DL/長男VS末っ子 1


導入〜シュウのターン



「シュウさん頑張ってください。ほら歩いて」

「嫌だダルいめんどい」

「単語しか発しない…!!」

「お前ら早くしろ。遅せぇんだよ」

「スバル君そんなにイライラしないで。お肌に悪いよ」

「余計なこと言ってないでシュウをどうにかしろ」

「はい…シュウさん行きましょう」

「なんで山に屋敷とか建てるわけ?あんた馬鹿なの?」

「私が建てたわけじゃないですよ!!あそこに行くのだって別荘(山の頂上にある屋敷)に全員こいって逆巻パパが集合かけたからです!!」

「もういいや。俺はここで寝るからほっといて」

「レイジさんに貴方がシュウを連れてきてください。出来なかったらどうなるかわかってますよね、って脅されてるのでほっとけません。私の命にかかわります」

「あんたの命とか心底どうでもいい」

「言うと思いました!!」

「シュウじゃねぇが歩くのだりぃ。車ないのかよ」

「道が整備されてないからこの長い階段のぼるしかないよ」

「エレベーター作れよ」

「ロープウェイならまだしもエレベーターは無理でしょう。山だよここ」

「エスカレーターぐらいあったっていいだろう」

「エスカレーターあってもめんどくさがるだろてめぇは」

「………」

「(図星か)」

「やってらんねぇ。先に行くぞ」

「おいていかないで!!ああもう!!シュウさんどうやったら動いてくれるんですか!?」

「あんたが血をくれたら」

「やっぱそうなりますか!!今すぐは勘弁してください。動けなくなったって運んでくれないでしょう」

「なら屋敷についてからでいい。あと暫くの間、俺以外のやつに血を吸わせんなよ」

「え、何でですか?」

「血が薄くなるし他のやつの噛み痕なんて胸くそ悪い。何?俺だけじゃ満足出来ないわけ?」

「満足するしない以前に吸血されるの嫌です」

「あんたの意見なんて聞いてない。言い付け破ったら鎖でベッドに縛りつけて拘束するから。あ、どうせなら手と足に杭を打ち付けるか。動けないし、血が流れっぱなしだから吸血するとき楽だ。あんたの顔もずっと苦痛で歪んでんだろうな」

「他の人に吸われそうになっても死に物狂いで回避しますんでやめてください」

「痛いの好きだからそっちのほうがいいんじゃないの?」

「断固拒否します。痛いのも好きじゃない!!」

「あっそう。ま、どうでもいいけど。にしても歩くのダルい。手引っ張れ」

「子供か!!」





会話文なのにすげぇ長くなったwwwなのでわけてみました。それにしてもうちのシュウさんはなんかシュウさんじゃないですね!!

次はスバル君のターンからのversusに入ります^^

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