弟が執拗に乳首をいじってくるんだがどうすればいい……?

※近親相姦。タイトルそのままの内容。



 自分で言うのもなんだが俺は相当のブラコンだ。
 弟と俺は五歳年齢が離れている。
 俺の物心がついた頃には母のお腹は大きくなっていて兄弟が出来るということもちゃんと理解できていた。
 生まれたのが男の子でも女の子でも守ろうと決めていた。
 両親が引くほど俺は生まれた弟に構い倒した。思い返すと弟にウザいと言われたりグレたりされなくて、よかった。
 
 弟の水崎(みさき)は近所でも評判の美少年に成長した。
 俺はほどほどの顔だ。態度がいいからか好青年とよく言われる。
 笑顔が素敵というのはほかに褒めるポイントがないからとりあえず言っておいた、そんな気配がする。
 
 弟である水崎だけを褒めて兄である俺を無視するのはなかなか出来ないんだろう。
 俺は弟が褒められるという当然の状態に満足していたので特に何とも思わない。
 水崎はかわいくて格好良くて最高の存在だ。
 
 ただ、近頃はちょっと水崎の行動で困ることがある。
 昔からずっと水崎はかわいいが最近すこしわがままがすぎる。
 
「兄貴、おっぱい見せて」
 
 水崎が中学に入ってから頻繁に発生するこのおっぱいイベント。
 俺が眉を寄せていると「おにいちゃん、お願いっ」と甘えた声で頼んでくる。
 ちょっと身体を屈めて上目遣いで小首をかしげるなんて小悪魔すぎる芸当だ。
 
 仕方なく俺は自分の服をめくって胸を露出させる。
 当たり前だが女の人のような膨らみはない。ぺったんこのおっぱいというよりも胸板。
 鍛えていないので硬くはないがおっぱいには程遠い。
 
 水崎は昔からしゃぶり癖があり哺乳瓶でミルクを飲んで、飲み終わっても哺乳瓶を離さない子供だった。
 おしゃぶりが手放せないのかと言えばちがう。
 俺が近くにいると俺の指をしゃぶる。
 母から指しゃぶりは歯並びが悪くなるからさせないようにと注意された。
 だから舐めるのは許可したがちゅうちゅう吸うのはダメだと言い聞かせた。
 
 ある程度大きくなると指をぺろぺろするのは卒業した水崎。
 だが、俺の胸をぺろぺろするのにハマった。
 まだまだ母の胸が恋しいのだろう。
 俺は弟に乳首をぺろぺろちゅうちゅうされ続けた。
 弟が小さいころだけのことだと思っていたからだ。
 
 中学になった水崎が今でもぺろぺろちゅうちゅうしたがるなら小さなころにちゃんとやめるように癖をつけさせた。
 普通はこんなことをしないと分かっているだろう年齢の水崎に乳離れをさせるのは難しい。
 なにせ、今までずっとやっていたことだ。
 何でダメなのかと癇癪を起こす。
 そして、毎日のようにぺろぺろされる俺の乳首は敏感になり昨日なんか乳首だけで射精した。
 恥ずかしい限りだが精通がまだな水崎からすると俺は良い教材らしい。
 
 精液を面白そうに触りながら俺のペニスをしごいたりした。
 弟の手の中に精液を吐き出す兄。ダメな人間は俺だ。水崎に嫌われるかとビクビクしていたが今日も今日とておっぱい攻撃をしてくるので軽蔑されてはいないだろう。
 
「兄貴のおっぱい、俺に触られたがっててメッチャえろっ」
「水崎、胸だけ……」
「ちゃんとこっちも触ったげるけど、まずおっぱいね」
 
 俺の股間を撫でながら右の乳首を舌で突っついてくる。
 股間に手を出すなと言いたかったのに伝わっていない。
 
「兄貴は最初立ってて余裕かましてんのに最後は膝ついたり寝転がってされるがままじゃん?」
 
 情けないと言いたいんだろう。俺もそう思う。
 昨日は膝がガクガクして水崎に導かれるようにしてベッドに寝かせられた。
 
 というか俺の乳首を舐めたり吸ったり突いたりつまんだり二時間近く繰り返して腫れあがるほどいじくるのがおかしい。水崎はかわいいがそれはダメなことだと教えてあげないといけない。
 
 おっぱいフェチなのは仕方がないけれど女の子に同じことをしたら水崎はフラれてしまうかもしれない。
 
「ずっと乳首ばっかりだと……乳首痛くなっちゃうから……」
「あー、本当。今日はいつもより腫れてるかも? 昨日いっぱい引っ張ったから?」
「……なでなでも長かった」
 
 指の腹で俺の乳頭を押しつぶすような動作を水崎は宿題をしながらしていた。
 風呂へ一緒に入って身体を洗うタオルで乳首をいじられまくったりもした。
 夜は布団の中で寝ながら俺の乳首を吸っていた気もする。
 
 連続した時間は二時間だが昨日は家に帰って夕飯の時間以外はずっと水崎に乳首をいじられていたかもしれない。
 服の上から触られるのは無意識に時間外としてカウントしてしまった。慣れとは恐ろしい。
 
「でも、兄貴のおっぱいは俺に触って欲しがってんだよ。無視できねえ」
 
 水崎は心優しい子だから俺の乳首を考えてヒリヒリ痛む乳首を今日もぺろぺろする。
 俺の乳首のためを思っての行動なのは感動したが、悲しいかな水崎の聞こえた乳首の声は幻聴だ。
 
「乳首お休みしたいって言ってるよ」
 
 幼児に言い聞かせるようだが水崎のイメージがどうしても小さいころから変わらないので仕方がない。
 強い態度に出られない日和見系な兄だ。
 
「兄貴は上を休んで下がいいのか? わかった、そうしよう」
 
 俺の気持ちが伝わったのかと思ったがベルトを緩めてズボンごと下着をずりさげられて首をかしげる。
 乳首をぺろぺろしない代わりにペニスをぺろぺろすることになったらしい。
 中学なのに乳離れできないのだろうか。
 
「俺ずっと兄貴のミルク飲みたかった。いっつもティッシュでぬぐって捨てちゃってもったいねえの」
 
 あふれる唾液を俺のペニスにこすりつけながら水崎が口にする。
 かわいい弟は精液とミルクの区別がつかない。
 これは兄貴として口の中に出してやれば美味しいものじゃないと教えられていいんだろうか。
 
 乳離れするために乳首にからしを塗って見せる母親のようにすればいいのだろう。
 マズいと知れば二度目はない。
 
 そう思って俺は「今日だけだぞ」と言って許してしまった。
 一度許されたら水崎が調子に乗るのは分かっていたのに仕方がないと思ってしまうのだ。
 
 乳首に続きペニスも舐められ吸われこすられ続けて赤く痛くなって泣きを見るのは翌日のこと。
 そして、次は別の場所だとお尻の穴に指を入れられ、ぐちゃぐちゃに舐められることになるのを俺は知らない。




※どうすればいい……?→どうもできませんでした。
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