異次元 | ナノ


異次元 
【理想郷】
 




後書き

司馬兄弟に引き続き、無双6をプレイした事により萌えが高じて挑戦した鍾会夢です。萌えと勢いのままに突っ走った結果がこれですが、相変わらず突っ込み所が多すぎてもう何をどうしたらいいのやら…!

私の中で鍾会というキャラは「ヘタレな鍾会」と「鬼畜っぽい鍾会」という両極端なイメージがありまして、ほんでもってそのどちらも「有りそう」だという印象を勝手に抱いておりました。(この辺については以前から日記やイラストの説明文、夢小説の後書き等で何度かお話しさせて頂いておりますのでこちらでは割愛します!)

ほいで、その中で私の考える「ヘタレ鍾会のイメージ像」で書いてみたのが以前UPした現代パロディの鍾会夢・『鍾会クンの憂鬱』です。一応、あちらでは

・『鍾会クンの憂鬱』→ヘタレ・童貞?設定の鍾会

…という事で書いてみたのですが、その中で自分の中にあったヘタレ鍾会像に関する妄想と萌えを爆発させた事もありまして、今回は↑とは逆の

・今回→鬼畜・非童貞設定の鍾会

にトライしてみました!

鬼畜ver.と言いましたが、厳密に言えば私の中にある夢小説的な意味での鍾会のイメージはヤンデレ路線です。ですが、自サイトでヤンデレ路線のキャラとして夢小説を書いている趙雲や幸村とはまた違った方面のように感じます。

以前鍾会夢絵漫画落書きに添えた文章で

≪趙雲や幸村とはまた違った路線の、エリートヤンデレ…?≫

…と書いておりましたが、そんな感じでこう、上手く言葉で説明する事が出来ないのですが、何かが違うヤンデレ…と言いますか……なんじゃそれ?

趙雲は大人の余裕と狡猾さ、幸村は純粋すぎるが故の思い込みの激しさと狂気、それに対して鍾会は「プライドが高すぎるが故のヤンデレ」みたいな感じでしょうか。

プライドが高い=自分への自信に繋がるように思いますので、

・自分が欲しいと思った物は、手に入って当然
・自分が好きになる相手は、相手も自分を好きになって当然
・自分が愛を伝えたら、相手は喜んで承諾して当然
・自分が誰かを好きになったら、二人は結ばれて当然

というような感じで「この俺様(私)が選んだ相手なら○○して当然」という発想?を抱く方も中にはいるのではないかと思います。実際、自分の身近にもその手のタイプの男性がいたりします。

ほいで、ただ漠然とそう思っているだけならいいのですが、そのプライドの高さと確固たる自信が災いして、自分の望みが叶わなかった時に「この俺様(私)を振るなんて、相手が間違っている」「俺(私)が望んで、手に入らない物なんてない」「こうなったら意地でも手に入れてやる!」となる方もたまにお見受けするような気がします。実際、自分の身近の(中略)それで考えてみたのがあんな感じの鍾会です!

鍾会は高潔な理想家ですので、仕事面だけでなく恋愛や女性に対してもかなり理想が高そうな気がします。それでいて頑固な面もありそうですので、自分の考えや価値観にかなりこだわりがありそうで、一度自分がこうだ!と思ったらその考え方はなかなか変えないようなイメージがあります。

そんな事を色々と考えている内に、自分の中で湧いてきたのがこんな感じ(どんなだ)の『鍾会=エリートヤンデレ論』です。+の面に働いている時はいいのですが、いざそれが悪い方向に堕ちていってしまうとンンン〜な事になる、みたいな…。いつも通りの勝手なキャラ解釈と考察です。なんちゅうか本中華!

それで、今回の夢で自分なりに想像して書いてみたのが

≪鍾会の恋愛=ファンタジー≫

です。理想を追い求め、それを実現させようと試み、その為にはどんな手段も厭わない。そのファンタジーに合わない相手だと失望し、裏切られたと感じ、怒りを抱く→「素敵な女性だと思ったのに。思わせぶりな態度をとって、偽りの仮面を被って、私を裏切ったな!」みたいな。

現実にこういうタイプの方がいらっしゃるとなかなか大変なものではないかと思いますし、「勘弁するでござるよ」と言いたくなる方もいると思います。鍾会の場合は美形武将なので「※ただしイケメンに限る」も使えると思いますが、いくらイケメンでもなあ…うーん…という心の声に関してはまさにファンタジーと言いますか、「リアルだとアレだけど、まあ空想の世界だし!」といういつもの路線でいこうと思います。創作は便利!

鍾会って、私の中では

・袁紹+三成=鍾会

という勝手な方程式が浮かびます。「私は名族!」という己の出生や能力に対する並々ならぬ自信と三成の不遜さを合わせると鍾会、みたいな(震)でも鍾会の場合は単純に袁紹+三成だけじゃなくてもう少し他の要素も入っていると言いますか、それだけだと何かが足りないような気もします。うーむ?

原作の鍾会を見ていると鍾会はプライド高子で自分の事を優れた人間だと思っていそうな印象を抱きますので、常に「私is天才」を周囲に言う・もしくは尋ねて確認したがるような気がします。「どうだ、私って凄いだろう?」「まあ、当然の事なのだが!」とか。

それなので、鍾会×夢主の関係は夢主=母親でもあり恋人でもあるみたいな感じを想像してみました。史実の方では母親の影響力がとても強く、「実はマザコンだったのではないか」という説もある鍾会のようなので、母性を感じる女性に弱いのではないだろうかとか、どんな時でも自分を褒めてくれる・支えてくれる女性に弱いのではないだろうか?なんて事を考えました。

でもそれだけだと単なるとりまき層やイエスマンになってしまうと思いますし、それ『だけ』では鍾会も特別関心を寄せてはくれなさそうだと思いましたので、毎回恒例のパターンを取り入れてみました。夢主→自分だけの物ではない、仲良くなったと思ったら「ごめんね。用事があるの」のアレです。良い感じの雰囲気になった所でいつも焦らされる猫じゃらし戦法。なんと都合が良くて便利な設定!

ほいで、次に悩んだのが鍾会が夢主にちょっかいをかけるキッカケはどうしたらいいんだろう?理由は?というものですが、あれこれ考えた結果司馬兄弟を持ってきました。

→続きます


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