DL/スバル


「ぷはー…煙草が旨い」

「てめぇは親父か」

「スバルか。何、血でも吸いに来たの?悪いけど今は至福の一時を満喫してるから邪魔しないでね」

「俺は腹が減ってんだ。今すぐ吸わせろ」

「5分ぐらいで終わるから待ってなさいよ」

「ふざけんな。5分も待ってられるか」

「短気よね。自分の都合ばかり優先させて…まったく、これだからガキは」

「(イラッ)こんな物はなぁ…」

「あっ、私の煙草!!」

「捨てちまえ!!」


ポイっ。


「あぁーー!!最後の一本だったのに!!」

「煙草なんて吸うな。血が不味くなる」

「そんなこと知るか!!大体、1ヶ月に一箱吸うか吸わないかのペースなんだから問題ないでしょう!!」

「その程度ならいっそうのこと禁煙しろ」

「無理。いざ禁煙ってなったら口寂しくなって絶対間食しちゃう。太る」

「…口寂しくならなきゃいいんだな」

「え。何その企んでるような笑顔は」

「禁煙、協力してやるよ」

「わっ!!急に引っ張るな、てか顔近っ!!」

「黙れ」

「っ!!」

「そうだ。静かにしてろ。じゃなきゃ出来ないだろ」

「何、を?」

「キス」

「はっ!?」

「我慢出来なくなったら言え。その時はお前の口………俺が塞いでやるよ」

「(禁煙するなんて言ってないんですけど!!)」

「なんだ早速口寂しくなったか?仕方がねぇな。ほら、こっち向け」

「ちょ、勝手に話しを進め、…んっ!?」





微妙にスバル君の口調が行方不明です。そしてネタがベタ。ちなみにヒロインは大学生(二十歳ぐらい)のイメージで書いてます。年上ヒロインぷまい。

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