illust | ナノ 籠の鳥蘭丸
籠の鳥蘭丸
『籠の鳥』完成記念・蘭丸です。

↓顔アップ。アップにすると余計に「あんた誰?」と言う感じになります。本当に誰?

正規メンズ?敵じゃないですね

蘭丸はこの間気分転換シリーズで描いたばかりですので、もういいかな、とも思ったのですが、やっぱり自分の中では夢小説が一本完成するというのはめちゃんこ嬉しい事ですので(時間かかりましたしね)、毎回記念絵を描く所までで一連の流れ→終了としておりますので、蘭丸に3度目の挑戦です。二度あることは三度アールというやつですかね。


自サイトの夢小説の中にはくどい位に男性の容貌の描写で「切れ長の瞳」という言葉が出てくるのですが、それは管理人が切れ長目のメンズが大好きだからです。絵で描くのも好きです。

まん丸でクリンクリンの大きな目をしたメンズも可愛いと思うのですが、自分が絵を描く時は比較的お兄ちゃん達の目は細目です。目尻にスッと抜ける感じ。多分ツンツンしていたり意地悪そうな男性を描くのが好きだからだと思います。でも女子の目は細目よりもつぶらにクリンと描きたいという願望がありまして、今一つ絵柄が落ち着きません。

そんな切れ長目スキーの管理人なのですが、10代メンズは他の20代メンズに比べてちょっとだけ目を大きく描いています。どこが?と言われてしまいましたら、あれですよ。本当に「ちょっと」だけ。気持ちの違いというやつです。それか思い込みです。

若いブリブリさと小狡さ(?)を出す為に大きめの瞳を描きたいと思いつつ、切れ長目が好きな自分は「やっぱりデカイよなー、この目!!」とか思って何度も修正しますので、結果的に最初よりも大分細くなっている罠です。

と、言いますか、何となく見た目の雰囲気で「カワイ子ちゃん!」みたいに思ってしまいがちな蘭丸なのですが、公式設定資料集を見たら身長178pとか書いてあるじゃないですか。ひぇぇ…蘭丸背〜高ぇ〜!!長政(174p)や三成(177p)より背が高いってどういう事でしょうか。

ううむ…蘭丸…貴方はこんなに背が高かったのね。前にも資料集見て驚いていたはずなのに、あまりにイメージと違いすぎて都合良く記憶の彼方に追いやられていたのかもしれません。ディクソンが171pですから、蘭丸は陸遜を軽く見下ろしてますよね。うーん。勝手に同じくらいだと思っていました。(そしてまた数ヶ月したら蘭丸の身長を忘れているのだと思います)

それもあって、前回はとにかくカワイコブリブリな蘭丸を描いてみたつもりなのですが、今回は黒夢完成記念という事もあって「よし!ちょっと大人っぽくて腹黒い感じにしてみよう!」と思ったのが今回のイラストです。

とりあえず蘭丸には蘭丸カラーの青&紫チックな着物を着せて、ほいで肩から羽織り物みたな物を被せてみました。もう秋なので夜冷え対策です。夜中に外を出歩くときは寒さ対策が重要ですからね。何で夜中に遊び歩いているかというとあれです、蘭丸夢で兵士を殺しに行く時のイメージです。外はバッチリ満月!!

蘭丸の手が微妙な向きになっておりますが、これは後から加工する時に合わせて手をこの位置に持ってきています。何も加工していないノーマル絵だと蘭丸のこのポーズが何だかナルシストチックに見えてしまいます。でもいいか。多分蘭丸は自分で自分の事イケメンだって分かってますよね!やい!そうだろ!!

夢小説といいイラストといい、蘭丸は自分の中では微妙な感じなのですが(今一つどう書けばいいのか分からない感じ)、アップしたばかりの蘭丸夢や前回の再挑戦蘭丸絵に対して蘭丸スキーの女神様から暖かいコメントが頂けて、地味にホッとしています。あー良かった!「誰コイツ?」とか言われるもんだと覚悟していたけど良かった!

うちのもりそばで「らんまる」と打つと必ず「蘭●」と勝手に変換されるのですが、それを見る度に「プププ…何コレ!蘭丸ったら、勝手に『丸』で伏せ字にされてやんの!!初期設定で伏せ字とはやるなー蘭●!!あ!!また出ちゃった!!プププー!!」

と一人でウケながら夢小説書いたりイラストを描いたりしていたのですが、頑張って良かったです(何を?)多分このサイトに来て下さっている訪問者の方々は、皆さんとても優しいのでしょうね、きっと。嬉しいなぁ。

ここからが本当に自分が描きたかった事なのですが、どうするか迷った結果、ノーマル絵にそれぞれ付け足しをする形で描き込む+加工してみました。

加工版は満月+黒羽バージョンの蘭●…蘭丸です。牛若丸みたいなイメージで、頭にベールみたいなのを被っています。ほいで手で持たせる感じにして、ベールの色は何となくカワイコブリッコでピンクです。でも目を金色にするとどことなく根性の悪そうな感じになるような気がする…。

信長様、尊敬致しております!

もう一点はいつもの赤目バージョンですが、先程のベールに追加して手には般若のお面を持たせてあります。蘭丸って般若のお面似合うと思うんですよ。本家は違うかもしれませんが、『籠の鳥(黒夢)』の蘭丸は信長様&濃姫様と夢主の前ではお面を外し、それ以外の人間の前では時と場合によって振り向いたらこのお面を付けている、というイメージ。

能楽の『葵の上』で、確か六条御息所の怨霊が言う有名な台詞で「思ひ知らずや思ひ知れ。(思い知らずや、葵上。よく思い知るが良い)」っていうのがあるじゃないですか。そんな感じの蘭丸イメージです。「光秀殿、思い知るがいい!!(般若のお面装着)」みたいな。ほいであんな事をしちゃうのですよ。

『般若=嫉妬に狂った女の顔』とか何とか言いますから、夢主と光秀が仲良く談笑しているのを何度も見かけた時の蘭丸も、きっとそんな顔をしていたんじゃないのかなー、と。自分でも何を言っているのかよく分かりません。

般若のお面を暗く塗りすぎた感じがしますが、何かどこかで色を塗り間違えたような気がします。うぐぐ…何か違う!!

ここは死地となりましょう…。

そうそう、先日「一枚の絵にかかる時間はどれくらいですか?」という質問を頂いたのですが、今だと一枚描くのに7時間〜10時間くらいです。今回は7時間半位でした。

この時間が他の絵師様と比べて早い方なのか遅い方なのかは、自分でもよく分からないのですが…。こんなお答えでも何かコメントを下さった方のお役に立てれば嬉しいです。

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