「やっとこの質問に答えられるようになった。待たせてすまなかったな、綾」
「間違っていたら聞き流してくれて構わないが、『sobre』の管理人か?このサイトの管理人がこっそり日参しているみたいだから、代わりに挨拶しておこう」
「質問有難うございます!このサイトの管理人さんも、『此方こそ更新楽しみにしてます!』って言ってたよ!」
「…早速質問回答に入るぞ。『質問ですが、郷田さんはどういった経緯でレックスの舎弟になったんでしょうか?』だそうだ」
「…なるほどな。俺だけで答えても良さそうな質問だが…せっかくだしな」
「おい、入ってきていいぞ」
ウィーン(地下に続く扉の開く音)
「やっと俺の出番ですか!待ちくたびれましたよ、レックス!」
「郷田!来てたんだ!」
「おう!レックスに呼ばれちゃ、来ねぇわけにはいかねえからな!」
「俺と郷田関連の質問だからな。やはりコイツもいた方が良いと思ってな」
「まあその方が客も楽しめるだろうしな。…番長組は俺達より人気だからな」
「宇崎さんそれヒガミ入ってねえですか…?そもそも、番長組って俺だけじゃなくて仙道も入ってることを考えると正直気に食わねえ…」
「もー!郷田!仙道のことで機嫌悪くするの止めてよ〜!」
「ほら郷田、早く質問に答えないか。終わるものも終わらないぞ」
「!…すまねえ、レックス」
「…完全に主従関係が出来ているな。俺も気になってはいたんだが、一体何処で知り合ったんだ?」
「俺も知りたい!俺達が入る前から郷田はレックス達とシーカーの活動してたんだよね?」
「ああ、お前のアキレスを奪ったのもレックスの指示だしな。」
「確かに郷田には、バンと知り合う前から、シーカーの手伝いをして貰っている。…だが、檜山とシーカーを立ち上げた時にはもう紹介さるていたからな。俺もそれ以前は聞かされていない」
「まあ、わざわざ言う内容でもないしな」
「ある大会で、レックスのLBXバトルを間近で見る機会があってな。どんな奴でもぶっ壊す爽快な戦い方に惚れちまった。そん時からレックスは伝説のLBXプレイヤーだったしな。やっぱ、すげえぜレックスは!」
「よせよ、郷田…そんなに誉められたら、こそばゆいだろうが」
「いーや!レックスの良い所なら、いくらでも言えますよ!あの時は本当親父に感謝ですよ」
「郷田のお父さん?どうして?」
「バンには言ってなかったか?俺の親父はプロメテウス社の社長だ」
「え、えええええ!?」
「親父の会社主催のLBX大会の特別招待客にレックスが呼ばれたんだ。ウチのLBXじゃねえけど、ネット界隈じゃ有名だったみたいだからな。そのツテでレックスと知り合うことが出来たんだ」
「ブルドやタイタンみたいなパンツァーフレームとやり合うのもなかなか乙なもんだぜ。あの大会は楽しませて貰った。アングラビシダスの参考にもなったしな」
「その後、舎弟…っつーか弟子入りを志願した訳だ。それ以降はさっき話した通りだ」
「こいつは血の気が多くて、すぐ突っ走る性分だが、忠実に仕事にあたってくれるんでな。これからも宜しくな」
「はい!レックス!!」
「へー…そうだったんだ!いいなあ、レックスと郷田の関係って…」
「互いが互いを認めあって、主従というか、良い師弟関係が築けているようだ。素晴らしいことだな」
「最後に、一応言っておくが、この回答はあくまで此処の管理人が考えたものだ。あくまでこのサイトの設定であって、公式情報では無いので信じないように」