あとがき
ケント「俺は触手を狩るための牙となるにゃー!!」みたいなラストでした。
お付き合いくださってありがとうございます。
「青い鳥を手に入れる努力は並大抵のことじゃない」
2015年4月5日〜4月25日までの一ヵ月弱の連載でした。
4月末は忙しいので完結を急いだりなんだりして途中いろいろと回想の形にしてダイジェスト風味にしたりしました。
2015年の夏コミでそのあたりを加筆修正した同人誌を発行します。
不要かと思いつつ個人的に書きたいエピソードも収録します。
気になった方は手に取っていただけたら幸いです。
完売しても書き下ろしエピソードをネット上で公開することはありません。
本になったものは本を手に取った方と私だけの秘密ということで!
(本のエピソードは自己満足な蛇足や余談なので読まなくても支障ありません。
「青い鳥」の世界を気に入ってくださった方向けです)
話は戻りますが
「青い鳥を手に入れる努力は並大抵のことじゃない」
楽しんでいただけたなら嬉しいです。
拍手からコメントいただけると更にうれしいです。
オーソドックスな浮気からの復縁物をめざしました。
予想がつかないと思って読んでてもらえたなら狙い通りです。
堅太も冬空も物作りタイプの人間なので価値観が普通とはちょっとズレてて偏屈。わりと似た者同士。
俺様に芸術家の気難しさがプラスしてるので周囲から冬空は扱いにくいと思われがちですけど話すと素直。
話すまでいかないで会話を遮断されるんですけどね。堅太以外。本編では反省してかなり話してます。
地味平凡で周りがキラキラだと多少は卑屈になるというのが前提での話なんですけれど、初期案はもっと堅太の性格をブラックにしたギャグを考えていましたがそれだと冬空と絶対に結ばれない(笑)
結ばれないならそれはそれでいいんですけど軸がブレて話が長引いてしまうので……今回の形になりました!
いつか別の話でゲス受けみたいなのを書こうと思います。
堅太はぼんやりとした良妻賢母。
人たらしというかヤンデレ製造や依存させるのが上手。
無自覚にそういうことするから冬空は多少大変です。
基本、堅太は優しいのですが嘘をつかないから嫌な気持ちになってる時に「いいよ、気にするなよ」とか調子のいいことが言いません。要領が悪い。愛想笑いなんかしない。
「謝れば許されると思ってんじゃねえ」って考えつつ無表情。
怒ってるのかって聞かれても不快に感じても怒ってないから否定してくる分かりにくさ。
弟いわく「怒ってんじゃなくて切り捨てたんだっての」ということです。
この考え方は分かりにくいかと長々と書いたのですが、これでも分かりにくかったら「分かりにくいのが堅太。噛めば噛むほど(考えれば考えるほど)味が出る」と思ってください。
こっちを見てもらうためにあーだ、こーだやってて堅太に夢中になっちゃう。
あんなに親切にしてくれたのに手を伸ばした瞬間に遠ざかろうとするなんて堅太は魔性?
そんなこんな二人の後日談やIF番外編として
弟×堅太、転入生×堅太を書いたりします。
掲載は手が空いてからになりますが、
もう少しお付き合いいただけると幸いです。
読まれた方は下のアンケートで「青い鳥」に投票いただけると嬉しいです。
prev / next