◆ 赤裸々な話(あとがき)
これは作者側の話になりますのである種のネタバレがあるかもしれません。
ご理解の上でお読みください。

サイトの各作品に繋がりがある理由、名字や名前にルールがある理由が実はあります。

作品を更新していくやる気を起こすための個人的な工夫です。

○○という作品が書くのが遅くてはかどらなくて困ったときに視点を変えて○○の親戚の××の話を書いてみると○○の話が書けるようになります。

これは○○の家族構成や家族内での立ち位置、親戚関係、育ってきた背景などが××の話を書くことでガチっと固まるので○○を描写する上でブレが消えるからです。

元々、作品を登場人物の青春の一瞬の切り取り(初恋のクローズアップなど)か人生そのもの(登場人物の過去未来、全体への言及)なのか2種類で書き方がだいぶ違います。

登場人物の青春の一瞬の切り取りはタイトル重視で細かい説明はせずにわりと無理やりに話をまとめていることがあります。
まとまらなくても切り取りなのでこれでOKと感じています。
人生は続いていくので全部を全部、学生の期間に答えを出さなくていいかな、みたいな気持ち。
(大学生や社会人になった続きを書いたらあたらしい問題にぶつかる話や身の振り方とかたぶん書いたりします)

人生そのものに関しては今後に主人公がどう生きていくのかまでを作中で入れ込む話です。

これは個人的に私が考えていることなので読んでいる方がどのタイプの話なのかを考えながら読み解く必要はありません。あまり見分けもつかないと思います。

ただ上の考えがあるので時代が共通する場合、別作品で主人公やその相手役の名前が出てきます。
○○本編から数年後だからこの時はただのバカップルだなと思ってひとりで楽しんでいます。
これは作品には関係ないので読んでいる方が気づいても気づかなくても構わないことです。

でも私のやる気は確実に出ます。勝手に和んでいます。

物語の構造や関係性それ自体に萌えを感じるからだと思います。
設定萌えってやつですね。

以上がサイトの各作品に繋がりがある理由になります。


名字や名前にルールがある理由は同類項には理由がある方がいいからです。
同じタイプの人間が親戚で固まってる方がわかりやすい感じています。

私は同類項や類似性なんかがカナリ好きです。
(だから王道、非王道、アンチ王道やファンタジーの異世界テンプレなんかも好きです)

別々の人間を同じ環境下で育てた場合に行動に違いが出るのかという考察みたいなものが好きです。

兄弟で似た行動をとったのに話が違ったりするのは面白いと思っています。
序盤の状況設定は似ているのに関係性や考えは違うので物語としての着地点も変わっていきます。
○○はうまくいったのに××は失敗したとか、△△には響いた言葉が○○はスルーとか。

私は書いていて比較して楽しいですが読む方には比較して楽しんでいただきたいというよりも一番気に入る話をそれぞれで見つけて読んでほしいと思っています。

全ての話を気に入ってほしいとかサイト内に掲載している話は誰もが読んでいて当然と思っていません。

もちろん更新したものを楽しんでいただけたら萌えのツボがガッツリ同じな方がいてすごく嬉しいことではありますが、ツボがあわない、読めない、読みたくないシチュエーションや話があるのはわかっています。
偏った性格や性癖なんかを書いているので読めない話はあらすじ避け推奨です。

一時期、更新する作品に読むことはありませんというネガティブキャンペーンを延々とされたことがあって、
疲れている時に書いてて「これ誰も読まないんだよな」とか思ってせつなくなったりするので、わざわざ伝えて来なくても大丈夫です……。
(コメントやアンケートに投票あるのを見て「読んでいる人いて良かった」って安心しています)

あからさまに人気がない作品などもあるので……口に合わない料理をまずいとあえて言わない感覚で興味ない話はスルーしてください。言われなくてもダメな部分は大体わかってます。

同じような設定でも○○と××が違うだけで反応の違いが顕著で「なるほど」と思ったりします。


いろいろと考察されたり予想してもらったりするのを聞かせてもらうのは楽しいですが、
作者としてAはBとCのあとに読むのが正しいと設定することはありません。

時系列がABCだとしても私がサイトにBCAの順に掲載することもあるのであまり気にしないでください。

2016/10/14

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