※名前変換あり





「ただいまー」

「おかえり!!おそい!!」

「ごめんね。いい子にしてた?」

「してたー!!おもちゃのおかたづけもしたし、三成ともけんかをしなかったぞ!!」

「おーえらいね。そんないい子ちゃんにはケーキという名のご褒美をあげよう。チーズケーキとシフォンケーキとショートケーキが入ってるから好きなの選んでね」

「やったー!!ありがとう!!」

「ところで三成はどこに?」

「あそこ」

「…家康、あそこはクローゼットだけど」

「うん。あそこに三成がかくれてる」

「何故に?」

「名前がやくそくのじかんになってもかえってこないから三成はすねてしまったんだ」

「あー。3時に帰るって言ったもんね。すでに6時だし」

「やくそくやぶるのだめ!!」

「ごめんなさい。とりあえず三成を出さないと。ケーキは皆で一緒に食べよう」

「うん!!」



「三成ーただいまー。帰ったよ。遅くなってごめん」

「………」

「お詫びにケーキを買ってきたから食べよう」

「いらん」

「即答!!」

「きさまは3じにはかえってくるといったのにかえってこなかった。わたしはやくそくをやぶるやつはきらいだ。だからきさまもきらいだ」

「み、み、三成に嫌われた…!!(ガーン)」

「名前、名前」

「え、何?どうしたの家康」

「あのな、ほんとうは三成はさびしかったんだ。名前がなかなかかえってこないから三成はげんかんのまえでずっとまってた」

「三成が…」

「わしも三成といっしょにまってた!!さびしかったんだからな!!」

「そう、だよね。だって朝からずっと二人でお留守番してたもんね。寂しい思いさせてごめん」

「わしはいいから三成!!」

「了解!!よし。三成ー聞いてる?約束破って本当にごめんなさい。ちゃんと時間通りに帰るつもりでいたんだけど色々立て込んで帰るに帰れませんでした」

「いいわけなんて聞きたくない」

「はい、すいません。でもね、私も早く家に帰りたかったんだよ。三成と家康に会いたいなーってずっと思ってた」

「………」

「だから、今、三成に会えなくてすごく寂しい。三成の顔を見てお話ししたいな」

「うっ…」

「本当にごめんね三成。もう約束は破らないよ。約束するから」

「三成ー。せっかくかえってきたのに名前にあいたくないのか?」



がちゃ。



「三成でてきた!!」

「三成」

「わたしは名前がいなくてもさびしくなどなかった!!」

「あんなにそわそわしていたのに?」

「だまれ家康!!」

「そっかー。でも私は寂しかったな」

「!!」

「だからぎゅーとさせてくれない?」

「こ…こんかいだけだからな!!」

「ありがとう。じゃ、おいで三成」

「〜〜〜〜!!名前っ!!」

「三成ばっかずるい!!わしも!!」

「はいはい。まとめて来ちゃいなさい」



ぎゅーーー



「お詫び、といってはなんだけど、今度の休みはどっか出掛けよう。どこがいい?動物園?それとも遊園地?」

「いかなくていい」

「でも、最近どこにも行ってないじゃん」

「きさまがいればいい」

「へ?」

「あのな、名前はおしごとがいそがしくてゆっくりやすめなかっただろう?だから、おでかけしないでいえでゴロゴロしてよう。わしと三成は名前がいればなんだっていいんだから!!」

「(て………天使や!!我が家には天使が二人もおる!!)」

「わびなどいらない。ただ、つぎにやくそくをやぶったらいえにとじこめるからな!!」

「(片方の天使はヤンデレだった)」

「名前とずっといっしょ!!わーい!!」

「純粋に喜ばない家康。てか、私が監禁されたら仕事にも行けなくて生活出来なくなるからね」

「「名前!!」」

「ん?」

「「きょうはいっしょに、」」



ねよう!! ねるぞ!!





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