【創作】アキ様へ秦
アキ様に捧げる秦です。柔らかめな感じのイラストにしたかったので、久々の水彩塗りにしてみました。
アキ様と言えば…というくらい、秦に関して幾度となく暖かいコメントを送って下さる方ですので、今回のキリ番リクエストは新拍手絵同様、普段の自分が描かないような傾向のイラストに思い切って挑戦させて頂きました。
自サイトで取り扱っている男性キャラの中で唯一の純情系という事で、爽やか系のイラストを目指してみました。基本的に黒メインの夢小説やイラストを好んで描く人間ですので、「爽やかな男子に見える描き方」というのが今一つよく分かりません。
先日UPした同じ創作キャラの秀英も爽やか系（を装っている）男子という事で爽やかっぽい顔付にしてみたつもりなのですが、実際に作品が完成してサイトにUPしてみると「腹黒っぽい笑みにドキドキしました！」と言って下さる閲覧者様がいて、自分の描くイラスト傾向を理解して下さっている事に大きな嬉しさを感じると同時に、「うーん。ですよねー！」と画面越しに頷いておりました。
何ですかね、何が邪魔をしているのですかね。線画の段階ですでに笑い方が腹黒いのか、それとも私の着色方法や色セレクトが爽やかな絵柄からかけ離れているのかもしれません。それともどれだけ見た目を好青年風にしてみようと心掛けてみても、描いている本人の性格が絵から滲み出てしまっているのでしょか。それだとしたらもはや打つ手なしです。お前はもう死んでいる！（北●の拳）
自分の描く絵に関して「腹黒っぽい」とか「根性悪そうな男子ばっかり」と言われるのは最大の賛辞だと思っておりますので感激こそすれ悲しむ事は一度もありませんが、それでも今回は秦スキーだと言って下さる方への捧げ物として爽やかさ１２０％の秦みたいなのにトライしてみました。
ここまでの文章で「爽やか」を何回連呼しているのでしょうね。使い慣れない言葉なので「この機会に使いまくるぞ！」とばかりに多用しています。新しい玩具を手に入れた子供のように分かりやすすぎる行動です。あまり自分のサイト内では使用しない類の言葉ですが、この言葉自体は大好きです。
自サイトにおける創作キャラにおいて、まず初めに生まれたのが秦、次に生まれたのが珠稀なのですが、秦と珠稀は何から何まで正反対の要素を持つ存在として作成しました。めちゃくちゃ単純な、それこそテンプレート的な役割分担です。
秦が１０代（若者）なら珠稀は２０代（大人）。秦が光なら珠稀が闇。秦が純情・奥手・誠実なら珠稀は遊び人・積極的・不誠実。秦が兵卒（初期設定）なら珠稀は特定組織のボス。愛情の方向性が表面上秦→夢主なら珠稀の場合は表面上夢主→珠稀。秦が人情に厚いタイプなら珠稀は排他的、恋愛に肯定的・結婚願望の高い秦と恋愛に否定的・独身願望の強い珠稀。
内面的な事だけでなく外見的な物についてもこの二人は対照的な要素を持たせ、秦＝爽やか・好青年という事で彼の基本カラーは爽やかさを表す青・白系統メイン、珠稀＝妖しさ全開・悪い男という事で彼の基本カラーは闇を表す黒・血の色を連想させるような赤をメインとしています。
それなので、今回の秦も例によって爽やかさバリバリ全開パワーを出す為に青＆白系統の衣装をチョイス。こうすればきっと自分の線画的には全然爽やかじゃなくても色のマジックパワーで見た目的になんとなく初夏の風香ると言いますか、「体操のお兄さん」みたいな爽やかな仕上がりに…見えるといいな！！（希望的観測）
今回の秦は笑った顔にしてみましたが、自サイトの絵を振り返ってみても、「口を開けて笑う」イラストって殆どないと思うのですよ。多分サイト開設してから通常絵＆落書き＆過去拍手絵・過去のフリイラ全部掻き集めて数百枚のイラストを描いていると思うのですが、キャラが大口開けて笑っているイラストは片手で足りるくらい、もしくは１０枚いかないのではないでしょうか。
黒い笑いや意地悪そうな笑い・いわゆる嘲笑めいた表情を浮かべたキャラのイラストを描くのは大好きで、そういう系のイラストであれば自然と手が動きます。ほいでもキャラが満面の笑顔を見せていたり爽やかそうな笑みを浮かべているイラストは見るのは大好きなのですが、甘い系のイラスト同様自分で描くのは大の苦手という人間でして、新拍手絵でちょっぴり（幸村とか）挑戦させて頂く以外は殆ど描かないです。落書きでごくたま〜に…くらいかな？
ほいでも今回の秦は爽やかさアピール・快活さ＆ハツラツさアピールの為にパックリ大口開けて笑っている構図にしてみました。何だか慣れない事をしてしまってドキドキが止まりません。歯の処理ってどうすればいいんでしょうか。白い歯〜ってい〜いな〜♪って歯磨き粉のCMなんかありましたよね。芸能人は歯が命。笑顔と言うには笑った時のクシャクシャ感がまだ足りないと思いますが、自分の中ではこれでも凄い笑顔（のつもり）です。好青年って難しい。
ほいで、何となくリラックスしてあぐらかいているポーズか立て膝しているポーズにしたかったので、あんな感じにしてみました。鍛錬中の仲間兵士達を見て外野から声援を飛ばしている秦とか、将来の夢とか恋愛について笑顔で男友達と語っている秦とか、そんな感じの場面設定です。隣にいるのは夢主で、デート中に公園とかの草むらで腰をおろして休んでいるシチュエーションでもいいかもしれません。個人的に萌えます。
座っている秦を隣から見た構図にしたかったので、若干見上げた感じのイラストにしてみたのですが、顔の角度とか体のラインとか足の組み方とか良く分かっていない・デッサン狂いまくりなのがバレバレです。斜めの角度の顔とか身体つきとか描くのが本当に苦手なので、サササ〜ッと軽やかに描かれる絵師様を本当に尊敬しています。
最近暑くなってきたので気分的に二の腕剥き出しで、足も裸足にしてみました。上半身は体にピッタリフィットした服で、下半身はゆったり系のパンツを履いていてくれると萌えます。履き心地の良さそうなシャカシャカパンツ系というのでしょうか。ほいで足首あたりで紐でキュッと縛っていてくれると余計に嬉しいです。
一応普段から体を鍛えている若い男という事で腕の辺とかにそれなりの肉をつけてみたつもりですが、男性キャラの肌が露出する絵を描く時はいつも悩み、描いては消し描いては消し…みたいに普段以上にモタモタしています。筋肉を付け過ぎてもマッチョになってしまいますし（それもまた好きですが）、細すぎると格闘技に不向きな体系になってしまうような気もしますし、その辺がよくワカランチ会長です。どこまでいっても自己満足の世界、というのは自分でも重々承知しているのですが…！
相変わらずの拙いイラストですが、このような物でもよろしければ謹んで捧げさせて頂きたいと思います。アキ様、キリ番リクエスト＆いつも本当に有難うございました〜！！
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