「んで、これは何だ」

「蹴鞠の玉だバカ親」

「ということは某達は…」

「蹴鞠をやれ、ってことだろうね」

「某GameのMovieに触発されてだそうだ」

「感化されやすいですね、管理人」

「どうせなら釣りの方がいいぜ」

「釣りはSportじゃねぇーぞ。Do you understand?」

「釣りだってな、なかなか体力使うんだぜぇ。鮪の一本釣りとかする時は特にな」

「元親さん鮪の一本釣り出来るんですか?凄いですね!!」

「お、おうよ!!何だったら今度お前のために釣って「うわー鬼の旦那凄い。今度釣った時はお裾分けしてね」

「さ、佐助オメェ…」

「某、姫殿の料理が食べたいでござる!!」

「じゃ、今度作りますね」

「俺様は一緒に料理したいなー」

「佐助さんと料理も楽しそうですね」

「Hey.小十郎の野菜食べたくないか?俺が料理してやるぜ」

「うわ!小十郎さんの野菜を政宗さんが料理するんですか!!贅沢ですね〜」

「おい」

「はい?」

「我の所に来たらふく(フグ)食べさせるぞ」

「元就さん太っ腹!!!」

「て、オイ!!話しの内容変わってんぞ!!」

「確かに。そろそろ始めるか」

「うぉぉぉぉ!!燃えてきたでござる!!!」

「う〜んめんどくさいけど旦那がでるなら仕方ないか〜あ。姫さんは危ないから下がっててね」

「わかりました。皆さん頑張ってくださいね」

「OK.楽しくなってきたぜ〜」

「では、我から…」

「wait!!一つ提案がある」

「あ?提案って何だよ」

「蹴鞠ってーのは地面に落としたやつが負けだ」

「そうなのか?佐助」

「さぁ?そうなの元就さん」

「個人戦はそうなる」

「んで、それがどうしたってんだよ」

「だから、鞠を落としたやつから順々に抜けて、最後まで残ってたやつ、つまり勝者は一日PrincessとDate出来る権利を得る、ってのはどうだ??」

「でーととは何者でござるか??」

「人じゃねぇよ。一日中姫を独占出来るってこった」

「な、なななんぁ!!!」

「旦那、喋れてないよ」

「ふん。くだらぬ」

「何だ、元就。オメェ出ねぇのか??」

「誰がそのようなことを申した」

「素直じゃねぇなぁ」

「HA!!真田幸村はこの俺に怖じけついたか??」

「なっ!!そのようなことはござらぬ!!この真田源二郎幸村、いかなる勝負でも負けはせぬ!!!」

「あぁ〜火着いちゃった」

「Ok.全員参加だな。早速Startだ!!」



散らばって準備完了。



「我からか。ふっ、たとえただの玉蹴りだろうが毛利家に敗北は許されぬ。別に姫と一日中一緒にいたいから勝ちたいというわけではない。よし、それでは行くぞ。せーのにーちりーーーん!!!



ピカァァァァァーーン!!!



「うぉ!眩しい!!ちぃ…これじゃ見えねーが姫がかかってるとなれば負けるわけにはいかなねーんだよ!!海の男の底力見せたらぁ!!うぉらぁ!!



ドッカーーーーーーン!!!



「皆さん気合い入りすぎ。ま、今回ばかりは俺様も本気だして行くけどね。姫さんは俺のってことで。最初は様子見といこうか。ハイ、旦那〜」



ポーーン



「うぉぉぉぉ!!見ていてくだされお館様ァァァァ!!この幸村、必ず勝って見せましょうぞ!!そ、そして姫殿と…お……お館様ァァァァァ!!!」



ゴォォォォォォォォォ!!!



「HA!!アンタ等全員上等だ!!Princessは誰にも渡すつもりはねぇーどうせなら完膚無きまでに倒して正々堂々と独占してやるぜ!!I't show time!!!!」



ビュォォォォォォォォン!!!





「楽しそうですね」

「何がだい?」

「慶次さん!!いつのまにいたんですか!?」

「なんだか騒がしいから祭りでもしてるのかって見に来たんだけど、違うみたいだな」

「皆さん蹴鞠してるんですよ。あ、慶次さんも混ざってみたらどうですか??楽しそうですよ。多分、今なら一人ぐらい増えても誰も気づかないと思いますし」

「それもいいけど、俺は姫とお話したいなー。どうだい?京のお菓子買ってきたんだけどそれ食べながらでもさ」

「いいんですか?」

「もちろん。んじゃー茶でも飲みに行くか」

「はい!!」





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