「さあ、質問の方どんどん答えていこうじゃないか」


「この調子では、いつ終わるかわからないからな…」


「二人に質問が来てるみたいですよ!えっと…『二人はショタコンですか?』だって!…ショタコン?ショタコンってなんだろう?」


「俺も聞いたことないな…何かの用語か?」


「何だお前達、そんなことも知らんのか」


「えっ、レックス知ってるの!?」


「ショタコンってのは、少年を対象に抱く愛情・執着、またはそのような感情や好みを持つ者のことを指す造語のことだ。簡単に言えばロリコンの少年バージョンだな」


「お前…良くそんなこと知ってるな」


「フッ…伝説のLBXプレイヤーの名前は伊達じゃねぇぜ?」


「関係あるのか…?正直少しひいた」


「心外だな。俺は広く浅い知識を持ってるんだよ」


「で、結局二人はショタコンなんですか?」


「そんな訳ないだろう!俺はむしろ子供は嫌いだ!子供にそんな感情を抱く輩が信じられな…」


「じゃあ拓也さん本当は俺やカズ達と話すの嫌だったんだ…」


「というのは言葉のアヤでな!!今はシーカーの皆のお蔭で克服しつつあ…」


「…………」


「バン!!頼むからそんな顔しないでくれ!!」


「やれやれ…拓也は言葉が足りないのが玉にキズだな。勿論俺もそういう趣味はない。」


「だが、質問者はこれで満足するだろうか?此処はバン受けサイトだ…まさかこの質問は、俺達がショタコンだからバンが好きなのだと勘違いされてのことではないか!?」


「それは聞き捨てならんな。俺は少年だからとかそういうことではなく、バンだから好きなんだがな」


「…お前は罪を犯した俺を最後までサターンから連れ出そうとした。『新しい世界を一緒につくろう」と語りかけるお前の眩しさに俺は惚れたんだ…」


「れ、レックス…」


「…俺だって、年齢等関係無くバンに惹かれたんだっ!」


「最初は山野博士の息子だとしか思わなかったが…俺でも思いつかないような発想をする機転の良さ、山野博士を助けたいという信念の強さに次第に目が離せなくなった…これは君だからこその感情だ」


「っ拓也さんまで…恥ずかしいよ」


「だが、これが本心だからな。これでお前達も俺達が『少年だったら誰でも見境無し』とは思わんだろう」


「それでも俺達がそう見えるなら仕方ない…だが、一つ言えることは、このサイトの俺達は『少年だから等関係無く、バンが好き』ということだな」
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