異次元 | ナノ


異次元 
【真偽矛盾】
 




→続きです。

執着というと+の方向と−の方向があるのではないかな、と思います。単純に好き、好意からくる「この人と一緒にいたい」「自分にとって大切な人」という+の意味での執着と、その逆で嫌い、敵意や憎しみ、悪意から来る「こいつ嫌い。どんな手段を使っても追い出してやる」「〜な目に遭わせてやりたい!」という−の意味での執着。

そして、半蔵→夢主の場合は純粋に前者ではないかと思うのですが、小太郎→夢主の場合は微妙に後者の要素も入り交じった複雑な感情というイメージです。敵意や憎しみではないのですが、最後の「悪意」と言いますか、ドSメンズ路線の「好きな子ほど苛めたくなってしまう」系で

「自分のせいで悲しむ顔が見たい」
「好きな子の泣き顔が見たい」
「わざと嫌がる事をしてやりたい」

というアレです。現実にいたら非常に困ってしまうという、あの…(震)二次元で良かった!!

今回、「半蔵を書くか小太郎を書くか、どっちを書くか選べない!」という私のいつも通りの浮気性が発症して半蔵&小太郎夢になってしまったのですが、個人的にはこの二人の場合は魏コンビや司馬兄弟のように完全な同時進行形の三角関係等ではなく、半蔵は半蔵、小太郎は小太郎としてそれぞれ徳川軍ver.夢主と北条軍ver.夢主に分けて一対一の関係で進む方がいいなあ、好みだなあと思っています。

それは何の事はない、単純に一つの話の中に複数の登場キャラや人間関係を詰め込む多角関係系は私にとって通常の夢以上に書くのが難しくて何をどう書いて良いのか分からないので勘弁してくれろ、というだけの理由によるものです。

徳川軍と北条軍に分かれて激突している半蔵と小太郎が戦場以外でもVSしているのは端から見ていると凄く楽しい、想像すると萌える!!と思うのですが、魏コンビとか司馬兄弟とか三成VS清正とか凌統VS陸遜とか、私の文章力が足りない事もありそっちの方だけですでに壊滅状態に陥っている事もありまして、半蔵VS小太郎までいってしまったらもう何が何やら…。ヒー!!

ちなみに「こう見るとこのサイト結構VS多くない?」という結果になっておりますのは、ひとえに私が自分の文才や能力・キャパを顧みず、「○○書きたい!●●も一緒に書きたい!」とキャラ愛だけで自分のレベルを無視して突っ走っているからです。下手くそなくせに萌えに任せて無謀な事ばかりしているからこうなるのですね!

そして今回話の展開上夢主が囚われ人という設定にしてみましたが、彼女が無事なのかそうでないのかは例によって曖昧にボカしてみましたので、閲覧者様のお好きなように読んで頂けたらいいなと思います。

女の子がそんな目に遭うなんていかん!主人公(この場合ですと夢主ですね)がそんな事されちゃうパターンは苦手!という方は

「半蔵をひっかける為に小太郎がわざとそういう話をしただけ。嘘!」

と思って頂ければと思いますし、そういう展開大好き、陵辱萌え属性持ち、バッドエンド好きな方は

「あれは事実」
「そしてこの後も半蔵が駆けつける前に小太郎によって夢主は…」

のようにお好きなパターンでご自由に想像して頂ければ幸いです。

このように書きますと「あんたはどっちなの?」「自分の考えがないの?」と思われるかもしれませんが、私の答えは

結論:どっちも好物

です(震)ほのぼのもラブラブも焦れったいのも片思いも悲恋もバッドエンドも全部好きなタイプの人間ですので!

しかし、未だに掴めないのが半蔵様です。私の中で小太郎は完全にドS+ヤンデレ路線なイメージなのですが、半蔵は自サイトで取り扱った事があるセクシー・ブラック・俺様・ドS・ヤンデレ・ツンデレのどれとも違う、どれにも属さないような気がします。

あえて言うなら半蔵=クーデレ系でしょうか?うーむ…ますます未知なる世界です。違うかなあ。

クーデレというと清正や宗茂もそんな印象もあるのですが、でもあの二人の場合は清正=俺様、宗茂=セクシー+ドSと他の要素の香りもしますので100%クーデレというよりはクーデレ+他のも混じっているように感じますので、半蔵とはまた違うように見えるんですよね。自分で自分の言ってる事が分からない!

夢小説含め、二次創作においてこういった解釈は同じキャラでも本当に人それぞれだと思いますので、

「半蔵はこうだと思います」
「小太郎ってこんな感じがします!」
「半蔵(小太郎)って好きな子にはこんな風に接しそう」

のようなイメージをお持ちでしたら、閲覧者様のお気が向いた時にでも教えて頂けたらとても嬉しいです。自分と同じキャラ解釈の方のお話や作品を拝見するのは勿論の事ですが、自分と異なる解釈の方のお話しを伺うのも無双好きとして凄く楽しい事ですし、そういうのも二次創作の大きな醍醐味ですよね!

タイトルは造語です。こんな四字熟語は多分なかったように思いますが、嘘と誠、相反する感情、本音と建て前、当人達にもどれが正解なのか全く分からない…みたいなイメージで真偽+矛盾を勝手に合体させてみました。毎回の事ながら、センスがない人間ですのでタイトルには本当に悩みます。

いつも通り拙い限りの夢小説ですが、半蔵&小太郎スキーの方、そしてこのサイトの夢小説をいつも読んで下さっている方々に謹んでこの夢小説を捧げます。最後までお付き合いして下さり本当にありがとうございました〜!!ヽ(´∀`*)ノ


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