illust | ナノ 曹丕&司馬懿(日記log)
曹丕&司馬懿(日記log)
日記に添付した曹丕&司馬懿です。一つ前の甘寧同様、つるっと塗り(?)&文字入りでポスターチックな感じにしてみました。しかし文字って本当にどこに何を何色でどう配置して良いのか全然分かりませんね。もっとこう、バシッとセンス良く・格好良く配置できるようになりたいです!

日記にUPした時のタイトルは『双頭』でしたが、文字通りそんな感じです。シュメールの七頭蛇や日本神話の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)のように複数の頭を持つ魔物、空想上の生き物みたいなイメージを思い浮かべつつ描いてみました。

龍や蛇のようにちょっとうねっている感じが出したかったので、曹丕と司馬懿の髪の毛を緩く流してみました。最初は髪の毛同士がもっと絡み合っているような構図で描いていましたが、何となく画面が汚くなってしまい、何がどう絡まっているんだかよくワカランチな状態になってしまったのでこんな程度の緩い感じで!

「頭は複数に分かれているけど体は一つ」という生き物は実は大好きだったりします。複合生物と呼ばれるキメラもそうですし、地獄の番犬ケルベロスもそうです。ケルベロスにはゲームの女神転生シリーズで大分お世話になったので愛着もあります。メガテンシリーズの地獄の悪魔絵師・金子先生の描かれる、生命感溢れる美麗でカッコイイモンスター達はもう最高だと思います。猫又とか女性型モンスターもセクシーで可愛いのばっかりですしね!

ほいでこのド紫コンビなのですが、何でその手のモンスターの話を持ち出したのかと言いますと、それらのイメージがピッタリ合うような気がした為です。元となる本体は一つだけれどそこから二つに頭が分かれる、頭は二つあるけど繋がっている根っこの部分は同じ…って同じ意味の事を言っているだけなのですが、曹丕&司馬懿ってそんな感じがします。

以下、ここからはいつもながらの超個人的主観と妄想に基づいた曹丕&司馬懿のキャラ考察、及び夢主との関係性についてあれこれお話させて頂きます。長くなってしまいましたので、興味のある方のみお暇な時にでもお読み頂けましたら幸いです!

私の中では、この二人はかなり似通っている部分が多いと言いますか、そっくりさんではないかと思っています。まるで双子のように。ですが、本当の双子のように全く同じかと言うと、本来は別々の人間なので当然の如く見た目は違います。髪型も、身長も、着ている服も。けれど、内面的な部分ではかなりシンクロしている部分があり、曹丕と司馬懿は似た者同士と言える所が多いのではないか…と。

ここからが私の一番「こうじゃないか?」と強くイメージしている曹丕&司馬懿論でして、ここが言いたい!という所なのですが、それを上手く言葉で表現するにはどうすればいいのか分からずにモダモダしています。何と言えばいいのでしょうか、こう…二人はとても似ていると思うんですよ。かなりの割合で。でも全く一緒かと言えばそうでもないのです。

曹丕と司馬懿は表面上の部分では違っている。ちゃんと別々の人間として分かるようになっている。夢主に言う事も曹丕はああ言うけど司馬懿はこう言う、みたいに二人別々の事を言ったり、曹丕が怒っている時に司馬懿は割と穏やかだったり(その逆もまた然り)、夢主に接する時の態度もちょっと違ったり(自サイトの夢の中では曹丕は司馬懿に比べるとややマイルド、司馬懿はツンが強めです)、表面上の、上っ面の部分だけを眺めてみればそれぞれが別の個体なのですが、よーく見てみると二人の根っこ=本質的な部分は一緒であり、まるで一つの体から生えた双頭のようだ…みたいなのが私の中にある曹丕&司馬懿論です。うーん。ここまで書いてきてさっぱり分からん!

顔は違えど、二人の目の色は一緒。二つの瞳から放たれる眼光の色は一緒。声の高低や響きは違えど、声の質は一緒。その冷たい唇から紡ぎ出される言葉の一つ一つは違っても、彼らの発言の元となる価値観は一緒。首から上だけ別々で、その下は一つの器で出来た融合体、みたいな。そんな感じのキャラクター観が私から見たド紫コンビです。

それなので、夢小説を書く時には何故かこの二人は互いに切っても切り離せないと言いますか、何だかんだで一緒に登場させて二人同時に夢主に絡ませてしまいます。本当の所を言いますと、書くのが凄く苦手なんです。多角関係。呉の凌統・陸遜夢の囚人&代償シリーズとか魏の曹丕&司馬懿夢みたいに夢主を間に挟んで複数の男性キャラが関わってくるような内容になりますと、ここで○○を出して、次に●●を出して、この辺で夢主を挟んで、みたいにあれこれ考える作業が多くなって頭がこんがらがってきちゃいます。

