☆
「あの、ごめんなさい…マスクドJさんにトイレを案内して貰うなんて俺…」
「ははっ、構わないさ。誰だってわからないことはある。聞くことは恥ではないよ。」
マスクドJに扮した淳一郎は会場内でトイレを探していた息子、バンをトイレまで連れて行くことになった
「この辺りはあのトイレが一番入場口から近かったと思うが…」
嘘である
優れた頭脳を持つ淳一郎のこと、会場内の設備は大体頭の中に記憶していた
今淳一郎はバンに一番行き来が不便で人気が少ないトイレを案内している
何も知らないバンは淳一郎の言葉を信じるしかない
そのままてくてくと淳一郎の後をついて来る
淳一郎の思考はもう普通ではなかった
この後、自分が起こす犯行に興奮が収まらない
息子を、自身の欲望で犯す
息子に対する純粋だった愛情が執着に変わり、歪んだ方向に増幅していったのはいつだっただろうか
淳一郎はこの衝動に名前を付けたくはなかった
息子に性的興奮を覚え、あまつさえsexをしたい等
誰から見ても明らかに異常だった
研究所に閉じ込められているストレス、家族に会えない気持ちがフラストレーションになっているのだと何度も自分に言い聞かせ、淳一郎はその衝動を忘れようとしていた
実際一度は忘れることに成功し、自分の託したLBXを操るバンを父として陰ながら応援していた
だが、息子と再会したことによりその欲求は雁首を上げるようにぶり返してしまったのだ
息子をこの手で抱いて、支配したいという暗い欲望
それに苛まれた淳一郎は、再会した日以降息子を想い、自身を慰め続ける日々を送った
バンを頭に思い浮かべ何度も自身を扱く
もう若くない筈なのに元気に反り返る自身のペニスに淳一郎は苦笑した
脳内で息子の顔を自分のザーメンで汚し、彼のアナルに劣情を何度も出し入れした
そして達した自身をティッシュで拭いながら、自己嫌悪に陥るのだ
そして今、またとない好機が淳一郎に訪れてしまっているのだ
バンにとっては最悪の状況になるだろうが
ただ用を足す筈だったトイレで実の父の欲望の捌け口になるのだ
Cブロックの試合までには勿論戻ることは出来ない
バンを待っているのはアルテミスの試合ではなく、地獄のような責め苦だけだったそうとも知らず、バンは呑気に淳一郎の後をついて来る
淳一郎はそんなバンを見て興奮し、膨らませた股関をマントで隠すのだった
☆
「あっ、トイレあった!…ありがとうございました!おかげで試合間に合いそうです」
快活にお礼を言ってくる息子にマスクドJ…淳一郎も貼り付けた笑顔を返す
「こんなことで君の役に立てて光栄だよ。…では、健闘を祈る。また会おう少年!」
マスクドJらしい台詞を並べてバンに別れを告げた
マスクドJを見てもう一度ぺこりと会釈してバンは、男性トイレの中に消えていった
バンが男性トイレに入ったことを確認し、淳一郎はタキシードのポケットの中から小型ノートパソコンを取り出す
アルテミスの警備システムをハッキングして、今まで通った場所に配置された監視カメラの自分達が映っているデータを消去する
そして自身が開発した特殊カメラ機能を用い、バン以外の人間がトイレにいないことを確認する
こんなことなど科学者にとっては朝飯前
天才的科学者である山野淳一郎に出来ないことは無いのだ
自身で調合した特殊な薬品を布に染みこませ準備は完了だ
淳一郎は男性トイレに素早く入った
☆
バンは未だ用を足していた
結構我慢していた為、尿が思いの他溜まっていたのだ
まだ皮の被った小さなペニスから尿が勢いよくシャーッと放物線を描いて便器に落ちていく
満足に排泄が出来たことで、バンの心は晴れやかだった
(これで試合に間に合う!…でもちゃんとカズ達の所に帰れるかなあ)
最悪、また人に聞けばいいや
そう判断したバンは心行くまま排泄をした
その時点いていたトイレの照明がいきなり切れた
「…停電!?」
バンが辺りを見渡した瞬間
「…んぐうぅっ!!」
突然後ろから口に布を当てられた
「…!?んー!んうぅ〜!!」
必死に暴れようとするが何者かに身体を抑えつけられ、身動きが取れない
その内薬の臭いに意識が朦朧とし始め、満足な抵抗が出来なくなってきた
とろんとなった瞳
視界は段々暗くなりバンの意識はあっけなく途絶えてしまった
(助け、て…父さん…)
意識が途絶える寸前バンが心中で救いを求めた相手は
皮肉にも、今ここで彼を陥れた父なのだった
☆
バンに嗅がせた薬品は淳一郎が自ら調合した特別なものだった
クロロホルムよりも即効性があり尚且つ人体への害は少ない効果も比較的ソフトだが、余程の事がない限りは大人しく眠ってくれる程の威力はある
