陸遜夢絵
突発的にチャレンジしてみた陸遜夢絵です。
先にイラストに関するお話からさせて頂きまして、何故こんな夢絵を描こうと思ったのかというきっかけにつきましては後半以降に書かせて頂きましたので、どちらも興味のある方のみお読み頂けましたら幸いです。
では、まずは今回の夢絵に関するあれこれです。場面設定としましては、戦場（または長期遠征）からやっと戻ってきた陸遜に対して夢主が「お帰りなさい！」と言っているシーンです。喜びのあまり満面笑顔で陸遜に飛びつく…もとい力一杯抱き付く夢主と、突然の事でビックリしている陸遜という感じ。
単純に陸遜と夢主の絡みというだけなのですが、捧げ物の三成夢絵（服ビリビリ）と同じ位かそれ以上に時間がかかってしまった代物です。「自分でも何でこんなに時間がかかったんだろう？」と思うのですが、気付けばトータルで１２時間位ずっとこの絵を描いていました。
ほいでも自分は全然その感覚が無くて、「え！？もうこんな時間！？」と完成してから素でビックリしました。描いている最中は本当に楽しくて、凄く作業に熱中していたのだと思います。基本的に創作活動は大好きなのですが、最初から最後までこんなに楽しく描けた絵は随分久し振りです。こうして見直してみるとデッサン的にも色々とバランスがおかしい所もありますが、楽しかったので全然キニシナイ！プフー！！（気にして下さい）
今回、この絵を描くにあたってモリモリに詰め込んでみた自分の個人的な萌えポイントは以下の７点です。
→陸遜夢絵・萌えツボ図解
まずは@のビックリした陸遜。これも個人的な萌えなのですが、慣れた感じで抱き留める陸遜や、笑顔で夢主の抱擁を受ける陸遜よりも、どっちかと言えば「えっ！？」みたいに驚いている陸遜の方が萌えツボです。
これは別に陸遜だけに限った事ではないのですが、自サイトの夢小説では基本的に夢主は受け身の方向性であり、自分から「凌統様〜（ハート）」「陸遜様好き好きー！！○○と付き合ってー！！」と特攻をかけるようなタイプではありません。黒夢メインというサイトの傾向も関係しているのだと思いますが、
●男子キャラ＝追い詰める属性・傾向的にはＳ寄り、追われる恋より追う恋が好きなハンター気質（自分から寄ってくる女子は苦手気味）
というのがとりあえず自サイトの夢小説を書く上でのデフォルト設定となっておりますので、夢主も自然とそれに合わせて
●夢主＝逃げまどう属性・傾向的にはＭ寄り（じゃないと男子キャラと相性が合わない）、遊び人＆Ｓ男は苦手（だと思っている）な為必死で抵抗する→そしていつも最後には捕まるというのが定番パターン
みたいな感じになっておりますので、夢小説中でも夢主が自発的にキャラクターに抱き付いたり好意を表現する時は全員ビックリした感じの描写になっていると思います。
三成短編夢では夢主が自分にチョコケーキを作っていたという事実を知った三成が「何で…お前…」と言ったきり言葉を失っておりますし、ぴぃ様短編夢では夢主の「仲達への気持ち」という台詞を聞いたしばっちの手が止まり、面と向かって夢主に「好きだよ」と言われたぴぃ様もまた言葉を失い、硬直しております。珠ちゃんもUWWで夢主に抱き付かれて確か面食らっていたような記憶があります。
そんな訳で、「えっ！？」みたいな顔をしたディクソンを描きたかったのですが、何度描いても気に入らなくて最初の頃は延々とディクソンの顔ばかり描いておりました。ほいでもそれがまた楽しいんですよね！
ほいで、それに対して夢主は逆にAの満面笑顔です。陸遜が無事に帰って来てくれて本当に嬉しい！みたいな感じにしたかったので。それで、ただ単純に抱き付くよりは飛びついてるみたいに体を反らしてみました。
SM（ソフトマッチョ）スキーの自分としましては、B陸遜の二の腕はどうしてもムキッとさせたかったです。ひょっとすると陸遜の腕を描いている時が一番楽しかったかもしれません。細身の男性も好きですが、やっぱり自分は適度に筋肉のある男性の方がより一層好きなので、アクションゲームである無双シリーズにはムキムキの男性キャラが多くて萌の宝箱状態です。
C抱き付いた事による女子の胸は、やっぱりムニュッと押し潰された感じになっているのが一番好きです。グラビアのお姉ちゃんの写真でも胸が潰れているのが大好きです。そこばっかりガン見しています。Dはちょっとだけ太股を出してみましたが、完成画像を見ると大して主張していない罠。どこまでも自己満足の世界です。
そして、「アイ・ラブ・お尻」に入隊希望の人間としましては、どうしてもDお尻のラインは描きたかったです。「えーどんな風に体ひねっているの？この向き（位置）にお尻がくるかー？」とか言われてしまってもキニシナイ！女子の胸とお尻を描かない事には満足出来ない人間です。
ほいで、Fのためらいがちな手は@と同様です。本来ならばしっかり夢主の腰をホールド出来る位置に陸遜の手があるのですが、咄嗟の事でどうしていいのか分からずに、回すに回せない陸遜という感じです。最終的には個人的に陸遜の右手が夢主の腰、左手が夢主のお尻に軽く添えられてサワサワしていると楽しいのですが、なんかこの中途半端な感じが構図としては一番大好きなので！萌え萌え！！
