異次元 | ナノ


異次元 
【籠の鳥】
 




後書き

今回の蘭丸夢で使用させて頂いた一文&出典はこちらです。

≪恋と戦争においてはあらゆる戦術が許される≫
(byフレッチャー)

初めて拝見した時にはははぁ、成る程…!と思って感動していたのですが、なんかシャングリラーズが好きそうな言葉だと思ってこちらで使用させて頂きました。名言ですよね。それにしても特に軍師系メンズが好んで使用しそうな言葉です。

今回設置させて頂いたこの異次元書庫の概要・及び蘭丸夢の位置付けは異次元書庫トップの始めにでご説明させて頂いておりますので、こちらでは割愛させて頂きます。まだお読みになっていない方は、一度お目通し頂けますと幸いです。

さて今回は何の予告も無しに書かせて頂いた蘭丸夢なのですが、書き上がった今でもドキドキです。これから一通り読み返して、ほいで問題なさそうだったらアップしようと思っているのですが、例によって誤字脱字ありまくりマクリマクリスティーでしたらご一報下さい。

毎回親切な閲覧者様からご連絡頂く事が出来て本当に助かっているのですが、羞恥プレイしまくりですね。いつも緊張します(その割りにミスが多いです)

今回登場させた露姫という女性なのですが、一人称を『あたし』にする事で何となく若い女性の雰囲気が表現出来るかな、と思って試験的にやってみました。

ちなみに管理人の周囲の女性は皆『私』ですので、会話でもメールでもそういう言葉使いをした事はないのでちょっと書いていて新鮮でした。うまい事表現の一つになっていれば嬉しいです。今回は色んな事に初挑戦しています。ドキドキ…!!

蘭丸が書きたいな〜と思ったのは年が明けた1月頃だったのですが、それから少しずつコツコツと書き溜めていたものです。結局完成までに9か月近くかかっていますので、最初の方の季節を冬から今の初秋に書き直したり色々いじくっています。アップする時の季節だけは何となく揃えたいと思っている妙なこだわりです。現在進行形の季節描写が好きです。

蘭丸は絶対にブラック!!腹黒!!と個人的に思っていましたので、自サイトでもし蘭丸の作品を書くことがあったらその路線で話を練ろうと思っていました。素敵にピュアな蘭丸ではなく、素敵にブラックな蘭丸です。腹黒路線でGOGO!!

ただ、他のメンズ達と違ってキャラ考察があんまり出来ていませんので、「蘭丸ってどんなんだっけ」というのは未だに分からない部分があります。一応ネットで色々森蘭丸に関する文献を探して読んでみたり、戦国の攻略本を読んで各キャラとの会話とか読んでみたのですが、うーん…。自分の中の蘭丸はこんな感じなのですが…しかし織田軍は濃いですね。

今頃気付いた事なのですが、戦国夢で三成・幸村・長政の夢を書いている割りに、君主は全部秀吉で彼らの所属は豊臣軍なんですよね。

全員仲良く同じ軍に所属させてしまったのは単純に自分が書きやすい&話の構成を練りやすいからだと思います。多分当時の自分はそんな発想で最初の夢を書き始めていたんだろうな…なんて楽したガリータなんだ。そうか…皆仲良く豊臣軍か…!

そんな訳で、今回の夢を書く時にはその辺がかなり戸惑いました。織田軍の雰囲気とか、武将達の性格とか話し方みたいなのがかなり自信が無かったので、攻略サイトとか巡りまくって自分のプレイ記憶(?)と照らし合わせながら書いていたのですが、

「ちょっとアンタ!!信長(濃姫&光秀&むしろ蘭丸)様はこんなしゃべり方じゃないよ!!間違っているアルよ!!たくあんポリポリああウマイ!!」

みたいな方がいらっしゃいましたら、長政の一人称「私」のように華麗にスルーしてやって下さい。ここにいるのは全員偽者です。イッツ・ア・パラレルワールドです。うーん、便利な言葉だなー!!

何となく本能寺の辺りも考えて今回絡ませてみたのが光秀です。光秀と三成って似てますよね。携帯で小説打っていたときに、「み」と打つと辞書機能に入れてある「三成」が速攻で出てくるので、無心で決定ボタン押しまくっているといつの間にか光秀が小説内で三成に変わっている罠です。

ここは織田軍ですよ。どっから出てきたのかなみちこ。とりあえずシャングリラーズの漢字(名前)は小説を打つ事を考慮して全員携帯の辞書機能に入れてあります。たまに紛らわしいですね。

とりあえず考えてみた事は、蘭丸→ブラック系統・夢小説→軍師系?みたいな感じで話を考えてみました。

軍師系メンズは大体他キャラが絡んでくる話が多いので、周兄にとっての凌&陸、しばっちにとってのぴぃ様、みちこにとっての幸村、陸遜にとっての凌統…と同じ感じで蘭丸&光秀と。今思うときょいたんは例外です。珍しいな〜。

軍師系メンズは気位高子が多いので、そんな彼らの高いプライドと知的好奇心を満たす為には

「へぇ…。あいつ名無しの事が好きなのか。今まであんまり興味なかったけど、あいつがそれほどいいって言う名無しにちょっと興味が沸いてきちゃったな…(そして実際に接近を試みる)」

という流れを自サイトでは汲む事が多いです。無双メンズは全員イケメンな上に恋愛経験値が高そうな(または基本的に恋愛なんて興味なさそうな)男性キャラが多いので、そんなキャラにどうやって興味を持たせるか…というのにいつも一番苦労します。

そのキャラの夢が1本完成してしまえば後はその設定を引き継いでコツコツ書いていけばいいのですが、「周兄はなんで名無し様の事を好きになったのか?」とか、長政は?馬超は?しばっちは?みちこは何故?のように、

●名無し様を好きになった、各キャラクター毎の個別事情

を考えるのが一番悩んでます。今回で15パターン目です。もういっそ全員魔法の呪文「出会った瞬間一目惚れ×人数分」でいいジャロ、よし決定、ジャロがあるジャロ、とか思っているのですが、でも考える事自体は結構好きなんですよね。蘭丸は蘭丸なりの「きっかけ」を考える作業は楽しかったです。

「自分の心の隙間を埋める存在」みたいな感じは各キャラに共通する事項ですので(名無し様=癒やし?)あんな感じにしてみました。疲れた蘭丸にホッと一息コーヒーブレイクみたいな存在の名無し様です。

そして自分の中では結構蘭丸と光秀はキャラ的に被っている部分があると思っていましたので(いつもながらの勝手な考察です)、蘭丸VS光秀で内心バチバチしているシーンを勝手に組み込んでみました。同族嫌悪的な流れにしてみたかったのですが、個人的には結構気に入っています。

→続きます


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