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異次元 
【真偽矛盾】
 




後書き

今更ながらにはまってしまって書いた半蔵と小太郎夢です。

正確には以前から忍者軍団(半蔵・小太郎・ねね・くのいち)が大好きで戦国から余計に好きになっていたのですが、ゲーム的な方面ではなくて創作的な方面になりますとなかなか手が出せず1〜2枚ちょろっと絵を描いたくらいでほぼノータッチに近いような部分がありました。

最近、以前にも増して感じるようになってきたのですが、「好きなキャラ」と「イラストや夢小説を書きたいキャラ・もしくは自分にとって書きやすいキャラ」って必ずしもイコールではないんだなあとつくづく実感します。

好きだけど髪型や服装などデザイン的な面で難しい、自分には描きにくい!というキャラや、キャラとしては大好きだけど夢小説的な意味では全くイメージが浮かばない・何を書けばいいのか全然分からないというキャラとか。(じゃあ今まで書いた事があるキャラは得意なのか?と聞かれてしまいますと、自サイトにあるのは全て完全に下手の横好きレベルな物ばかりですのでそれも苦しい所なのですが…)

そんな中、戦国無双クロニクルシリーズを購入&プレイしてまたしても半蔵と小太郎のカッコよさにメロメロになり、我慢出来ない状態になって挑戦したのがこちらなのですが、書いた物を改めて薄目で読み返してみますと(恥ずかしい為)相変わらずの内容と言いますか、TV番組の『何これ珍百景』ではなく『誰これ珍百景』になってしまっていると言いますか、別人レベルになってしまっていると思います。誰?

以前半蔵と小太郎の夢小説的なあれこれは半蔵絵や小太郎落書きをUPした際にそちらの方でお話ししていたかと思いますが、そちらで書いた(多分)ように彼らに関しては自分の中でドSメンズと同じく夢的な妄想をし辛いという点がありました。

特に半蔵については「忍びに情は不要」「常に思考を冷たくせよ」と散々ゲーム中でも言っていましたので、そんな半蔵が(家康に対するような忠誠とはまた別で)恋愛的な面で一人の女性に心を動かす、特別視するなんてあり得るのだろうか。それってよっぽどレアな事ではないのだろうか?と思いまして、半蔵夢というのは余計にイメージが湧きにくい、想像しにくい部類に入っていました。

それで、もし夢的妄想をするならば!と半蔵×夢主と小太郎×夢主の方向性?について自分なりに色々と考えてみました。

<半蔵×夢主>
同じ徳川に使える武将としての信頼。仲間意識。見守り系。
共に過ごす時間を増やすに連れてジワジワと仲良くなっていった感じ。
半蔵→夢主の場合、仲間としてそれなりに認めてはいるが、何かあった時に半蔵が庇ったり守ったりという事もあり。(フォロー的な意味で)

<小太郎×夢主>
(夢主が敵側の武将の場合、同じ北条の武将の場合共に)小太郎→夢主はペット的な感覚。初めは目新しい物に対する好奇心、観察対象。→破壊衝動。
一般男性のようなストレートな愛情というよりも狂気混じりというか夢主に対する感情自体も混沌。
可愛がりたい、傷つけたい、守りたい、泣かせたい、痛めつけたいという相反する思いが同時に混在する感じ。

個人的には半蔵や小太郎のような男性が恋愛的な意味で特定の存在に関心を寄せる、執着するというのはイメージが全然思い浮かばなかったのですが、クロニクルで半蔵が女主人公をちょっと庇ってくれたシーンや小太郎が女主人公を子犬扱いしているところ、小太郎と甲斐姫ちゃんの仲良しなやり取りから、ない知恵を絞って必死で考えてみた結果がこれです。

自分で書いていてもなんのこっちゃな代物なのですが、私の貧困な発想力と想像力ではこれくらいしか出て来ませんでした。う〜ん。く、苦しい…!

半蔵は、もうベッタベタな展開なのですが、「共に過ごす時間が増えるにつれて少しずつお互いの事が分かってきた」「ジワジワと仲良くなってきた」という設定で考えてみました。

定番中の定番と言いますか、少女漫画でも少年漫画でもよくあるパターンだと思うのですが、半蔵の場合「何か奇抜な事をして半蔵の気を惹く」「特殊なケースで恋が芽生える(?)」みたいなのが私の中ではどうしても思いつきませんでした。

これがドSや俺様系男性なら

「物珍しい女性に惹かれる&面白い女だな(ドS)」
「俺に従わないなんて許さない(ドS・俺様共通)」
「こいつには俺じゃないと(ドS・俺様共通)」
「守ってやりたい(俺様系)」

というパターンも何となく浮かんできたりはするのですが、半蔵だとどれも「…別に…」で終わりそうな気がするんですよね。ある意味ドS以上にクールなイメージです半蔵。同じグループでいうと三國の周泰も自分の中では似たような認識があります。

それなので、やっぱりこういう硬派かつクールな男性には時間はかかっても「少しずつ、少しずつ仲良くなっていく」という王道パターンが一見遠回りのようでいて実は一番堅実な方法なのではないだろうか、なんて事を考えた次第です。難しいなあ。

そして小太郎ですが、こちらは半蔵と全く逆で「小太郎の好奇心に訴えかける」というのでやってみました。半蔵には効果がなさそうですが、面白い事好き・変わった事好き・混沌を愛する小太郎様ですので、一目惚れのような即効性はなくてもこちらもまた上手い事いけばジワジワと興味を示してくれるようになるんじゃないか、なんて妄想を抱いてみました。どこまでいってもやはり妄想ですが!

→続きます


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