薬により倒れ込んだ息子を大事そうに抱き上げる
(バン…やっと私の元に)
気を失って瞳を閉じたバン
いつもの元気さはなりを潜めてしまったている
力無く四肢を投げ出し人形のような姿をさらけ出したバンに淳一郎は欲情した
酸素を求め半開きになった愛らしい唇を自身の唇で塞ぐ
そしてそのまま舌を捻込み、バンの口腔を乱暴に蹂躙した
「ふっ…ぐ…んむぅ…んっ…」
クチュ、クチュッ…ピチャ…
いやらしい水音とともに、バンの鼻にかかったような喘ぎが塞いだ唇から漏れ出てくる
バンは苦しそうな表情をして今にも起き出しそうだが、そこは淳一郎の用意した薬だ
この程度では覚醒しない
「んっ…むっ…ちゅ…はぁ…」
歯列、歯列の裏、そして彼の舌
淳一郎は存分にバンの口腔内を味わう
どちらとも分からない唾液が互いの顎を伝っていく
満足した淳一郎が唇を放すと唾液が銀の糸のようになって2人の舌を繋いでいた
気を失いながらも眉を歪め、はあはあと荒い息をするバンに、淳一郎の性的興奮は更に高まった
一刻も早く、この子と交わりたい
淳一郎はそのままバンを連れて、一番奥の個室に入った
流石お台場ビックスタジアムというべきか、広々としており便器も綺麗に掃除が行き届いていた
流石に、この大規模な会場でも、トイレに監視カメラはついていない
時間的に既にCブロックは始まっている頃だろう
ここにいるのは大会に熱心な観戦者ばかり
試合中席を立つ客等殆どいない
しかしバンが試合会場に来ないとなれば、バンと共に参加する彼の友達が黙ってるわけがないだろう
先にも話した通り、 此処は最も試合会場から遠く、奥まった所にあって非常に不便な立地のトイレだ
短時間で彼らが此処まで探しに来ることは無いに等しい
そしてこの男は先にも述べた通り天才的科学者だ
トイレの扉に細工を施さないわけがないのだ
つまり個室に引き籠もってしまえば、此方の者だということだ
後は、バン次第だ
バンを洋式便器に座らせた淳一郎は準備に取りかかった
持っていた普通のハンドタオルを縦に折り畳む
そしてバンの口を少し開かせ、細くしたタオルを押し込んで首の後ろで結んだ
簡易的な猿轡の完成である
これでバンは叫び声や悲鳴を上げることができず、場所を特定される可能性が低くなった
(これは…今の私には必要無いな)
マスクドJに扮していた淳一郎は、身に付けていたマスクを外した
黒く目の出る部分に穴が空いた細長い布状のそれを手に取り、そのままバンの顔に取り付ける
目の出る部分を左側にして右側で結ぶ
すると、その布は忽ち仮面から目隠しに変化した
これでバンがこれから起こる淫行で起き上がったとしても淳一郎だと認識出来ない
2人だけの個室に、目隠しと猿轡をされ気を失って便器の背もたれに寄りかかったバン
淳一郎に理性は残っていなかった
淳一郎はバンのジーンズのボタンを外し、下着ごと引き下ろした
足枷になって脚が開かなくなる為靴を脱がせ、それらを取り去る
バンは上半身はきっちり着込んで、下半身が靴下のみというアンバランスな格好になった
身体を下にずらし、便器に浅く腰かけさせれば、バンの未発達なペニス、鶉の卵が2つ付いたような睾丸が丸見えだ
淳一郎はバンのペニスにそっと触れてみた
下を向いた小さなペニスはまだ皮が剥けておらず、ふにっと柔らかい感触がした
ペニスの上には数本の陰毛が生えてきており、バンの二次性徴を垣間見ることが出来た
(成長したな…バン)
息子の成長を単純に喜ぶ父親の気持ちと、息子を滅茶苦茶に犯したい倒錯的な気持ちが、ない交ぜになる
「ハァ…バン、父さんのも見せてやろうな…」
淳一郎は興奮で息を荒くしながら気絶しているバンに小声で呼びかけ、自分のスラックスのジッパーに手をかけた
すでに勃起しておりスラックスを押し上げてテント状に首をもたげていたペニスにジッパーを下ろすのに手まどった
そこにはバンのペニスと同じものとは思えない大人のペニスがあった
皮が完全に剥けた浅黒いペニスは、長く太く、反り返り亀頭は天井を向いて我慢汁を垂れ流している
「バンは、父さんのちんこ好きだったよな…」
幼いバンを風呂に入れてやった時、バンは淳一郎のペニスに興味を示していた
自分にもついてるそれの大きさが全く異なったからであろう
掴んで玩具にしようとしたのを何度も止めたものだ「…今日はいっぱい触らせてやるからな」
そう言った淳一郎は便座に座るバンの目の前に立った
バンの片手を持ち、それに淳一郎の脈打つペニスを握らせた
その上から自分の手を添えてゆっくりストロークさせる
シュッ、シュッ!