前回の捧げ絵馬超のイラストの時に「兜から生えている白いフサフサに七色の着色をしてオーロラみたいに〜」とか書いていたように思いますが、あれからその「オーロラ着色」が個人的に物凄く気に入ってしまいまして、今回のイラストではその塗り方を多用しています。
陸遜の肘から着いている皮製の防具を「玉虫色に変えてやる！！」とばかりに、一心不乱にヌリヌリしていました。まずは茶色でベースを塗って、その上から赤とか紫とか黄色とか緑とかを何度も薄く塗り重ねてはまた違う色で上から塗って、さらに塗って…の繰り返しです。
公式衣装は普通に茶色の防具なのに何故玉虫色に塗ろうとするのかその意図が良く分かりませんが、子供が覚えたての遊び方を楽しそうに何度も繰り返すのと同じような感覚で、自分も覚え立ての塗り方や色彩表現が凄く楽しくて夢中で試しているんだと思います。子供臭い性格です。夢主の服もベースは白ですがほんのりと薄くオーロラ調にしています。模様の色とかが微妙に変化するのが楽しいです。自己満足街道まっしぐら！
前回の捧げ物「奥様シリーズ夢絵仲達」と同じように、オマケのデレイラスト（台詞付き）もこそっと隠してありますので興味のある方のみご覧頂けますと幸いです。このサイトは黒メインサイトという事もありまして、閲覧者の方も「甘い絵は苦手」と仰る方もいますので、さりげなく収納しておきます。
ほいでも、中には「本当は甘い系の夢やイラストは苦手だけれど、思い切って見てみた」と言って下さる方もいらっしゃって、自分も描くのが苦手ながらに「描いて良かったー！」と思える瞬間です。自分の書（描）く作品で陸遜がデレているのはやはり前回のしばっち同様超常現象なのですが、今回挑戦させて頂いてとても楽しかったです。
↓ここから先はこの夢絵を描こうと思ったきっかけです。興味のない方はこのまま画面を閉じて頂いてＯＫ牧場です！
初回必読やよくある質問に記載してあるように、このサイトは黒夢専門サイトです故、世間で一般的に言われるハッピーエンド的な夢小説は御座いません。言葉で上手く説明出来ないのですが、凌統短編夢『バッドドラッグ』みたいな作品が自分にとって最も理想的な結末の迎え方です。
第三者（赤の他人）の目から見れば決して『１００％幸せ』とは思えないかもしれませんが、それでも当人達＝キャラ＆夢主にとっては最上の形。あるいは片方にとっては決して『自分が本当に望んだ結末』ではないかもしれませんが、もう片方にとっては『これこそが俺or私の望んだ世界』という結末。
そういう終わり方が自分は漫画や映画、小説を読んでいる閲覧者の立場の時は一番大好きで、また、サイト運営者という書き手の立場の時でもやはり一番しっくりくると言いますか、書きやすい（スムーズ？）な内容です。個人的な萌えツボというやつです。
とはいえ、自サイトの夢小説は基本的に毎回一話読み切り完結作品の為全作完結済みであり、書き手である自分の側から「完全なる終わり」をご用意させて頂いたのはサイト中にある夢小説の中でも凌統短編夢『バッドドラッグ』のみです。
しかしあれもまた私が勝手に自分の頭の中だけで考え出した「ある一つの結末」に過ぎませんので、自サイトにある拙い夢小説を読んで下さっている全ての閲覧者様は、ご自分の中で一番萌える結末を想像して頂けたらいいなと思っています。
例えば同じ「代償Y」という作品をお読みになった後でも、ある閲覧者様は「きっとこの後陸遜と夢主は結局上手くいかずに別れてしまうのだろうな。永遠にすれ違いのままなんだろうな」と想像し、また別の方は「きっとこの後何だかんだで陸遜と夢主は互いの気持ちを伝え合ってハッピーエンドになるに違いないわ！恋人同士になるに違いないわ！！」と想像して下さる事も閲覧者様お一人お一人の自由ですし、管理人としてはどちらも嬉しいことです。
ほいでも、「陸遜（夢主）には幸せになって欲しいです」といったコメントを今でも閲覧者様から何度か頂く事があり、その度に作品制作について色々と考え、悩む事がありました。
多分、このようなコメントを送って下さる閲覧者様のご期待に沿えるような、ご要望にお応えする事が出来るような作品は、自分には書けないと思います。何故なら、先程申し上げました通り、自サイトは開設当初からずっと黒傾向の夢＆イラストをメインとして運営しているサイトだからです。
それ故、夢小説だけではなくてイラストに関しても甘い系のイラストを描く事はないのですが、（キリ番リクエスト等でも基本的にはお断りさせて頂いております）最近上記のような「陸遜（夢主）には幸せに〜」というコメントを頂く機会が多くなってきたように感じましたので、夢小説では無理ならせめてイラストで何とかならんかなーと思いました。
新拍手絵でデレ絵に挑戦させて頂いているという流れもありますので、今なら丁度いい機会かも！と思いまして、今回ドキドキしながら挑戦させて頂きました。
夢小説とイラストでは全然違うよ、という方もいらっしゃると思いますが、「陸遜（夢主）には幸せになって欲しい」というコメントを送って下さった方に、陸遜×夢主のラブい話（何じゃそれ）の一つの形として、この夢絵を捧げさせて頂けたら嬉しいなと思います。このような長い文章に最後までお目通し下さって有難う御座いました！
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