DL/叔母と親戚の子達


※甥×3と叔母(拍手お礼文)の続き



「あんたいつまでもうちに居座るつもりなんだ」

「帰りたい、出来るものなら帰りたい」

「さっさと帰ってくれませんかね。貴方がいると邪魔で仕方ないんですよ」

「役立たずだしな」

「それが朝から晩までお前達の世話をしている叔母への言い草か…!!」

「貴方は私達の叔母でありません」

「そういえば、俺達とこいつの関係って何なんだ?」

「ただの親戚だろう。それ以上でも以下でもない」

「ああ、そうだよ。親戚だよ、お前達は甥っ子達の兄弟だよ。なのに何でお前達の誰かと結婚しなきゃいけないんだ!!そんなに魔王の血筋が欲しいのか…」

「はっ。息子にまで魔王の血筋を与えたいなんて酔狂だな」

「魔王の血筋ならいくらでも欲しいのでしょう」

「仮に、結婚したとなったら義兄さんが義父さんにもなるんだぞ。逆らえる気がしない」

「今だって逆らえてねぇだろう」

「三つ子から見たらシュウとレイジは兄であり、叔父さんにもなる。ややこしいわ。スバルは弟でありながら三つ子の叔父だ。もはや意味がわからない」

「叔父、ということは俺は立場上三つ子より上ってことになるのか?」

「叔父になったからといって偉くなるわけではありませんよ。それにこの人を嫁にもらうことになりますがいいのですか?」

「あースバルが結婚すれば丸く収まるじゃないか」

「ふざけんな!!俺にだって選ぶ権利がある!!」

「それはこっちの台詞だ!!選択肢がニートか舅かDVしかないなんて酷すぎる!!」

「誰がニートだって?」

「舅…!この私に向かって舅ですって!?」

「お前、DVの意味わかってんのか!?」

「間違ってないだろう………何より」

「「「何より?」」」

「三つ子が黙ってるわけがない」(げっそり)

「「「あぁ…」」」





叔母と親戚の子達





三つ子以外と叔母さんの関係がわからない。甥っ子ではないですよね…?母親違うから親戚の子であってるはず…あれ?

叔母シリーズは書くのが楽しいです。

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