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【ひどいひと】
 




後書き

司馬昭SS『ずるいひと』と同時進行で書いていた司馬師夢です。短めなのでこちらに収納しました!

司馬昭SS含め三成や司馬懿等他キャラもこちらのSSで『本音シリーズ』みたいな物を書いておりましたが、今回の司馬師SSに関しては「この私がそう簡単に本音など漏らす訳がなかろうバカジャネーノ」みたいな司馬師になってしまいました。おかしいなー!

丁度同じ時期くらいに書いていた物なのに、司馬師の方が後になったという事は、多分自分の中では単純に「司馬兄弟の中で」ですと司馬昭の方が若干書きやすい?感じで司馬師の方が書きにくい部分があるのかな、なんて思いました。でも司馬兄弟は両方とも大好きなキャラですので、二人のSSがこちらで揃って嬉しいです!

先日発売した無双6エンパをプレイしていてもまだまだ自分の中で司馬兄弟に関して分からない部分も沢山ありますが、以前UPした司馬昭SSの後書きでお話しさせて頂いた司馬昭×夢主妄想と比較しますと

兄:司馬師→司馬昭と比べるとより父親の影響が強く、似ている部分が多い。父親よりのS要素が強くて、なおかつ息子=まだ若いという事で司馬懿と比較すると稀に見せる子供っぽさ(年相応の若者らしさ)、好きな相手と接する時も父親以上に駆け引きをして相手をからかって遊ぶのが好き

……というようなイメージがあります。なんと言えばいいのでしょうか?

例えばこう、今回と全く同じ状況でこれが司馬懿だったらとして妄想を膨らませてみますと、個人的には司馬懿の場合は司馬師よりもさらに夢主に対して素っ気ない態度を取る時間が長く、夢主の事を散々焦らせて焦らせて虐めてからかって弄んで……とやった最後の最後に、彼女が「もう仲達なんて知らない!」と半べそになった瞬間を見計らって「私だけを見ていろ」とやりそうな気がします。さすがはプロ軍師様、相手が音を上げるギリギリ直前の絶妙なフォローと言いますか!

それに比べて、息子の司馬師の場合は父親との対比で年齢的な若さからそこまでの延々の焦らしプレイではなく、焦らしプレイ自体は好きなものの、相手を責めるだけでなく自分の楽しみもその合間に得たいというように、焦らし→ひっかけ→焦らし→ひっかけのように短いスパンでちょいちょい混ぜてくる気がします。

今この文章を書いていてふと思ったのですが、このパターンって戦国キャラで言いますと例の彼に似ているような気がしました。ハッ!!立花宗茂氏!!

相手を持ち上げて、相手が期待を抱くと「そんな事言ったか?」「そうだったかな?」と真顔でシラを切り、甲斐姫ちゃんや女主人公が「そんなあ!」とショックを受けたような顔をすると、これまたクールな顔でさらりと「冗談だ」と流す例の鬼畜王子です。ああああ…、そうか!あっち系(?)かー!

散々焦らして焦らして焦らして……こう!というタイプというよりは、冷たくしたり期待させたりといった要素を小刻みに混ぜてくるタイプと言えばいいのでしょうか。溜め打ちタイプか、小刻みタイプか。私の中で司馬師や宗茂というと後者の男性のような気がします。いつも通りの勝手な妄想なのですが!

今回の夢の中に出てきた「司馬師=果物にそれほど興味がない」というのは公式で出ているような情報ではなく、私の勝手な妄想設定です。果物云々というよりも、原作をプレイしているとむしろ司馬師は肉まんさえあれば他の物などどうでも良さそうな気がします。司馬昭とのバトルを見ていても司馬師の肉まん大好き度は凄いですよね!

それと、他キャラのSSを書いていてふと思いましたので、自サイトの夢小説の中で何故夢主が男キャラからの好意?矢印?に対してあれほどのスルーっぷりとATフィールドを発揮しているのかという説明付けの意味も含めてこのような内容にしてみました。

普段から芸能人やモデルに囲まれた職場で一緒に仕事をしていると美形に目が慣れてしまうケースもあるように、エンパエディ子設定でこれだけ普段から同じ軍で色々なイケメン軍団(原作キャラ)と接している事により、本人の意思とは無関係に色男耐性が増加している、鈍感になっている…という説明は今まで書いた夢小説の中でもちょくちょく取り入れておりました。

それに加え、今回の司馬師夢みたいなパターンが毎回のようにありすぎて、それによって日に日に夢主の心が鍛えられていった結果現在の夢主に至るといった具合です。

あんな風にして毎回の如く「まさか本気にしたのか?」「ねーよ」「自惚れすぎ」「勘違いもいい所だな」のように言われ続けた結果、自己防衛の意味でも彼女のATフィールドが段々分厚くなっていき、ちょっとやそっとの事では男性の台詞や態度に期待を抱かなくなっていった。

よって無双キャラに思わせぶりな態度や台詞を吐かれても、「自分には関係のない話だ」と思うのがデフォになる→スルースキルの向上・鈍感さUPと言いますか…。何だかこうやって文字で書いているとそれもそれで悲しいお話しのような気もしますが、

・夢小説内での恋愛的なパワー関係=無双キャラ>>>>夢主
・男性に振り回される女子の構図

が好きな自分にとっては……うーん……まあいっか!

と、なんだかんだ書いておりますが、原作キャラに注ぐ大量の愛情や萌えは勿論の事、夢主に対しても「原作キャラ×こんな女子だったらどうだろう?」とか「可愛い感じの女子ってどうやって書けばいいんだろう?」と自分なりにあれこれ悩みながら書いておりますので、無双キャラの感想は勿論ですが夢主に対して頂くコメントもとても嬉しいです!このようなサイトに拍手やコメントを送って下さった方、本当に有り難うございます!

そんな訳で、司馬昭SS『ずるいひと』と同様、司馬師と夢主の日常会話の風景みたいなイメージでこの夢を書いてみました。メイン黒夢『魂喰い』ではあんな感じでしたが、普段はこんな風にして他愛ない会話で盛り上がっていたら楽しいな、萌えるなー!なんて思いまして。書いていて楽しかったです!

司馬昭SS『ずるいひと』で「そういうの、兄上とか他の男にも〜」みたいな台詞を書いたような記憶がありますが、こちらの司馬師SSでも「昭には作る必要ない」のような台詞をちょっぴり入れてみました。

自分の中で司馬師と司馬昭は実の兄弟という事で普段は固い絆で結ばれていて、お互いの性格や価値観を理解しあっているような部分がありつつも、たま〜にしょーもない事で兄弟喧嘩みたいな事をしていたり、実の兄弟・男同士だからこその微妙なライバル意識?みたいな物もどこかに秘めていたらいいなあと思います。兄弟萌え!!

いつも通り拙い限りの夢小説ですが、司馬師スキーの方、そしてこのサイトの夢小説をいつも読んで下さっている方々に謹んでこの夢小説を捧げます。最後までお付き合いして下さり本当に有り難う御座いました〜!!ヽ(´∀`*)ノ


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