「で、何のスポーツやるんだ??」

「初っぱなから思いっきり端折ったね」

「物語の都合上仕方がないんだって」

リアルな話しをするな!!

「10代目!俺、10代目が決めたことなら何でも従います!!」

「ん〜そうだな。ツナならなんか面白いこと考えてくれそうだしな!!」

「だってツナ。決めちゃっていいよ」

「えぇ〜!!俺!?!?」

「うん。ちなみに四人しかいないからよく考えてね」

「え〜………ドッジボール ??」

「四人でどうやってドッジボールするの?」

「テメェ!!10代目が決めたことに文句言うんじゃねぇ!!」

「じゃ、四人でどうやってやるの?ドッジボール 」

「それは…」

「んじゃーこうしようぜ。最初は外野なしでボールは交互に投げていくんで、一人当たったら普通のドッジボール と同じルールにする。どうだ?」

「あ、それいいね。そうしよう」

「クッ………10代目がそう仰るのなら俺はいいです」

「でわでわ〜チーム編成を行います。せーのーー!」



組分け中………終了



「グォ〜〜!!何の陰謀だ!?誰の策略だ!?!?10代目と離れちまった!!!」

「はは〜獄寺、宜しくな!!」

「わ〜いツナと一緒だ!!戦力的には不安だけど」

「え、ごめん。って何で謝ってんの俺!?」



準備中………終了



「おーし。俺から行くぞ〜」

「チッ。オイ10代目に当てんなよ」

「私だったいいのか?」

「ねぇ」

「はい?」

「俺、すごーく大事なこと忘れてる気がする」

「実は私も。何だろうね」

「せーの………うぉりゃ!!!!!



ビュオン



「「ギャァァァァァァァ!!!」」



バァァァァン パラパラパラ………



「馬鹿っ!!10代目を殺す気か!!!」

「悪ぃー野球のモーションはいるとつい」

野球じゃなくてドッジボールだ!!

「ちょ、コンクリートに穴が空いたァァァ!!!」

「ヒィー!!こんなのに当たったら死んじゃうよ!!!」

「え、これ発泡スチロールじゃないよね??」

本物のコンクリートだよ!!

「おーい次、ツナ達の番だぞ」

「よし!!綱吉、男見せたれ!!」

「無理だよ!!」

「大丈夫!最初から期待してないから」

「ぐっ…分かったよ」

「はい!ボール!!」

「はぁー…行くよー、やっ!!」



ヒューーーーパシッ



「ナイスボールです!10代目!!」

「良い感じだぞ〜ツナ」

「予想よりは出来てたね」

「それ褒めてるの?」

「次、俺が行くぜぇ…てぃ!!」



ビューーーン



「ワオ!!あ、雲雀さんの口癖映っちゃった!!って、そうじゃない!!獄寺!!アンタ私しか狙ってないでしょ!?」

「10代目に当てられるわけないだろ!!お前だったらまぁ、支障はない

お前、後で覚えとけ。この野郎

「(ヤバイ!!)ほら!次、投げる番!!はい、ボール」

「ん、ありがと。それ!!」



ビューーーン、パシッ



「お。なかなか良い肩してんのな!!」

「怪力女」

獄・寺・滅・殺!!

「そんなこと言ってる場合じゃなーーーい!!山本、山本が来るーーー!!!」

「あばばばば!!く、来る〜♪きっと来る〜〜♪」

落ち着け!!

「10代目!さっきはなめたこと言ってすいません!!10代目なら山本のボールぐらい軽いですよね!!」

無理だから!!

「二打目行くぞー!!」





「「ヒィーーーーーーー!!!!!」」





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