三角関係とか四角関係の作品だけでなく、恋愛要素関係なく複数のキャラが出てくる夢を書くのは苦手だったりします。それは多分、一つの話の中に何人ものキャラを出せば出す程に「誰をいつどの場面で登場させよう?」とか「どう話を繋げていこう?」とか「誰に何をさせて、その時誰に何を言わせよう?」みたいに頭の中で考えたり整理したりするのが億劫になり、なおかつ自分の拙い文章力や貧困な発想力では思っている事をそのまま文章に表すなんて無理!!という思いがとても強いので出来るだけ書きたくない、避けたい傾向の夢なのですが、どうしてもやってしまうのです。魏コンビ!

なんかこう、私の中では曹丕と司馬懿は似たもの同士=セットみたいな感じで捉えていますので、曹丕に気に入られるという事は司馬懿にも気に入られるという事であり、曹丕を手に入れる者は司馬懿も手に入れられる…のではなかろうか!というような漠然とした認識があります。曹丕が興味を持つ物は司馬懿もそう、曹丕が好きなモノは司馬懿も好き!みたいな。

それでいて二人共普通の一般人のような独占欲や醜い嫉妬心等がなく(あってもあまり出ない)、選民意識も強い為『選ばれた者(=自分の認めた者)だけが自分の好きな物を所有できる(または共有できる)』なんて思っているので、結果的に夢主を間に挟んだ何とも言えず微妙な、危ういバランスの元に成り立つ魔のトライアングルフォーメーションが発生するのではないか、と思っています。なんとなく!

曹丕と司馬懿にとって夢主は可愛いオモチャです。好奇心を満たし、欲望を満たし、憂さ晴らしになり、いつでも自分の気が向いた時に自分の好きなようにいたぶれるオモチャ。夢主はピーピー泣いていますが、ライオンが子猫を構っているような感じで曹丕や司馬懿からすればただ自分達はその長い爪でチョイチョイと夢主を突っつき、遊んでいるだけです。夢主にじゃれているだけなんですよね。

でも夢主=子猫からすればライオンと子猫なのでその力関係や威圧感は圧倒的で、二人にとっては遊んでいるだけの行為でも夢主の体は傷付き、恐怖を感じ、泣く訳です。ほいで二人はSだからこそそんな夢主の反応がまた面白くてたまらなくて余計にちょっかいを出すのですが、普段はむしろ冷たく、夢主の事なんてどうでもよさげに見えるのでそれがまた夢主を余計に混乱させます。モダモダする訳です。

ほいで、ここがド紫コンビの憎い所なのですが、夢主が自分達に不信を抱いている、距離を置こうとしているのを感じると、ちょっとだけ情けをかけてくれるのです。自分達の方から捨てるのはいいのですが、自分達の許可もナシにオモチャが勝手に離れていくのは許せんのです。

それで、夢主が「痛いよ−」と泣いて今にも逃げだそうとしているのを感じると「ちょっとやりすぎたかな」と思って手を緩めます。ライオンがペロペロと子猫の顔を舐めるが如く、ちょっとだけ優しくしてくれる訳です。絶妙のタイミングでキスしてくれたりとか、「お前は私の物だ」みたいな口説き文句をサラリと言います。夢主の目をしっかり見て、ちょっとだけ甘い声で。全ては計算ずくです。悪党です。極悪人です。

まさに女の敵!と言いたい所ですが、この手の男性って一部の女性(M女とか)にはとても人気があったりしますよね。リアルでは「勘弁してくれよ!」と言いたくなる男性でも、二次元の世界なら何の実害もなくどっぷり浸れてしまうのがいい所!ニョホホ!!

とか何とか聞きようによっては酷い事?をつらつらと書き連ねてきましたが、一応サイトの作品コンセプトが「愛ある鬼畜」という事で曹丕&司馬懿→夢主にも愛はあります。何の感情もなくやっている訳でなく、「好きな子だからこそついイジメちゃう。イジワルしちゃう男心」みたいなのが彼らの夢です。私の文章力がないので全然そんな感じに書けていませんが、目標としてはそんな感じです!

曹丕と司馬懿の間に挟まれるって、想像してみるだけでも凄い事じゃないかと思うんですけどね。私なら即失神するレベルです。原作の二人の格好良さと言ったらもう!まさに贅沢の極み、M系女子であれば夢のようなシチュエーションかと!しかし自サイトの夢主は逃げるのが仕事(?)ですので、これからもジタバタして貰おうと思います。ハツラツな甘寧と違ってこちらの二人はダークな感じの色合わせにしてみました。魏コンビ万歳!

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