illust | ナノ 厚塗り風三成
厚塗り風三成
初挑戦してみたアクリル(厚塗り)風三成です。今回ちょっといつもと塗り方を変えてみました。

今回のテーマはズバリ「馬鹿め!!」と吐き捨てている瞬間の三成です。お決まりの台詞「クズめ!!」でもどちらでも可。

今まではずっと水彩塗りをメインにやってきておりまして、薄くて水っぽい絵の具をしつこく重ねる→ぼかすというやり方で絵を描いておりました。

基本的には水彩着色自体好きな塗り方なのですが、先日捧げ物の馬兄貴:題して「錦馬超と呼べや!!」を描かせて頂いた際、「ひょっとして自分の絵って水彩よりもアクリルガッシュ系の厚塗りの方が雰囲気的にあっているのではないか?」と思いました。

ほら、透明水彩ってその名の如く透明感がメインじゃないですか。透明感を前面に押し出す着色法=ほのぼの系・爽やか系、甘甘〜ン系のイメージが自分の中にはありました。こう、何と言いますか…線画自体もとても繊細な感じで、ホゥ…っと思わず溜息が漏れてしまうような感じの素敵ックスな絵です。

ほいで、自分が一番描きたい!と思っているのは前回の馬兄貴のようなふてぶてしい面構えのお兄ちゃん達がメインでありまして、顔付きだけでなく塗り方もちょっと変えてみようかな?と思った次第です。

顔付きだけをダークな感じにしてみても、色の塗り方が淡い水彩系だと今一つダークさが足りないと言いますか、パンチが効いていないような気がしまして。絵自体の残念さは相変わらずですが、色の塗り方を変えてみたら多少は雰囲気が変わるかもしれない!と思ったのです。

やってみた分かった事はですね、例え色の塗り方をどう変えてみようが描き手の技量レベルと絵自体の残念さは全く変わらないという事と、慣れない事をするのは色々な意味で良くないという事が分かっただけに終わりました。くぅー、切ない!!

アクリル系の厚塗りって初めてやってみたのですが、普段と違う塗り方のせいか塗り始め→完成までに異常に時間がかかりました。多分今まで描いた絵の中で最長記録です。その割りに全然格好良くも素敵ックスにもなっていない三成。うーん、やっぱりダメか!!

厚塗り系という事で、普段の水彩とは違ってこってり油っぽい系の着色を心がけてみましたが、果たしてこれで本当に厚塗り系のイラストになっているのか、今一つどうか自信がありません。今回は水彩時のような髪の毛の筋も描かず(乱れ毛のみです)、キラキラも飛ばさず、割とすっぴん状態に近い三成です。色男には夕暮れ時が似合うと思います。

ほいでですね、扇子をビシッと開いている構図にしたかったのですが、全て書き終わってから初めて「扇子が小っちゃくね?」という事に気が付きました。何となく扇子というと頭の中で勝手に「これくらいの大きさ」とイメージしてしまうのですが、よくよく考えてみたら三成の扇子って人を殴れるほどデカイオーダーメイド(?)の扇子でしたよね。もはや変更不可!

まさに某お笑い芸人さんのように「やっちまったなー!!」の状態だったのですが、もう諦めてこのままUPする事にしました。些細な誤魔化し方として、トレードマークであるあの漢字を入れていないです。あれを入れてしまうと本当に公式の扇子のデザインになってしまうので、「公式の扇子はこんなに小さくないわよー!」と自分でも我慢ならなくなってしまいます故、「これは違う扇子だよーん」みたいに別物にしてみました。微妙だなー!!

今回はアクリル塗りという事で加工バージョンは一つも無しです。添付の三成一枚のみとなりました。普段の描き方と全然違うので、ここからどういじくっていいのか全く分からない気持ちです。色々と考えてみたのですが、光を飛ばすのもグラデーションかけるのも、何となくこの厚塗り風味のイラストにはどれもこれも合わない気がしますので…。

いつもの水彩塗りと厚塗り(モドキ)のどちらが自分の絵に合っているのか分からないままに終了となりましたが、初めての事に挑戦できてとても楽しかったです。それと同時にめちゃんこ疲れましたので、当分厚塗りには挑戦しないと思いますが…。でも何か自分の中にあったモヤモヤが晴れましたので、肉体的には疲労しましたが精神的には大満足&気分スッキリ爽快!!

夢小説の中では結局いつも夢主に甘い顔をしてしまう自サイトの三成ですが、せめてイラストでは「ドS(もしくはツンデレ)男っちゅーのはこういうもんよ!!」みたいにとんがったお顔を披露して欲しいです。こういうツンツンした男性がふとした瞬間自分にだけは柔らかい表情を見せてくれる、というのがドSスキーな女性にはたまらないのかもしれませんね。(違うかも)

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