::とある日の日記(天泣)

今朝、小平太と鍛錬する約束をしていると言ったら、父様が物凄い顔をした。汁を啜りながらニガヨモギでも口に押し込まれたような顔だった。冬休みくらいうちにいなさいと言われたのだけれど、約束したものは仕方がないので一日出かけてくると言うと、じゃあ伊作くん誘いなさい伊作くんとか言い出した。いや、伊作だって都合もあるだろう。とか思っている間に父様はすごい勢いで文を書き上げて、尊くんを呼び出したかと思うと叩き付けるようにそれを託した。むしろ叩き付けていた。尊くんが気の毒だと思ったけれど、何故か尊くんに可哀想な目を向けられた。何でだろうか。



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テーマ「人外ファンタジー」
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