竹谷+久々知と

(竹谷+久々知+夢主:現パロ)

「……あの、先輩?今日ってクリスマスですよね?」
「ん?そうだけど」
「気のせいですか?さっきから鍋の材料が着々と並んでる気がするんですけど」
「あれ、水炊き嫌い?」
「好きですよ。好きですが、あのクリスマス要素は?」

「先輩!是非この幻の絹豆腐を入れましょう!」
「何、兵助。お前わざわざお取り寄せしたのか!?」
「いや待てハチ。この豆腐は、一ヶ月前から予約をしてやっと手に入れたんだからな。普通の豆腐とは一味違うんだぞ!」
「問題はそこじゃねェェェ!クリスマス要素なさ過ぎるだろ!」
「えー?だって寒いし。ねえ?」
「ですよね!第一、さっきからコタツでカタツムリになってるハチには言われたくないですよねえ」
「だって寒いだろ。苦手何だよ寒いの!」
「「知ってる」」

「…………」
「大丈夫だってハチ。三郎たちがちゃんとケーキ買ってきてくれるから。鍋食べてからケーキでクリスマスすればいいって」
「三郎が買ってくるってところが若干不安なんですが」
「大丈夫だって。……多分」
「先輩今思いっきり小声で多分て言いませんでした?」
「はははは。気のせい」
「いやそんな男らしくきっぱり言われましても」
「何か言ったかね竹谷くん?」
「イイエ、鍋楽しみですね!ちょう楽しみですね!」

「素直でよろしい。…ってちょっと兵助!?君、豆腐何丁食べるつもり!?」
「お前それ水炊きじゃなくて湯豆腐だろ!」
「え?だってクリスマスだし?」
「あー。まあそうだねえ」
「いやいや!?先輩何納得してるんですか!?何でもクリスマスって言っときゃ済むわけじゃねェから!」

(五年とクリスマス会をした場合)

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