DL/長男VS末っ子 3 その後 「もう、二度と、あの二人とは、歩かない!!!」 「やっと到着しましたか。ずいぶん遅かったですね」 「レイジさん!!!道中酷い目に遭いましたよ!!暫くは階段も見たくないぐらいです!!」 「階段?階段を使って来たのですか?」 「階段のぼってきましたけど何か!?」 「通りで。いつまで待っても来ないわけです」 「は?待つ??」 「貴方達が通ってきた道は昔使われていたものです。今はちゃんと整備された道があってそちらに車を待機させていました」 「(絶句)」 「ちなみに車に乗ればすぐに着いていましたよ」 「う…ウソでしょう?!」 ((ガシッ)) 「ひっ!!」 「車あったってどういうこと…?」 「わ、私も初耳です…あはは…」 「てめぇが把握してなかったんだろ」 「………はい」 「あんなダルい思いしてまで階段のぼる必要なかったなぁ」 「無駄な言い争いもしなくてすんだわけだ」 「(目がヤバい!!!)仰る通りです!!本当に申し訳ございません!!!」 「スバル、そいつ連れてこい」 「あぁ」 「ちょ!!どこ行くつもりですか!?」 「別荘にいる間は部屋から一歩も出れねぇと思え」 「部屋どころかベットからも出さねぇよ」 「死ぬ直前まで吸血してやるからさぁ、」 「快楽と苦痛でおかしくなっちまえ」 「(………せめてユイちゃんにお別れを言いたかった)」(ガクッ) 「…やっぱスバル邪魔だ」 「…シュウいらねぇんだけど」 「「………」」 「(今のうちに逃げられないかな)」 「「逃げたりしたら一生出さねぇぞ」」 「!!!」 「早くしろ。トロイんだよ」 「だったらお前がやれ」 「引きずらないでくださいぃぃぃ!!!」 「「うるせぇ」」 結局、こういうオチ!! |