異次元 | ナノ


異次元 
【籠の鳥】
 




→続きです。

光秀と蘭丸はベースは同じブラックで、言ってみれば自サイトの趙雲と幸村みたいな関係で、年齢による性格&価値観の違いで分別してみたのですね。同じブラックでも光秀の方がより大人の狡猾さを持っていて、計算高く、引くところはサッと引きます。それに比べて蘭丸は若さ故の無鉄砲さと無邪気な腹黒さ、狡賢さみたいなものがあるんじゃないのかな…と思いつつ書いていました。

かごめ歌の由来を知ったのは数年前なのですが、子供の時は全然何も知らずに無邪気に歌っていました。大人になった今でこそかごめ歌には色々な諸説がある訳でして、どれが正しい、どれが真実だ…というのは永遠に闇の中なのですが、そういうのを色々と考えるのが好きなので今回の作品でも使ってみました。

個人的に、子供の頃から一番最後の「後ろの正面、だ〜ぁれ?」だけは何となく怖いイメージを抱いていたのですよ。由来も何も知らない内から、言葉に出来ない不気味さを感じていまして、ほいで「振り返ったら、後ろにニッコリ笑った蘭丸がいる」とか考えて、ですね…。ヒー!!何か別の意味で怖いよー!!!!

そんな感じで「よし、これをベースにして小説書きたい!」と思ったのが始まりだったのですが、何となく同じブラックでも陸遜や姜維にはこの夢は似合わないと思ったのですね。言葉では上手く説明出来ないのですが、これは蘭丸でしか絶対に無理だ…と思いまして、不安を抱えながら初の蘭丸夢に無謀にも挑戦させて頂いた、という訳です。やらかした感がプンプンです。

このサイトの夢小説をずっと読んで下さっている方々は、もう話の途中から蘭丸が犯人だと気付いて下さっていた方がいらっしゃるかもしれませんね。蘭丸は怖い子です。今この後書きを書いていてふと思ったのですが、今回の蘭丸はちょっとブラック以外にもダーク要素(ヤンデレ)混じってますね。

先日描かせて頂いたヤンデレコンビの趙さん状態(ロックオン)ですね。振り返ればヤツがいる。逃げようとするとヤツがいる。目を付けられてしまったが百年目。邪魔者は全てンンン〜な感じです。何だこれ。ブラックじゃなくてヤンデレか!!

ですが、同じ10代メンズでも幸村の無自覚ヤンデレとは全く別で、蘭丸のブラックさは計画的犯行ですので、やっぱりダーク(本質的・闇)ではなくブラック(計算的・黒)なのだと勝手に認識しています。勝手だなー!

今回久々のエロだったのですが、何だかもうかなり力尽きた感じです。これだけの本数を書いているにもかかわらず、裏描写は本当に難しいです。何度書いても慣れません。苦労します。

こんな事を言ってしまいますと、きっと「えー!!」とか「お前…今更それを言うか!!」と思われてしまうかもしれませんが、自分の中で自サイトの夢小説は

≪裏(エロ)メインのサイトだけど、決して裏『が』メインのサイトではない≫

と個人的には思っています。今確実にこれを読んでいて「ちょっ、おまっ…こんだけ裏書いておいて!!」と画面に向かって突っ込まれている方もいらっしゃるかと思いますが、管理人はいたって真剣です。すげー真面目な気持ちです。

エロメイン(のサイト傾向)だけど、エロ(が)メインじゃない。どっちかっていうと夢小説は前半部分のキャラの心理描写や背景描写の方が、自分は書いていてめちゃんこ楽しいです。勿論裏は裏で楽しいのですが、裏の3倍は書いていて楽しさを感じます。イキイキ状態です。裏はちょっと息切れしますね。技術的な問題で、管理人の文章力が未熟だからです。

この辺の事はまた後日ネタ帳でお話させて頂きたいと思うのですが、ほいでもメインに裏要素を組み込むのは、裏を入れる方がイチャイチャ度が増すからではなく、余計に不気味な感じになると思っているからです。

裏がなければ短編集の夢のように爽やかな感じで終わりになるのが、リアル現実世界のように性的な関係を結んでしまった事で余計に話がこんがらがり、昼ドラのようになり、そしてブラック具合や病んでる具合やドS具合やらなんやらが強調されて、「大変な事になってしまった…」みたいな、グチャグチャドロドロ、逃れられない感が当社比250%位になるんじゃないかと思っているからです。(思い込み)

それなので、エロは全く重要視していません。しかし、重要視しています。この何とも複雑怪奇な、自分でも何言ってんだオマエ!!みたいな考え方をもし少しでも分かって下さる方がいたらとっても嬉しい事だな、としみじみ思います。

今回蘭丸は69→正常位(初回のお約束)にしてみたのですが、ついに書いてしまいました69。本当はまだまだ書きたくなかったです。ネタが無くなると困るので、出来ればもっともっと先延ばしにしたかった体位でした。グスン。

それに、こういうの(裏描写)って頭の中では「今こんな体位で、こんな格好で、こんな向きで…」っていうのが分かっていても、それを実際に文章にして書くのはまた違った部分があるじゃないですか。

それで今まで「69だけは面倒くさいから書きたくねー」とか思ってかなり後ろ向きだったのですが、何故か蘭丸で書く事に。何でだろう。むしろ趙さんの為にとっておこうと思っていたのにな。ナメ専だし…。

でもこれで大分自分的には満足しましたので、もう当分69はいいです。蘭丸がこの異次元空間でエンドレスで繰り返してくれます。多分。疲れたー。でも気分スッキリ爽快な疲れです!いい事だ!!

蘭丸はシャングリラーズではないですが、やはりこのサイトのメンズという事で、陸&姜&幸と同じく「♪可愛い顔&若いクセしてあの子、割とやるもんだね、と〜♪」みたいな感じで挑戦させて頂きました。夢小説1本だろうが何だろうが、怖いお兄さん達と肩を並べる以上、蘭ちゃんにはシャングリラーズの入隊条件を満たして頂く必要があります。例え正規メンバーではなくても…!!(あっそう)

とにかく黒夢の原点・愛ある鬼畜に還って、そういうお話、そういう愛し方、そういうラストにしたかったのですが、ちょっとでもそれっぽい感じの蘭丸夢になっていたら嬉しいです。

ほいで今回の蘭丸夢を御覧になって、ちょっとでも『ゾッ』として下さった方がいたら幸いです。蘭丸大好き!!

毎回好例の拙い夢小説ではありますが、戦国&蘭丸スキーの女神様、ブラックスキーの女神様、そして最後まで読んで下さった名無し様に謹んで捧げさせて頂きたいと思います。

名無し様、最後までお付き合い下さって本当に有り難う御座いました〜!!(*^_^*)


[TOP]
×