(……っ!!)
バンの柔らかい手の感触が気持ち良く、淳一郎は今にも射精しそうだった
先程握手の時握った手が、今は自分のペニスを握っている
常と非常の差異に淳一郎は気が狂いそうだった
「くっ…バン…!」
淳一郎の限界は近かった
バンのもみじのような手が淳一郎を興奮させ、より早く高みに登りつめさせるのだ
「…!!くっ…!」
シュッ、シュッ…ドピュ〜!
淳一郎が苦しそうに呻くと、彼のペニスから勢いよく白濁が飛び出した…射精だ
吐き出された精液は目の前のバンの顔やジャケットに付着した
バンの丸い頬を淳一郎の欲望が伝う
自身のザーメンまみれになった息子の卑猥さに、それ程若くない筈の淳一郎のペニスはまた雁首をもたげ始めた
(バン…ああ、バン…)
理知的で冷静な山野博士はもうここにはいない
ここに存在しているのは肉欲に支配され理性の欠片も無い一人の『雄』だった
淳一郎はバンを便器から下ろし、トイレのタイルに跪かせる
膝を立たせるような格好で、白く小振りな尻を上に向かせるようにさせた
そっと尻たぶを開けば、バンの小さなアナルが潜んでいた
淳一郎は胸ポケットから小さな容器を取り出した
LBX用のグリスである
滑りを良くする潤滑油のようなもので、LBXのメンテナンスに用いられる
淳一郎は人差し指に大量に取ったそれを、バンのアナルに塗りたくった
冷ややかな感触にバンの身体はビクッと戦慄いたが、覚醒までには至らなかった
それを確認した淳一郎は更に指を進める
アナルの皺をなぞり、割って侵入を試みる
つぷんっ
グリスの滑りも助けて、淳一郎の指はバンの肛門の中へと入っていった
「ん…んぅ…」肛門内の違和感を不快に感じたのか眉を潜めて、呻くバン
だが、未だ覚醒には至らず淳一郎の侵入を許してしまっている
淳一郎はゆっくりと指を動かし始めた
グリスの助けを受けすんなりと直腸を行き来する指
収縮する直腸が指にまとわりついてくる
その感触を楽しみつつ、淳一郎はグリスを中指にもたっぷり塗り付け、更に本数を増やしていく
「ん…むぅ…うっ」
直腸を圧迫される息苦しさにバンはつらそうに喘ぐ
覚醒は近いかもしれない
淳一郎の指の動きが性急になる
グリスを薬指にも付けて一気に三本つきたてる
三本の指をばらばらに動かして直腸を拡張させる
生き物のように蠢く指の動きにバンは翻弄される
「ん…うぅ…んあっ!」
先ほどの動きで前立腺を掠めとったようだ
今までただ苦しげな呻きを上げていただけのバンが、気持ち良さそうに喘いだのだ
気絶していても身体は正直で、今まで下を向いていたバンのペニスが幼いながらも天に頭をもたげ始めていた
(…そろそろ頃合いかな)
絡みついてくる直腸内から全ての指をズブズブと引き抜く
「……んっ」
名残惜しそうに喘ぐバンにほくそ笑み、淳一郎はまた己のペニスを取り出した
勃起してカウパーに濡れた先端をバンのグリスでてらてらしたアナルにあてがう
バンの細腰を掴み、そのままズブズブと腰を進めていった
「…!?〜〜〜ッ!!!!」
先程の指等とは比べものにならない質量
バンは声にならない叫びを上げて覚醒した
next>>