異次元 | ナノ


異次元 
【崩壊都市】
 




→続きです。

ほいでも、ブツクサと文句を言いながらも何だかんだで夢主の周りの事に気を配ってくれていたり、陰で色々と世話を焼いてくれている司馬懿とかだといいな、想像すると萌えるなー!と思いました。

この「陰で」というのがあれですよね。ドSキャラは夢主の前では素っ気なくて、陰で…というシチュエーションにやたらと萌えます。

ただ、軍師キャラは大・大・大好きなのですが、今回の郭嘉の夢も含め軍師キャラの夢は書くのが難しいなあというのが切ない所です。

私自身がそれほど頭の良くない人間ですので、頭のいいキャラの台詞や行動を考える、想像するというのが苦手なのです。

原作の司馬懿や郭嘉はあんなにも知的でカッコ良くて台詞の一つ一つ、行動パターンの一つ一つに知性が溢れていて、仕事も出来るバリバリの切れ者ですのに、私が書くと原作の100分の1も知性的なキャラになっていないような感じで残念無念合掌です。ううう…ごめんなさい!

「作者より頭のいいキャラは書けない」というのをどこかで聞いたような気がしますが、本当にそうだなあと思います。大好きな無双キャラがカッコ良く書けるように、もっと勉強しなくては!

相変わらずエロシーンに入ると「何をどう書いたらいいのか全く分からない病」が発症してかなりの長い期間放置プレイだったあの区画なのですが(裏シーンが一番悩みます)、原作の郭嘉が甘い声と甘い台詞で女性を口説くプレイボーイタイプとお見受けしましたので、周兄や長政と同じメロ甘路線で想像してみました。

ですが、郭嘉の場合、メロ甘要素がありつつもブラックやS系要素もそれなりに入り混じっているような気がします。メロ甘男性の中でいいますと

≪意地悪度≫
郭嘉>周瑜>長政

みたいな感じで、長政が一番優しさ度が高そうで、次に周瑜が優しさ度高めより、そして郭嘉が優しさと意地悪さを両方同時に内包しているバランス型のようなイメージがあります。

ただ甘いだけの男性ではないと言いますか…。何でそう感じるのでしょう。軍師度の高さ辺りが関係しているのでしょうか?

それなので、Hの時は夢主に意地悪な事も言いつつメロ甘特有のアマアマーンなムードや「可愛いね」といったキザな台詞も忘れない、というのが私の中にある勝手な郭嘉のイメージです。

S系男子のような言葉責めも得意そうですが、郭嘉がS系男子と決定的に違うのは平気で「好きだよ」「愛してるよ」とか言いそうな所だと思います。S系はまず言わなさそうですので!

他、周瑜や長政といったメロ甘路線キャラの夢小説と同じように、郭嘉もメロ甘系男性という事でメロ甘ビームの使い手である事と、キス魔、ギリギリストローク設定も引き継いでみました。魔眼で夢主ビリビリ(便利ですね)、キス魔で夢主メロメロ(便利ですね)、ギリギリストロークで夢主理性崩壊(便利ですね!)の三点セットです。

裏シーンのアルコールプレイは郭嘉=お酒大好きという原作及び史実設定から勝手に考えてみたものです。郭嘉なら食事以外でも見事にお酒を駆使してくれるのではないかと…多分!

最後のギリギリストロークはストロークだけの意味ではなく、全体的な焦らしプレイという感じで考えてみました。郭嘉って何となくそういうの得意そうです(妄想だ)

実際あんな事されたらかなり苦痛も大きいと思うのですが、そこは都合良く創作ワールドという事で(震)二次元万歳!!

1ページとラストにある郭嘉の独白に出てくる『アヴェ・マリア』というのはAve Maria=ラテン語で直訳すると

「こんにちは、マリア」
「おめでとう、マリア」

を意味する言葉でして、それが転じてこの一文にはじまるキリスト教(特にカトリック教会)の聖母マリアへの祈祷を指すものだそうです。

『アヴェ・マリアの祈り』の口語和訳で

≪神の母 聖マリア、
わたしたち罪びとのために、
今も、死を迎える時も、お祈りください。
アーメン。≫

という言葉があるのですが、そのアヴェ・マリアの歌詞を郭嘉の

『聖マリアのように、今も、死を迎える時も、私のような罪人のために祈りを捧げて欲しい。』

という部分に持ってきています。

罪人=郭嘉であり、死を迎える時=郭嘉の死であり、その日が近付く私の為に祈りを捧げてくれという事で、

≪その祈りの歌を口ずさみながら、私が名無しを魔界に引きずり込んであげよう≫

みたいな……。

良い意味での祝福等ではなく、そういったマイナス?の意味での使い方でAve Maria=「おめでとう、マリア」、それを夢主に向かって使う事で「おめでとう、名無し」という形になりますとある意味すごく皮肉っぽい感じになるのではないのかな、なんて思いました。夢主的には、多分全然おめでたくない…です…よね…!(震)

「マリア」なので最初は周瑜夢『黒聖母』の方にそのアヴェ・マリアの下りを入れようかと思っていたのですが、同じメロ甘繋がり(?)という事で今回郭嘉の独白に入れてみました。

『黒聖母』の方でも周瑜が話しているのは「ブラックマリア」という事で、本来の聖母マリアとは全く異なった存在でして、創作的な別物イメージのものになっております。

最後の方にある「郭奉孝、勝利は確定……かな?」という郭嘉の台詞は、公式HPで彼のボイスを選択した時に聞ける台詞です。

思えば公式HPでの彼のビジュアルとあの台詞を聞いた時に「ななななんちゅーセクシーな男だ…!!」とやられてしまったんですよね。彼に!!

タイトルの『崩壊都市』はそのままソドムとゴモラのイメージです。ソドムとゴモラを滅ぼした「神の怒りの炎」ですが、私の大好きな『天空の城ラピュタ』という作品でムスカ大佐がシータの前で「見せてあげよう、ラピュタの雷を!!」と言ってそれを放った時、

「旧約聖書にあるソドムとゴモラを滅ぼした天の火だよ。ラーマヤーナではインドラの矢とも伝えているがね」

と説明していたような記憶があります。ムスカ大佐が大好きな私にとって、ムスカ大佐の登場場面が多いあの辺りはとても嬉しいシーンでした。

今でもラピュタが再放送されている時にムスカ大佐を見るとあまりのダンディさとニヒルな悪役振りに目が眩みます。目が!!目がぁぁぁー!!!

一応、必読等にもありますように自サイトは諸事情からリクエストは一切お受け出来ない事になっているのですが、それでも郭嘉夢UP後で頂いたコメントを拝見しますと「郭嘉夢待ってました!!」と言って下さる方がいらっしゃいましたのがとても嬉しかったですし、本当に幸せな気持ちになりました。

私も郭嘉の事が大好きですので、同じキャラをお好きな方に出会えると、それだけでとても嬉しくなります。

なおかつ、そんな方に自サイトの無双キャラの夢小説やイラストを見て頂けて、暖かい感想まで送って頂けるなんて感動の極みです。サイト運営を続けていて良かった、と心底大きな喜びを感じます!

相変わらずの拙い限りの夢小説ですが、郭嘉スキーの方、司馬懿スキーの方、そしてこのサイトの夢小説をいつも読んで下さっている方々に謹んでこの夢小説を捧げます。最後までお付き合いして下さり本当にありがとうございました〜!!ヽ(´∀`*)ノ


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