にある無双キャラの妄想を何とか文章化しようと思っても全然自分の能力がついていかず、何が言いたいのか分からない物だらけだと思いますが、少しでもお気に召して&楽しんで頂ける物がありましたら幸いです!

しかも今回は本編が35Pと長夢になってしまいましたので、お目通し頂くだけでもかなりのお時間を頂戴してしまったのでは…と震えておりますが、自分でも長くなった原因は分かっております。

司馬師&司馬昭の夢だと言いますのに、欲張って曹丕&司馬懿と、賈充を登場させた事によるものです。彼らの登場シーンを省けば、9Pは削除できます。分かっていました…分かっていたのです…!

wordの文字数をページ数で割った時にこれはまずいな、下手すると40Pくらいいくかもと気付きまして、正直曹丕&司馬懿のページは余分かなあ、賈充とのやり取りもなくても何とか話を繋げられるかも??と思って何度もページをごっそり削除しては新たに書き直していたのですが、結局省けませんでした。

「削除しよっと」と思っても、私の中にある曹丕&司馬懿スキーと賈充スキーの心と萌えパワーが何度も邪魔をしてくるのです。削除…!?うっ…、頭が……!!(邪気眼??)

今回、書いていてしみじみ思ったのですが、曹丕と司馬懿のやりとりを書くのはめちゃんこ楽しいです。

「曹丕(司馬懿)はこんな時に何て言うんだろう?どう思うんだろう?」などと考えるのは自分のちっぽけな脳みそでは難しくて、むしろ書く事に苦労するキャラなのですが、それでも彼らの会話等をああでもない、こうでもないと妄想するのはとっても楽しいです。ああやっぱり大好きなキャラなんだなあと実感しました!

個人的に、曹丕&司馬懿と司馬師&司馬昭の両者の間に夢主を絡めた場合の勝手な脳内イメージとしましては、

≪曹丕&司馬懿≫
一層大人のイメージ、自分達以外の男など何とも思っていない、大人の余裕、夢主を完全に支配下に置いている
≪司馬師&司馬昭≫
曹丕&司馬懿より若者な分行動力があり大胆、若者特有の無敵感=A反骨心、例えどんな相手であれ、自分達なら夢主を奪えると思っている

…な感じなのかなあ、とか思いつつ書いてみました。ちなみにぴぃ様は夢主の相手が司馬兄弟だと知ったら笑ってくれそうな気がしますが、しばっちは露骨なまでに眉間に皺を寄せて滅茶苦茶嫌がりそうなイメージです。

とは言いつつ、夢小説内では「親子丼とか勘弁してくれ」と司馬懿の台詞に書きつつも、当時の時代背景を考えてみれば、むしろそんな事を気にする無双キャラの方が少ないのではないか、なんて思ったりもしています。

あの甄姫様も元は人妻だったものをその美しさに惹かれた曹丕が『戦利品』として奪い取った訳ですし、美人姉妹で有名な大喬&小喬ちゃんも、元は捕虜として捕えられていた所を、孫策と周瑜がそれぞれ妻の一人に加えています。

この時代、見た目の良い女性の処遇とはそういったものでしたので、夢主の見た目が良い・悪い云々というお話ではなく、女性=『戦利品』という扱いから考えてみますと、そこに女性本人の意思は関係なく、力のある男性が

「こいつを自分の物にする」

と決めたらそれが全てというような印象を受けますので、夢小説内での夢主もまた設定に組み込まれながらああでもない、こうでもないという流れを魏・呉・蜀・晋問わず延々とループしている次第です。

そして、無双キャラによって↑の流れを汲んだ上で、夢主の気持ちを完全に無視していたり、少しは気にしていたり、むしろ自分がどう思われているのかかなり気にしていたり(幸村とか)…のように、細々とした違いを妄想しつつ書いているつもりなのですが、例によって自分の文章力不足で「どれも全部同じだろ」な状態になってしまっているのが切なさ乱れ打ちです。残念無念合掌!

と、いう訳でお話が少し戻りますが、曹操様も人妻を自分の物にしていますし、曹丕に至っては一説では父である曹操が亡き後、その側室達を自分の物にしたという話もあるそうで、もしそれが本当だとするのであれば「元々は親・兄弟の妻や恋人だった相手を自分の物にする」という事に関しては何の抵抗感もなさそうです。

古代日本でも、額田王は最初に弟である大海人皇子と、後に兄である天智天皇と結ばれたりしていますので、現代人の常識のような物とは全く別の世界で生きている方達であると考えますと、夢主が誰と関係を持っていようが、当時の身分の高い男性からすればそんな物は何の問題もない=司馬師や司馬昭的にもどうだっていい、という感じになるのではないかなあ…なんて想像してみたりもしました。

→続きます


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